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【イベント・レポート】Cream(クリーム)4月号(メディアックス)発売記念 一色春凛さん握手会(神保町)

はじめに

去る3月22日(金)、東京・神保町の書泉グランデさんにて、「Cream(クリーム)4月号(メディアックス)発売記念 一色春凛さん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から心も洗われるような澄み切った美しい青空が広がり、空気は未だ冷たく冬の名残をとどめつつも、まもなく訪れる春の気配を確実に感じさせるような、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。

春凛さんとメルクマールメルマール

一色春凛(いっしき・はるり/ニックネーム:はるりん)さんは、「キャッコいい」(キャッチー×カッコいい)楽曲とダンス、ライブパフォーマンスで、生きていく道標となれるような存在を目指して活動中の8人組アイドル・グループ「メルクマールメルマール(略称:メルマル)」のメンバーで、担当カラーは「虚無ピンク」。
黒髪の時は、ちょっぴり寂しげで、時折アンニュイな雰囲気も漂わせながら、つぶらな瞳の奥の透明な泉の底を覗き込んでみたくなるような、不思議な雰囲気をお持ちの方です。
けれども、髪の色やメイクやファッションによってがらりとイメージが変わります。
『クリーム』のイベントを担当するようになって早や9年、これまでにたくさんのアイドルさんにお会いして来ましたが、こんなに千変万化な方には、あまりお目に掛かったことがありません。
まず、「『虚無』って何だろう?」と皆さん、お思いでしょう。
ご本人によると、「じっとしている時とか意識が飛んでて、『どこ見てんの?』みたいにメンバーに言われることがよくあって、『虚無』って付けられました」とのこと。
実は、特技が和太鼓だったり、好きなお菓子が「黒豆せんべい」だったりと、かなり「和風」なテイストをお好みのようですが。
「おじいちゃんおばあちゃん家(ち)で育ったので、和菓子が好きなんです。せんべいとか、こしあんとか。」
おお、それはお若いのに珍しいですね。
「じゃあ、おはぎとかもお好きなんですか?」と尋ねると、「いや、おはぎは苦手です。こしあんが好きなんです!」
う~ん、どう違うのだろう?
春凛さんは元々、AKB48がお好きだったのですが、現在の事務所さんのオーディションを「何となく、気分で」受けたところ、合格。
2020年5月に、メルマルさんに新メンバーとして加入されます。
グループとしての活動の傍ら、一昨年(2022年)7月に近代麻雀水着祭、昨年(2023年)8月にはTGIF(東京グラビア・アイドル・フェスティバル)にそれぞれ初参加。
すらりと伸びやかな四肢の、まぶしい水着姿を見せて下さいました。
このように、ライブ以外の活動にも積極的に挑戦されています。
春凛さんが所属するメルマルさんは、2020年1月に結成。
メルクマールとは、ドイツ語で「道標(みちしるべ)」という意味だそうです。
戦前のエリートであった旧制高校生は、自分たちの教養を示すために好んでドイツ語を日常会話の中に織り交ぜて使いましたが、そういう単語の一つとして、僕も聞いたことがあります。
メルマルさんは、「君の道標になる」をポリシーとして掲げ、都内を中心に連日、精力的にライブ活動を展開中。
昨年10月から始まったワンマンライブ・ツアーは今年1月、ファイナル(東京)における4周年記念と新体制のお披露目で完結しました。
今月(3月)は、6日には大盛況に終わった春凛さんの生誕祭、9日・10日は名古屋・大阪遠征、14日には単独定期公演、18日は『クリーム』でもおなじみ「ひめもすオーケストラ」さんとの合同ライブと、大きなイベントが目白押しでした。
「名古屋・大阪はちょいちょい行ってます」と春凛さん。
4月15日からは、東京・新宿を皮切りに、1都1府5県(千葉・埼玉・神奈川・愛知・大阪・静岡・東京)を巡るワンマン・ツアーの2周目が開始されます。
7月26日のツアー・ファイナル(東京)では、何とバンドセットによる生演奏が!
メルマルさんの楽曲は非常に音楽性が高いので、バンドセットの音が映えるでしょうね。
ツアーに合わせて、2nd mini album「“キャッコいい” from TOKYO」がリリース予定。
今後も、さらなる進化を続けるメルマルさんと春凛さんから、ますます目が離せません。

春凛さんと『クリーム』

今回のイベントは、春凛さんの『クリーム』再登場を記念したものです。
春凛さんは前回、2023年12月号で『クリーム』に初登場されました。
春凛さんのサイン入りチェキ付き『クリーム』は、名古屋・大阪を含む各店舗で軒並み完売。
書泉グランデさんで開催された発売記念イベントも大盛況だったため、満を持して再登場となったのです。
今回のイベントも、事前にご本人のSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
また、前回に続いて会場となった書泉グランデの『クリーム』ご担当者さんがメルマルさんの大ファンで、連日のように熱いメッセージ入りの告知投稿をして下さったのです。
そのあまりの熱意と情熱は、春凛さんも「神担当者さん」とお呼びになるほど。
僕もグランデさんにうかがったり、お電話を差し上げたりするたびに、「どんなにはるりんを愛していて、今回のイベントに全てを懸けているか」を滔々(とうとう)と聞かせていただきました(※なお、ご担当の方は女性です)。
まず、イベント当日の控え室のお菓子を何にするか、「一色さん好みのお菓子(チョコが好きとか、お煎餅が好きとか)を知っていたら、ご本人でもメンバーでも運営さんでもファンの方も、引ポスでもリプでもオススメを教えて下さい!」とSNSで呼び掛け。
これには、春凛さんご本人から「黒豆のついてるおせんべいが好きです」「みんなも元ツイ引用して私の好きそうなお菓子ツイートして!笑」とのご返信が。
さらに、「『クリーム4月号』の撮影当日に、春凛さんが『前回の握手会のカンバンを持って帰りたかった』とおっしゃっていた」と編集担当から聞きつけ、「さすがに現物(幅125センチ)は大きくて持ち帰れないだろうから」と、デザイナーさんからデータをもらって、何とミニチュア版をアクリル・キーホルダー(アクキー)としてご発注(※自腹だそうです)。
イベント当日に、春凛さんのお誕生日(※3月6日)プレゼントとしてご本人に手渡されました。
「ひゃあ、やばい! え、すごい! めっちゃうれしいです! めっちゃいい! 前回のカンバン、すごく気に入ってたんで持って帰りたかったけど、大きくて持って帰れなくて。めっちゃうれしい! え、やばい! もうこれ、家宝にします!」と大感激の春凛さん。
これを聞いたご担当の方は、「喜んで下さって嬉しいです。これでお腹いっぱいで帰れる。もう私は今日、ぐっすり眠れます!」と、満足げに微笑まれたのでした。
どうすれば相手が喜んでくれるかを常に考え、調査して、実行に移す。
これがきちんとできる人はなかなかいません。
接客業の鑑ですね。
話しを元に戻しますが、これら熱心な告知の甲斐あって、今回から設けた限定3名の5冊券は、メール受付を開始するや、たちまち完売!
当日も多くのファンの方が駆けつけ、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、春凛さんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
春凛さんはイベント当日、「おはようございまーす!」と、ハキハキと元気いっぱいにご挨拶されながら会場入りされました。
一瞬、「このキレイなお姉さん、誰だっけ?」と思ってしまったほど、前回の少し遠慮がちな春凛さんとは印象が違います。
髪の毛をピンクに染めていらっしゃったのは、SNSで拝見していましたが。
この日は、髪を少し落ち着いた明るめの茶色にされ、メイクの雰囲気も違っていて、目元がくっきりと際立って見えます。
前回(2023年12月号)のイベント・レポートでは、春凛さんのことを「どこかはかなげな雰囲気」と書きました。

『クリーム2023年12月号』一色春凛さんイベント・レポート

が、今回は、たとえて言うならば、同窓会で数年ぶりに会った高校の同級生が、見違えるほど垢抜けた大人の女性になっていて、ハッと息を呑んだという感じでしょうか。
春凛さんは、髪の毛をご自分で染めていらっしゃるそうです。
「ブリーチは美容院でしたんですけど、色は自分で。素手で手袋なしで左手で真っピンクに染めました。指先の感覚が大事なんです。今日も自分で染めました。紫色っぽくしたんですけど、色落ちしてベージュに。」
ご担当カラーのピンクの話題が出たので、今回の『クリーム』のグラビアで披露されたピンクのビキニ(!)についても、お話しをうかがってみました。
「水着はかわいかったです。撮影のとき、選択肢が3~4択で、いちばん派手じゃない、チェックとかじゃなくて無地のやつをえらびました。ピンクにしたのは、担当カラーにしたほうがいいかなという配慮。意識は高く、ピンクを背負って行くぞという決意です。」
前回も思いましたが、その辺のアイドルさんにありがちな模範解答ではなく、ちょっと斜に構えた感じが春凛さんらしいですね。
ついでに、「今後の目標は何かありますか?」と尋ねると、「う~~~~~ん」とさんざん悩まれた挙句、「ライブたのしいけど、ライブ以外の仕事――今回みたいなイベントとか、いっぱい、色々できたらいいな。」
こういう自然体なところが春凛さんの魅力なのでしょう。
それから、メイク、お着替えと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
春凛さんは、『クリーム2月号』の誌面で着たのと同じ、上はほんのりと淡いピンクの半袖シャツに、紺色の地にエンジ色のトラッドなレジメンタルにクレスト(紋章)が入った蝶リボン、下は深緑を基調にしたタータン・チェック柄のプリーツ・ミニスカートでご登場。
スレンダーなスタイルに、春めいた制服と明るい髪の色が絶妙にマッチして、まるで女子高生向けファッション雑誌に出ているモデルさんのようです。
会場には、メルマルさんの1st mini album「FUKAMARU MERMAL」がエンドレスで流れています。
全体的にロック・テイストのアップ・テンポでありながら、マイナー調でちょっと切ない感じの曲が多く、メンバーさんが全員、非常に歌唱力があって、パンチのある歌声で、まさにグループのコンセプト通り、「キャッチ―でカッコいい」のオンパレード。
とても耳に心地良く、会場と一体化していて、時にBGMが流れていることすら忘れてしまうほどでした。
今回のイベントは、チェキ撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、『クリーム4月号』のお渡し(※うち1冊にその場でサイン・宛て名・日付け入れ)があり、2冊券では、それに加えて2ショットチェキの撮影(※サイン・宛て名・日付け入れ+1分間トーク付き)、3冊券では、2ショットチェキを2枚撮ることが可能です(※チェキは写メに変更できます)。
さらに、今回新設した【限定3名】の5冊券では、2ショットチェキが3枚になるのに加えて、お客様の私物にサインを入れる「私物サイン」と、特製フォトパネル(ワイド6切判 ※203×305 mm)のお渡しがあります。
基本的には、メルマルさんの普段のライブ後の特典会と同じレギュレーションですが、今回は本誌へのサイン入れの時間は1分間のトークタイムに含まれないので、その分長く春凛さんとお話しできるのです。
何という豪華な特典でしょうか。
当初、「 例えば、他のタレントさんですと、フォトパネルなどの特典グッズを弊社で作って、5冊券の方にお渡ししたりしております」「そういった特典グッズを作ることも出来ますので、ぜひご検討下さい」と春凛さんのマネージャーさんに提案すると、「5冊なら購入する方がいるかもしれないですが、そんなに多くはいないと思います…」とのことでした。
しかし、結果は【即完売】!
春凛さんの人気ぶりを再確認しました。
特製フォトパネルの写真は、春凛さんのキュートなビキニ姿です。
これには、ご本人もSNSで「わわわわわぁ水着じゃん~」と反応して下さいました。
こちらは、ちゃんとした業者に発注しているので、画質が非常に良いです(※フジカラー高級プリント)。
パネルの右上には、うっすらと「虚無」という文字が入っています。
デザイン担当が恐る恐る「虚無って入れてみたんですけど、怒られませんかね?」と言うので、「大丈夫でしょ。実際、虚無担当なんだから。怒られたら削除すれば」と応じて、そのままマネージャーさんに確認のメールを送りました。
マネージャーさんからは「虚無まったく問題ありません!最高です!」というご返信をいただいたのでひと安心。
その後、春凛さんの生誕祭のポスターを拝見すると、巨大なピンクの文字で「虚無」と書かれていたので、「何だあ! こんなんだったら、もっとでっかく【虚無】って入れれば良かったなあ!」と、デザイン担当と二人で大笑いしました。
春凛さんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどで確認して、詳細までご存じです。
最初は、1冊券の方から。
「こんにちはー! はじめまして!」明るくご挨拶する春凛さん。
「申し込んだんだけど。」
「行けなかったんだ?」
「普段、アイドルの現場中心なんだけど、一色さんのライブみたことなかった。」
「おかしいよね。ライブ来てね!」
「初めまして」の方とも、すぐに打ち解ける春凛さんなのでした。
続いては、常連の方です。
「やあ、こんにちは! 今日は仕事なの?」
「休み。」
「なんで?」
「そういうこともあるんだ。」
「昨日は? 昨日、祝日?」
「違うよ。」
「わすれてた!」
お茶目な春凛さんです。
常連の方が続きます。
「あ、こんにちは!」
「前回(『クリーム2023年12月号』)より学生っぽい。」
「どういうこと? バカにしてんだろ! 悪口だ。ひらきなおってんだろ。髪色あかるくなったの、おかしくない?」
「前回、11月だろ。もう4か月経った。」
「月日は百代の過客」ですね。
今度は、オレンジ色の服を着た方がいらっしゃいました。
「はーい! やっほー! めっちゃオレンジじゃん! すごいじゃん! なんかオレンジにみどり、ハロウィンみたい。今日は休み?」
「うん。あ、休みですよ。」
「ここって、よくわかんない。ここ新宿? でも、なんか、まじ土地わかんない。」
え~っと、神保町は千代田区なので、新宿ではないですね。
その次は、仕事を抜け出して来られた方。
「イェーイ、やっほー! こんにちは! めっちゃ仕事おわり?」
「めっちゃ立食パーティーやってんの抜けて来た。」
「えー!」
「めっちゃローストビーフとか出るの、抜けて来た。めっちゃはるりんに会いたくて。」
「でも、もどるんでしょ?」
「もどったらパーティー終わってる。ローストビーフはいつでも食べられるけど、はるりんには今日しか会えない。」
「いいこと言うじゃん! ローストビーフに勝った。」
う~ん、ローストビーフか、いいなあ。
僕ならローストビーフを…(すみません)。
いやあ、春凛さん、愛されていますね。
続いては、マスクを外して来られた方です。
「あ、こんにちは~! なんかマスクないの、はじめてじゃない?」
「ちょっとだけ外してみた。」
「なんか今、新鮮。」
「自分も新鮮です。何かグラビア・アイドルみたい。」
「これ(『クリーム4月号』)、持ってるでしょ?」
「売り切れてたから、まだ買ってないよ。」
春凛さんから受け取って、じっくりとご覧になって下さい。

いよいよイベント開始(その2)

ここからは、2冊券の方。
「やあ! なにわらってんの?」
「良かったね、2回目(の『クリーム』掲載)呼んでもらえて。ギリ現役。」
「おい! ギリって言うな! 余裕だろ!」
いやいや、こんなに洗練された女子高生は、現役でも滅多にいませんよ。
続いての方は…。
「はい、こんにちはー! え、見たことある?」
「見てる見てる。」
「え、いつ? 私しゃべった?」
「しゃべった。さすらってたから。いつも見てるから。」
「私の記憶、ボケてるだけ? え、だれだれだれ? どっかで会ったことある?」
「日本で。」
「こらこら。」
春凛さんとファンの方とのやり取りが、いちいち愉快ですね。
さあ、どんどん行きましょう。
次は、春凛さんとお会いするのは2度目の方でしょうか。
「イェーイ!」
「〇〇です。」
「なんか見たことあるって思った。イェーイ! ありがとう! 最近見たよ。どこで会った? 横浜じゃない? 川崎じゃないよね?」
「合ってる。」
「それ以来、来ないやつじゃん!」
「ここからですよ。仕事休みました。」
「意識高いじゃん!」
皆さん、お仕事を休まれてでも春凛さんに会いたいんですね。
今度は、また常連の方でしょうか。
「こんにちは~!」
「すごい! 現役JKじゃん!」
「そうだよね、若い。前回よりも、それ言われるんだけど。」
「髪色がね、明るいから。」
「そういうことね。ませてるってこと?」
いやいや、「大人びた美少女」ってことですよ。
その次は、ノリノリのファンの方がいらっしゃいました。
「どうもで~す!」
「あっ!」春凛さん、すぐにどなたか気がつかれたよう。
「毎回レアな制服姿だよ。」
「たまたま向こう(※名古屋)行った時、チェキ買って。」
「けっこう名古屋いってる?」
「毎週行ってるんで。」
「でも、亀戸のライブにいたから、平日はこっちにいるってこと?」
ファンの方のことは何でも知っておこうとされる春凛さんなのでした。
次の方、どうぞ。
「イェーイ!」
「早かったよね、この日が来るのが」しみじみと語るファンの方。
「早かった? 生誕祭おわって秒で来た。」
それだけ待ち遠しかったということでしょうか。
さらに、常連の方がいらっしゃいました。
「イェイ、やっほー! イェイイェイ、こんにちは! なに、今、いそがしい? マジか! 3月はいそがしいからさ、みんな、マジで!」
「髪色、落とした?」
「落としたんだけど、ちがう色もちょっと落ちてっちゃって。」
「髪色めっちゃ変えてるよね。毎回違う。」
「やばいよね。」
確かに、こんなに頻繁に髪の色を変えているアイドルさんは珍しいかも知れません。
続いての方です。
「おっ、やっほー! 今日はなんにもほかの予定ないの?」
「これのために。」
「フリー? すごい! 今日はさ~、生誕祭以来? そうだよね~。なにしてるの? 最近どこ行ってるの? いいのよ、メルマルだけ来れば!」
その通りですね。
次の方がいらっしゃいました。
「あ、やっほー! イェーイ!」
春凛さんは、この方が寝不足なのを心配されています。
「あざーっす! 休み取った! 久々にモンスター(※栄養ドリンク)飲んだら、めっちゃ腹痛い!」
「やばいよね! ぶったおれるよ! や、うれしい! ありがとー! 明日とかでも寝れないの?」
「明日、2連休。」
「最高じゃん! ハッピー!」
何とファン想いな春凛さんなのでしょうか!

いよいよイベント開始(その3)

ここからは、3冊券の方です。
「はい、こんにちは~! あれだ~、11月ぶり! ちゃんとピンクシャツだから。さすが、意識高いよ。制服みたいにしてる、今日? そうでしょ? まさか、また来るとは思わなかった。」
「結構売れ行き良さそうだから、次もあるなって。」
「その(売れ行きの)一部だから。」
ありがとうございます!
イベントにたくさんのお客様が参加して下さったり、チェキ付きの売れ行きが良ければ、もちろん、また春凛さんにご出演をお願いすることもあると思いますよ。
続いての方です。
「こんにちは~!」
この方は、卒業証書を入れる筒にピンクのリボンを巻いてお持ちになりました。
「開けてみ。」
「お~! 大好き、これ! 食べていい?」
中には、何と春凛さんの大好物である「タラタラしてんじゃね~よ」が入っていました。
あの「よっちゃんイカ」で有名な「よっちゃん食品工業」が作っている、タラの珍味風の駄菓子。
それにしても、春凛さんはお若いのに、渋いお菓子がお好きですね。
「筒が固かったんで、コアラのマーチとか入るかなって思ったら、全然入らなかった。」
「あー、ありがとうございます! なんかすごい! ホントに卒業した人みたい!」
「3月だからね。」
「一色が卒業しちゃったら、もうメルマルのメンバーじゃない。」
「就職したり。」
「もう就職さえあるか心配になったり。」
「大学とか学位記はもう筒じゃないんだね。四角い。」
「やっぱ時代だね。これ、自分でむすんだの、リボン? 器用だね。」
ちなみに、春凛さんは、中学の卒業証書は丸い筒に入っていましたが、高校では四角いファイルだったそうです。
僕の高校の卒業証書(※30年以上前です)は丸い筒だったなあ。

いよいよイベント開始(その4)

ここからは、5冊券の方です。
「あ、まにあった。余裕?」
「余裕だから。1時間早退して来た。ピンクの衣装いいじゃん。」
「シャツ、ピンクがいいよね。ホントは水色が良かったんだけど、ピンクにした。ピンク着たら女子っぽいよね。水色だと、ちょっとボーイッシュじゃない?」
そして、春凛さんは今回も、書泉さんが作って下さった「握手会」のカンバンをいたくお気に召されました。
「今回もカンバンかわいい! かわいくない? まじでいい!」
「握手会」のカンバンは毎回、書泉さんの親会社であるアニメイトのデザイナーさんが、タレントさんのプロフィールを参考にしてデザインされています。
「何だかんだで雑誌、初日に買いに来た。」
「3月7日ね。今日は2週間ぶりに来たのね。」
「せんべい食ったの?」
「まだ。食べるヒマなかった。終わったらバクバク。私の大好きな黒豆せんべいが2種類あって、まじでハッピー!」
前述の、書泉グランデのご担当者さんがアンケートを取って注文されたお菓子です。
春凛さんが喜んで下さって良かったですね。
続いての方、どうぞ。
「こんにちは! うれし~! 今日は休み?」
「今日は仕事でした。」
「まにあった? ここから近い?」
「20分くらい。」
「激チカやん!」
「ここの集合時間くらいに仕事が終わった。」
「おつかれさまです!」
本当に皆さん、春凛さんに会いたい一心で駆けつけて下さったんですね。
中には、2周した方もいらっしゃいました。
「おかえりなさい!」
春凛さんが温かく迎えます。
息を切らして会場に飛び込んで来た方も。
「おー!」
「間に合ったよ~! 間に合った! とりあえず向かって来た。開始から1時間は持つかな~って。」
「ありがたい。サンキュー!」
「筋肉痛になりそう。」
「じじいだ、じじい。ありがとね!」
この言葉は、春凛さんなりの愛情表現なのでしょう。
こんなに素敵な春凛さんですから、そりゃ、無理してでも会いたくなりますよね。

チェキ&写真撮影タイム

今回は、1冊券の方から、『クリーム4月号』1冊に、春凛さんのサインと、お客様の宛て名、日付けがその場で入ります。
本誌へのサイン入れの時間は、2冊券以上のチェキ撮影に付いて来る「トークタイム1分」には含まれません。
春凛さんのサインは、ローマ字(筆記体)の「Haruri」に、ひらがなの「はるりん」とハートマーク、それに大好きなくまさんをあしらった、とても可愛らしくてメルヘンなものです。
2冊券以上の方は、2ショットチェキの撮影があります。
「はい、チェキチェキ! イェーイ!」
左手を開いて頬の横に置き、右腕を前に伸ばすポーズを取る春凛さん。
さらに、お二人が並んでカンバンの前に立ち、外側の方の腕を斜め上にあげ、内側の腕を下にさげるポーズ。
文章で表現するのは難しいですね。
普通はハートとかWピースとか、もう少し定番のポーズが多いのですが。
「いいじゃん、かわいい! 盛れ盛れ!」
でき上がったチェキを見て、春凛さん、ご満悦です。
チェキの撮影は、写メに変更することもできます。
春凛さんがお気に入りのカンバンを両手の人差し指でさして、「こんな感じ?」
「まかせる。」
「おー、いいやん!」
埼玉ご出身なのに、なぜか語尾が関西弁になる春凛さん。
皆さん、思い思いにラブリーな春凛さんとのチェキ&撮影のひとときを楽しまれたのでした。

私物サイン

5冊券の方には、お客様の私物にサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
最初の方は何と、2021年に数量限定で販売された春凛さんの写真集『染まっていく。』をお持ちになりました。
「やばいよ、マジ」春凛さん、真顔で驚かれています。
「ヤバイ言うな~!」
「初期の、初期の…サインはここでいいんだよね? こっちってこと? じゃあ、うしろで。」
「こっちで。」
「え~! 最悪なんだけど。」
「最悪言うな! それ以外には、虚無Tシャツかチェキ帳しかなかったから。」
春凛さん、ご自分の初期の写真集をご覧になるのが、そんなに恥ずかしいのでしょうか。
次の方も、レアな品物を持って来られたようです。
「こんなもの持って来ました!」
「なに? やばい! 初期クリアファイル! いにしえ過ぎる! 初期のフライヤーも入ってるんだ! え、なつかし過ぎるよ! フライヤー、ちゃんと取っといてくれる人いるんだ! うわ~! すご! どこにサイン入れる? でっかくていい? ピンクのマジックで見えるかな? 黒? このロゴ、めっちゃ好きだった! 2021年って、もう3年たってるんだ! え、すごーい! 全部のってる!」
ひたすらノスタルジーに浸る春凛さんなのでした。
ご希望の品物を特にご用意されていらっしゃらない方には、「こちらにもサインを入れることができますよ」と、5冊券の特典・特製フォトパネルをおすすめしました。
それにしても、こんなにレアなグッズを持って来て下さるファンの方がいらっしゃって、春凛さんもこんなに喜んで下さると、今回、5冊券を新設して、私物サインを特典に入れたことが、とても良かったと思えます。

本のお渡し&握手

そして、本のお渡し。
5冊券の方は重いので大変です。
「お、すごく重い! 激おも! 重い!」
思わず声が出てしまう春凛さん。
いよいよ握手の時間です。
春凛さんはファンの方に、すっと両手を差し出します。
「はい! あくしゅ~! イェーイ! めっちゃあったかいんだけど!」
「はるりんと握手したの、初めてかも。」
「だよね~。」
ファンの方を想う春凛さんの気持ちが伝わる、忘れ得ぬ瞬間になったことでしょう。
最後は、「ありがとねー! またねー! バイバーイ!」と、手を振ってにこやかにお見送り。
どんな時でもファンの方に心を配る春凛さんが、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
妖精のような春凛さんと、熱心なファンの方々のおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかった春凛さんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
一色春凛さん、ご参加下さいましたお客様、書泉グランデさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】