冤罪File No.28 2017年08月号

発売日:2017/6/17 定価(税込み):662円
冤罪File 日本で唯一の冤罪専門誌
無実にもかかわらず犯罪者として扱われる冤罪。起訴されると有罪率99.9%という日本の刑事裁判で、一個人が人生を賭して無罪を訴えても司法の壁は極めて厚い。たとえ無罪を勝ち取ったとしても奪われた時間は決して戻らない。そればかりか仕事や家庭や友人など、それまで築き上げてきた財産を完全に回復できるとも限らない。何もしていないのに人生が滅茶苦茶に破壊されてしまう不条理こそ冤罪被害の恐ろしさなのだ。先進国であるはずの日本において冤罪ほど時代錯誤の人権侵害は他にない。
「冤罪File」は大手メディアが真相を報じない数々の冤罪事件を取り上げ、中立的視点で裁判の問題点を検証し、冤罪の構図を浮き彫りにする日本で唯一の冤罪専門誌である。
冤罪File No.28掲載記事紹介
●PHOTO TOPIX
続報 長岡市・ラブホテル放火事件
火元の特定無し!
物証無し!
侵入経路の検証すら無し!
百聞は一見にしかず
『私の身体(カラダ)では屋根裏を通ることができない!』
●巻頭インタビュー
元裁判官・弁護士 木谷明氏×作家・タレント室井佑月氏
室井佑月が吼える!
木谷明が応える!
裁判官こそ厳しくジャッジされなければならない!
●千葉・18歳少女「生き埋め」殺害事件
見過ごされた「冤罪疑惑」
殺害の「共謀」は本当にあったのか?
●驚きのずさん捜査!
「不手際?捏造?警視庁町田署覚せい剤 尿すり替え事件!」のあきれる顛末!
●奪われた守氏の人生!隠された無罪証拠の開示を迫る!
北陵クリニック「筋弛緩剤」事件再審請求審
●迫りくる冤罪の恐怖!
勝ち取った逆転無罪判決に、検察がまさかの上告
苦しみ続ける冤罪被害者、野放しの真犯人……
米子市ラブホテル支配人殺人事件
●元・検事で自らも冤罪を作りだしたことがある市川弁護士が語る、冤罪の温床、現場の自白偏重の問題点とは!?
「冤罪を防止する最良の方法は、起訴させないことに限ります」
●広島・元アナウンサー「窃盗」事件
最高裁が異例の逆転無罪判決!
0.038%の逆転劇!
本誌が追い続けた雪冤みのる!
●不良少年を追いつめた警察署ぐるみ不祥事隠し!
愛知中川署椅子投てき事件
冤罪に翻弄された少年のその後の人生とは?
●特集 続報シリーズ
①長岡市・ラブホテル放火事件
収監を待つ男性が現場再現実験で冤罪を訴える
「裁判官、判決で認定した“屋根裏通りぬけ”は不可能です」
②再審請求棄却の和歌山カレー事件
「架空の容器」でごまかした浅見健次郎裁判長
③事実を認めてほしい! 冤罪「高知白バイ事件」の今!!
警察の不祥事隠ぺいのために、一人の一般市民が生け贄に……
検察・裁判所に正義はないのか!
④奈良県警・留置場内変死事件
まともな捜査もなされず、『告発に当たる事実はなかった』
刑事告発を受けた奈良県警のあきれた発表
書名 | 冤罪File No.28 |
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月号・通巻 | 2017年08月号 |
著者 | |
定価(税込(10%)) | 662円 |
本体価格 | 602円 |
判型 | A5 |
発売日 | 2017/6/17 |
雑誌コード | 04194-08 |
ISBN/JAN | 4910041940875 |