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【イベント・レポート】Cream(クリーム)12月号発売記念 夏未ゆうかさん握手会(神保町)

はじめに

去る11月7日(金)、東京・神保町の書泉グランデさんにて、「Cream(クリーム)12月号発売記念 夏未ゆうかさん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から雲ひとつなく澄み切った冬の青空が広がりつつ、気温も穏やかに上がって暖かく、まさに絶好のイベント日和。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
夏未ゆうかさん(愛称:ゆちゃん)は、「何気ない日々を応援したい!お祭り系アイドルグループ」をコンセプトに活動する6人組アイドル・グループ「イイトコドリ」の赤色担当で、長野県出身の26歳。
まるで小動物のようにくりくりと動く大きな瞳が愛らしく、目尻が下がって口角がきゅっと上がった完璧な笑みをたたえながらも、その表情はいつも柔らかで優しく、まさに天性のアイドルのような方です。
趣味はサンリオピューロランド(東京都多摩市)に通うこと。
「かわいいものが好きなんです。かわいいものへの執着がかわいいアイドルに結びつくんだと思うんですけど。」
10年前からはピューロランドの年間パスポートを持つようになって、これまでに通算200回以上は通ったそう。
「母がサンリオ好きだったんです。気がついたらサンリオがいたって感じで、家には常にありました。母なりの英才教育だと思うんですけど、しつけのためのビデオやアニメまであって、サンリオが生活の一部でした。あまりに身近にいたんで、そこから好きになったって言うか。最初に好きになったのはキティちゃんです。」
おお、定番ですね。
でも、いちばん好きなキャラクターはシナモンと聞きましたが。
「5歳のとき、シナモンくんのミュージカルがあって、それを観て、ひとめぼれしました。そのときに買ってもらったぬいぐるみを今でも大事にしていて、いつもやさしく言葉をかけています。」
この世知辛い世の中で、何とも心が洗われるようなお話しです。
ゆうかさんの小さい頃は、どんな子供だったのでしょうか?
「すごくのんびりして、とぼけた感じでした。おとなしいって言うか、引っ込み思案だったと思います。」
その一方で、空手や剣道を習ったりしていたんですね。
「空手は小1から中1まで7年間、習っていました。剣道は、母が先生だったので、道場について行ってたんです。いいなとは思ってたんですけど、自分は見るだけで。中学では剣道部に入りました。でも、中学時代は陰キャだったんですけどね。」
今の朗らかなゆうかさんからは想像もつきません。

ゆうかさんとアイドル

そんなゆうかさんがアイドルになったきっかけは、やはりサンリオでした。
「2歳のころから母にサンリオピューロランドに連れて行ってもらってたんです。それで、ピューロランドの中でやっている『パレードショー』にあこがれました。小学校高学年のとき、ピューロランド20周年記念ミュージカルとしてフェアリーランドシアターで上演されていた『マイメロディの星と花の伝説』を観て、心が動きました。この中に登場する妖精フローラになりたいって本気で思ったんです。フェアリーランドシアターのステージに立ちたい、ダンサーになりたいって。」
運命的な出会いですね。
「中学生になってからダンスやお芝居を習わせてもらいました。つらいことがあったときも、母がピューロランドに連れて行ってくれたのが心の支えになりました。長野から東京だから何時間もかかるんですけど、それでも2か月に1回は連れて行ってくれました。1日4回公演の同じミュージカルを全部観て、セリフも覚えるくらい。それで、舞台ってなまもの、生きものだなあって。根がオタク気質なんで。」
いやいや、中学生でそこまで感じられるというのは、感受性が強いということですよ。
「今でも母には感謝しています。中学生のころ、色々あって人生のどん底にあったとき、サンリオのミュージカルを観て感銘を受けました。心から救われる感覚がありました。エンターテインメントは人を楽しませるだけじゃなくて、人の心も救えるんですね。それで、テーマパークのことをもっと勉強したいと思って、高校から上京することにしたんです。」
そこで、高校卒業までメンバーとして活動することになるアイドル・グループと出会います。
「最初は自分がアイドルになれるなんて思っていなかったんです。でも、グループに入らないかとお声掛けいただく機会があり、自分を変えるチャンスだなと思って挑戦することにしました。アイドルになって、自分でも驚くくらい性格がガラリと変わったんです。人前に出ることでコミュニケーション能力がついたと言うか、人と関わることが好きになりました。」
それから、ゆうかさんは幾つかのアイドル・グループで活動されます。
その中で、2022年6月にはピューロランドで行われたライブに出演し、「サンリオピューロランドのステージに立つ」という最初の夢を見事に叶えられました。
また、グループを卒業してソロで活動されていた時期には、たくさんの舞台にも出演。
「お芝居も結構好きなんです。今はスケジュールの都合でなかなか出られないんですけど、機会があれば、舞台もぜひがんばりたいです。」
2024年11月、ゆうかさんはイイトコドリの新メンバーとしてファンの皆さんに初お披露目されました。
イイトコドリは、所属事務所が行なったSPJアイドルユニット争奪戦を勝ち抜いて2024年9月にデビューしたアイドル・グループです。
「コンセプトはお祭り系アイドルなんですよ。みんなをわちゃわちゃと応援する。楽しいですよ。今は毎日のようにライブがあります。今年10月4日には初のワンマンライブも開催しました。今月(11月)は名古屋遠征も予定しています。名古屋はもう3回目なんです。大阪にも遠征で行きました。」
代表曲は「恋世界」。
「キミが好きで好きで好き過ぎて 息が止まるほど」と、切ない恋心を歌い上げたマイナー調の曲で、サビでは急展開してアップテンポになります。
キャッチーでパンチのある曲です。
さらに、「最強最高あべこべ音頭」。
祭り囃子をテーマにした曲で、合いの手のように何度も小鼓の音が入ります。
「ぱっぱっぱっぱらっぱ」とか「わちゃわちゃわちゃちゃちゃちゃ」という歌詞が何度も繰り返され、ハチャメチャなようでいて、なかなかカッコイイ曲。
「私はすごくイイトコドリっぽい曲だなって思います。ライブでは最高に盛り上がる曲です。」
では、アイドルとしての今後の目標を聞かせて下さい。
「グループとしてもっとたくさんの人に知っていただけるようになりたいです。やっぱり、当面の目標はTIF(東京アイドル・フェスティバル)に出ることですね。そして、私にとってアイドルは人生でいちばん好きなお仕事なので、ずっと続けたいですし、活動年数も重ねて来ているので、個人としても色んな方に知っていただきたいなって思います。」
そう言って、にこやかに微笑むゆうかさんは、まごうかたなきアイドルのお顔をされていました。

ゆうかさんとグラビア

ゆうかさんは、グラビアでも大活躍されています。
2022年5月、週刊プレイボーイ編集部主宰「週プレ編集者の隠し玉グランプリ」にエントリーされ、後にグランプリを獲得!
同年10月には、同誌に撮り下ろしグラビアが掲載され、またデジタル写真集も発売されました。
これがゆうかさんのグラビア・デビューです。
様々な媒体で、ゆうかさんのフォトジェニックなスタイルが称賛されました。
「でも、自分ではグラビアに向いているとか思ったことないんです。胸が大きいっていうのも、言われるまであんまり意識したこともなかったですし。」
今年6月には、同誌に約3年ぶりのグラビア掲載でカムバック。
さらに、10月には「週プレ創刊59周年記念グラビア」に59人のグラビアアイドルの一人として、同じ事務所の先輩の西永彩奈さんやちとせよしのさんらと共に掲載されました。
「グラビアは今まで私個人でしか出たことがなくて、ほかのグラビアアイドルさんといっしょにお仕事させていただいたのが初めてだったので、すごく緊張しました。でも、ロケは山奥だったんですけど、プールでうわ~っとはしゃいで、まるで青春みたいに、最高に楽しんで撮影できました。」
グラビア活動の最初が『週プレ』で、しかも、その後もこんなに掲載の機会があるというのがスゴイですね。
また、2022年5月には『non-no』(集英社)にも掲載されるなど、女性ファッション誌にも出ていらっしゃいます。
2024年3月には『FRIDAY』(講談社)にグラビア掲載。
そして、2025年5月、1st DVD『夏への手紙』(竹書房)が発売され、DMM日間グラビアランキングで予約1位を獲得します。
この作品はフィリピンで撮影され、ゆうかさんにとって初の海外でのお仕事でした。
翌6月に開催されたソフマップAKIBAアミューズメント館さんでの発売記念イベントでは、何と追加配布分まで完売!
8月には、早くも2枚目のDVD『初めての夏恋』(スパイスビジュアル)がリリースされます。
本作の中で披露した、茶色のレオタード姿で180度開脚し、さらに前にかがんでお胸を床に着けようとするショットをSNSに掲載したところ、何と3万いいねの大バズリ!
特技が軟体で、「脚がコンパスになる」とよくプロフィールに書かれていますが。
「関節がイカれてるんです。空手で股割りもよくやりました。中1でジャズダンスを習ったんですけど、毎日朝晩にストレッチを30分ずつやっていたら、柔らかくなりました。当然、足先はてっぺんまで上がりますよ。開脚したまま360度回転できるんです。ライブ中にパフォーマンスでよくやります。今日はスカートなので実演はできないですけど。」
ゆうかさんが一生懸命説明して下さったのですが、足の指の爪を切るのも苦労するほど身体が硬い50歳代のオヤジには、どうしても理解ができませんでした。
しかし、これを拝見するために『初めての夏恋』を購入して、やっと意味が分かりました。
これはスゴイ!
僕の拙い文章力では上手く表現し切れませんので、皆様、ぜひDVDをご覧になって下さい。
来る11月25日には3rd DVD『可愛い~許す』(Aircontrol)を発売予定。
今度は初のベトナムロケを敢行したそうです。
それから、2025年7月には「近代麻雀学院 真夏の水着祭」に参加。
「水着の撮影会は初めてでした。普段は個人撮影会ばかりなので、団体での撮影会も初めてでした。」
グラビアでの今後の目標は何かありますか?
「いつか雑誌の表紙を飾りたいです。表紙になるのは人生の目標でもあるんです。あと、やっぱり紙の写真集を出せるようにがんばりたいです。そのときは、発売記念イベントはぜひ書泉さんでお願いします!」
ゆうかさんはグラビア界の逸材なので、その夢もきっと実現することでしょう。

ゆうかさんと『クリーム』

ゆうかさんは2025年2月号で『クリーム』に初登場されました。
「昨年(2024年)10月だったと思うんですけど、今の事務所に所属してすぐ、お話しをいただきました。『クリーム』さんと言えば、同じ事務所の西永さんが副編集長で、いちばん出たかった雑誌なので、掲載が決まってうれしかったです。」
衣装は襟までまっ白な半袖セーラー服でした。
「高校は自分が行きたい学校だったんですけど、制服はブレザーでした。ほんとはセーラー服への憧れというか執着がすごくあって、アイドルを始めてから、イベントで制服を着ることになったら、100パーセント、セーラーを着ていました。大人になってもセーラー服を着られるのって、アイドルの特権だなって思います。絶対にセーラーが好きなので、『クリーム』さんに出ると決まった瞬間、セーラーを着られるぞ!って思いました。」
ものすごくセーラー服愛がお強いんですね。
制服は撮影現場で選ばれたのですか?
「いろんな形や色の制服を用意していただいてたんですけど、衣装さんが『可愛いよ』ってすすめて下さったので、これにしました。王道でシンプルな形なんですけど、襟が紺じゃないのってめずらしいなと思って。」
そして今回、2度目の『クリーム』ご登場です。
「2回目も呼んでいただけて、すごくうれしかったです。前回はセーラー服だけだったんですけど、今回は展開もあり、ページ数も増えて、うれしかったです。『クリーム』さんと言えば制服のイメージが強いので、また制服が着られるぞってワクワクしました。かわいく撮れるようにがんばろうって。」
撮影はどんな感じでしたか?
「今回は前回みたいな白バックだけと違って背景のあるスタジオだったので、色んなパターンで撮っていただけました。西永さんも撮影のときに来てくださったので、いっぱいアドバイスをしてくださって、いい経験になりました。西永さんと言えばパンチラの達人じゃないですか。今の事務所に入るまで、グラビアの撮影はあっても、こんなにパンチラとかやったことなかったんで、脚の上げ方とか、勉強になりました。」
今回の制服は前回よりさらにオーソドックスな夏用セーラー服ですが、こちらも現場で選ばれたのですか?
「いえ、今回は元々用意してくださっていた制服です。リボンだけ現地で選びました。この茶色っぽいのがいいなって。それから、白のランジェリーへの展開がありました。DVDの撮影で展開はあったんですけど、雑誌のグラビアでセーラーの展開は初めてでした。ピンクの競泳水着も初めてで、衣装のチョイスがすごくうれしかったです。」
これから『クリーム』でやってみたいことは何ですか?
「色んな制服を色んな組み合わせで着てみたいです。それから、スタジオ以外に、野外での撮影にも挑戦してみたいです。色んな一面を見せられるようにがんばるので、ぜひまた呼んでください! そして、ゆくゆくは表紙になりたいです!」
ゆうかさんの優しい瞳の奥が一瞬、きらりと光りました。
これは本気ですね。
ファンの皆さんの応援さえあれば、決して不可能な目標ではないと思うので、ぜひ頑張って下さい。
今回のイベントは、ゆうかさんの2回目の『クリーム』登場を記念したものです。
ゆうかさんは、『週プレ』や『FRIDAY』でサイン会は経験されていますが、雑誌の握手会は生まれて初めてとのこと。
また、イイトコドリさんとしては、『Top Yell NEO』(竹書房)の発売記念イベントを書泉ブックタワーさん(秋葉原)で今年4月に開催されましたが、個人で書泉さんの、しかもグランデさん(神保町)でイベントを行うのは初という初めて尽くし。
そのため、事前にご本人にSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、当日はたくさんのファンの方が駆けつけ、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、ゆうかさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
ゆうかさんはイベント当日、「おはようございます! 夏未ゆうかです! 本日はよろしくお願いします!」と満面のアイドル・スマイルを浮かべて折り目正しくご挨拶されながら、会場にいらっしゃいました。
さすが、アイドルとしてキャリアを重ねていらっしゃっただけあって、単に可愛いだけではなく、社会人としての礼儀もきちんと身に着けていらっしゃいます。
それから、メイク、お着替え、撮影、インタビューと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始

さて、いよいよイベントの始まり。
ゆうかさんは、『クリーム12月号』の誌面で着たのと同じ、上は紺地に3本の白いラインの入った襟と袖を持つオーソドックスな白の半袖セーラー服に、赤銅色のリボン、下は紺のプリーツ・ミニスカートでご登場。
春の野に咲くひなぎくのようにピュアな笑顔で、一瞬にして会場を暖かく幸せな空気に包み込みます。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショット・チェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネルのお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製アクリルキーホルダー(アクキー)のプレゼントがあります。
しかも、当日になって、事務所さんのご厚意により、告知していた「事前サイン」が「その場でサイン」に変更になりました。
何という豪華な特典でしょうか。
ゆうかさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどで確認して、詳細までご存じです。
最初は「初めまして」の方。
「こんにちは! ありがとー! はじめて?」
「初めて。」
「ありがとー! 鍵開けだよ。一番だね。お名前は?」
「○○です。」
「何で知ってくれたの?」
「ま、『クリーム』で。」
「あ、『クリーム』さんのファン?」
「あと、ライブとかもよく見るんで。」
「え、見てくださってたんですね? めっちゃうれしい! なのに、はじめまして! 『クリーム』さんのイベントはちょこちょこ来るんですか?」
「まあ。『クリーム』のイベントは初めてなんだ?」
「そう。雑誌の対面のイベントがはじめてなの。」
「あ、そっか。DVDのイベントはあってもね。」
「そうなの。ありがとー、会いに来てくれて!」
「衣装(誌面に載っているのと)いっしょやん。」
「お気に入りの茶色のリボンなの!」
ゆうかさんは、初対面で緊張しているファンの方にも、まるで昔からよく知っているかのように親しげに話し掛けて下さるので、どんどんトークが弾みます。
続いては常連の方。
何と、7冊券をお持ちになりました。
「え、7冊~! ありがとー!」
「マックスですよ、マックス。」
「ありがとね、ゲットしてくれて! ハロウィンぶりかなあ?」
「そうだよね、ハロウィンぶり。」
「先輩からイイトコドリを知ってくださって、ありがたいよ。」
この方は同じ事務所の先輩グループ「あまいものつめあわせ」さんのファンなのです。
「間に合って良かったよ。」
「今日、お仕事終わり? ありがとー、会いに来てくれて!」
そりゃ、こんなに素敵なゆうかさんですから、無理してでも会いに来られるでしょう。
ギリギリで駆け付けた方も。
「あ、○○じゃーん! めずらしいじゃん! ありがとー!」
肩で息をしながら会場に入って来られました。
「間違えて秋葉原に行っちゃったよ。」
「え、そうなの? うれしい! ありがとー! 平日だから忙しいのかなって思ってたよ。やさしいね。心強いよ。ありがとー、来てくれて。びっくりしちゃった。」
ゆうかさんがいつもファンの方を大切にされているから、皆さん、少しでも優しさで返そうとされるのでしょう。

チェキ&写真撮影タイム

最初は、2ショットチェキの撮影です。
本日、チェキの撮影を担当するのは、何と、ゆうかさんと同じ事務所の大先輩で、本誌副編集長の西永彩奈さん!
姉御肌の西永さんは、可愛い後輩の初の『クリーム』イベントがあるのを放っておけるはずなどありませんでした。
しかし、何度も書いていますが、西永さんがスゴイのは、こういう時に完全に裏方に徹するところです。
「ここ、あいてるよ~」と、ゆうかさんが優しくファンの方を手招きして、ご自分の隣へ導きます。
「ポーズは? ハートにします?」
定番は、お二人が片方ずつ丸めた手のひらを合わせてハートを作るポーズ。
「行きまーす、はい、チーズ!」西永さんの掛け声で、お二人仲良くチェキフィルムに収まりました。
中にはこんな方も。
「ちょっとこっち向いて」ファンの方が声を掛け、ゆうかさんとお二人並んで、いっしょに後ろの「握手会」のカンバンのほうを向いて立ちます。
「やわ肩、いいですか?」ゆうかさんと肩を組むフリをするファンの方。
「はい、行きまーす!」西永さんの掛け声で1枚目のチェキ撮影。
「それからカメラのほうを向いて」ファンの方の声で、今度はお二人でカメラのほうに向き直ってチェキ撮影。
「はい、行きまーす!」
「そしてカメラを指差すんだ」お二人でチェキカメラを指差して撮影。
「なるほど~、考えたね~」感心することしきりなゆうかさん。
横で見ていても何だかさっぱりわかりませんでしたが、こうして撮影された3枚のチェキを並べると、あら不思議!
「すごいな~!」感心するゆうかさん。
何と、チェキが連続写真のようになっていたのでした。
「並べてサインを入れてもらえるようにね」ファンの方の意図を組んで、3枚のチェキを順番通りに並べたのは西永さんです。
「これはもう、よしのん(※ちとせよしのさん)で大分勉強した」満足げなファンの方。
「チェキって楽しいよね! めっちゃ考えてくれてうれしい!」ゆうかさんも大喜びです。
続いては撮影タイム。
お客様のカメラまたはスマホでゆうかさんを撮影できます。
「じゃ、行きまーす。」
「ありがとー!」
今回は、特別サービスでこんな場面もありました。
「普通にスタッフさんかと思ったら、西永さんだった。撮影してもらっていいですか? 女の子に撮ってもらったほうがキレイに撮れる。」
「ナイショね」西永さんは普通の女の子と違ってプロですからね。
5冊券の方は1分間、7冊券の方は2分間も撮影タイムがあります。
「2分も撮れるんだ~!」驚くゆうかさん。
「DVDより長い」ファンの方も感心されています。
「もうまったりと、決めたら撮る、決めたら撮るで、行きますよ~! あれ、ちょっとカメラが…。」
「だいじょうぶ?」
「あ、大丈夫。DVDのイベントだとこんなに時間ないから。『クリーム』にももっと出てよ。」
ゆうかさんは、さすがグラビアや撮影会で鍛えているだけあって、ご自分を可愛く魅せるポーズをぽんぽんと繰り出されます。
「すわってもいいですか?」
「それは素敵ですね。スカートの中が写らないように、ちゃんと配慮します。」
「あ、やさしい!」
「制服似合うね~。」
「もうアラサーだから。」
「何をおっしゃいますやら。まだまだ現役ですよ。」
いや、現役でも、こんなにパーフェクトなJKは見たことがありません。
皆さん、ゆうかさんとの会話を楽しみながら、思い思いにキュートなお姿をカメラに収めたのでした。

特製グッズお渡し&私物サイン

5冊券以上の方には、特製フォトパネル(ワイド6切判※203×305ミリ)をお渡しします。
本日の衣装と同じセーラー服を着て微笑むゆうかさんがラブリー。
写真はちゃんとした業者に発注しているので、画質が非常に良いです(※フジカラー高級プリント)。
これは、ぜひご自分のお部屋に飾って下さい。
7冊券以上の方には、特製アクリルキーホルダー(アクキー)をプレゼント。
同じく、セーラー服を着たゆうかさんの立ち姿(全身)です。
これにカギを着ければ、おでかけの時はいつでもゆうかさんと一緒ですよ。
それぞれ、イベントが始まる前にゆうかさんに見本として差し上げたら、大変喜んで下さいました。
「『クリーム』さん、グッズもすごいよね」と、手渡しながらファンの方に語るゆうかさん。
「そう、グッズオタクにはちょうどいい。」
ありがとうございます!
5冊券・7冊券の方には、ゆうかさんがお客様の私物にサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
今回は、ほとんどの方が5冊券の特典であるフォトパネルへのサイン入れを希望されました。
「じゃあ、私物サインはこのパネルに。」
ゆうかさんは赤の細いマジックできゅっきゅとサイン入れ。
ひらがなの「なつみ」の「な」の丸の部分を大きく書いて、中に「ゆ」の文字を入れ、全体でハムスターの顔をあしらったというとっても可愛らしいサインです。
小さく添えられた「つ」と「み」が耳という設定なのだそう。
以前は、ハムスターがイメージ・キャラクターだったというゆうかさん。
サインにその名残があるんですね。
「今日、何日だっけ?」
「7日。」
「ここにあて名を入れますね。」
さすがサンリオ好きなだけあって、ゆうかさんの字は、最近ではちょっと稀に見るような女の子らしいファンシーでちっちゃい丸文字です。
う~ん、まさに「字は体(たい)を表わす」ですね。
「はい。これ、インクが乾くまで気をつけてね。」
こうして、皆さんの私物に、ゆうかさんのサインが入ったのでした。

本のお渡し&握手

そして、本のお渡しです。
まず、ゆうかさんが『クリーム12月号』に一冊一冊、心を込めて、その場でサインを入れて下さった後、ファンの方に手渡します。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「ありがとね、7冊もゲットしてくれて!」
いよいよ、このチャーミングなゆうかさんと握手ができる人生最高の瞬間がやってまいりました。
「あ、大事な握手、忘れてた。今日、握手会なんだよ。私、マルチタスクできないの。シングルタスク。」
そんなことを言いながら、ファンの方にいそいそと白くて小さな両手を差し出すゆうかさん。
「あ、つめたい?」
「いや、腕が細いね。」
ゆうかさんがファンの方を想う気持ちは、お互いの手のひらを通して、きっと伝わったことでしょう。
最後は、「ありがとー! たくさん話せて楽しかったよ。またね~! 気をつけて!」と右手を振り振り、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れないゆうかさんで、多くの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
妖精のようなゆうかさんと、熱心なファンの皆さんのお陰で、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影や追加サインなどでお忙しかったゆうかさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
夏未ゆうかさん、ご参加下さいましたお客様、書泉グランデさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】