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【イベント・レポート】Cream(クリーム)12月号発売記念 朝野ナツさん握手会(神保町)

はじめに

去る11月20日(金)、東京・神保町の書泉グランデさんにて、「Cream(クリーム)12月号発売記念 朝野ナツさん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝からすっきりとした冬の青空が広がり、空気もぴんと張り詰めて、まさに絶好のイベント日和。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
朝野ナツさん(愛称:なっちゃん)は、肉感的なボディと豊かなお胸を武器に、どんどん活動の範囲を広げているグラビア・アイドルで、愛知県(名古屋市)出身の23歳。
また、同じ事務所の西緒りりさんとの二人組ユニット「みんなtoお友だち(略称:みなとも)」のメンバー(オレンジ色担当)でもあります。
普段は真夏の太陽のような明るさと近所のお姉さんのような親しみ易さで、とてもグラビアのお仕事をされているような感じはしません。
トレード・マークは赤(エンジ)のジャージで、どこに行くにもその格好だそうです。
華やかで近寄り難いグラビア・アイドルさんが多い昨今では、貴重な存在だと言えるでしょう。
学生時代に9年間、チアリーディングをされていただけあって、運動神経は抜群で、特技はダンス。
それに、カラダが柔らかいことも自慢です。
「初対面の人とすぐ仲良くなれる」と公言されているほどフレンドリーな方なので、一度会えば、誰でもすぐにファンになってしまうでしょう。
好きな色は、担当カラーでもあるオレンジ。
「いちばん自分に似合う色です。真夏の太陽の色かな。洋服もオレンジ色が多いんです。見ていて元気が出ます。オレンジ色担当のアイドルさんはあまりいないので、目立ちます。目立ちたがり屋なので。お部屋の中もオレンジばっかりです。カーテン、カーペット、ベッド、ごみ箱…。ちょっとスピリチュアルっぽい話しになるんですけど、人にはそれぞれ、その人の『オーラの色』っていうのがあるんですよ。色によって特色があるんですけど、ネットで【オーラの色診断】で検索すると、絶対に私はオレンジが出て来るんです。性格の説明もあって、当たってるなって。一度やってみて下さいよ。」
まあ、機会があれば…。
「前のグループ(※ポップキャスト)の時は研修生ユニットだったので担当カラーはなかったんですけど、『みなとも』でデビューして、大好きなオレンジが自分のメンバーカラーになったのが嬉しいです。おじさんのマネージャーさんがいっつも『だいだい色』って言うんですけど、『オレンジですっ!』って言い直します。オレンジのことはいっぱい語れるくらい好きです。」
我々の時代は、小学校の図工の授業で買わされた水彩絵の具が「だいだい色」っていう呼び名だったんですよ。
しかし、僕はもう10年以上も『クリーム』のイベント担当として色んなアイドルさんにお会いしましたが、こんなにご自分の担当カラーについて熱く語る方には初めてお目に掛かりました。
ナツさんのプロフィールについては、前回(2024年10月号)のイベント・レポートに詳しく書いたので、ぜひそちらをご覧下さい。

『クリーム2024年10月号』朝野ナツさんイベント・レポート

ナツさんとアイドル

今年(2025年)11月1日に開催された「みんなtoお友だち」のデビューお披露目ライブ。
当日は多くのファンの方が集まり、また、有志の方がカンパなどで会場にフラワースタンドやのぼりなどを提供し、賑々しく記念すべき日を盛り上げて下さいました。
そして、同じ事務所の先輩である西永彩奈さんが会場に駆けつけ、急きょ、メンバーのお二人に花束を贈呈。
大先輩の心からの祝福を受け、お二人とも「これからさらに頑張ろう!」と決意を新たにされたことでしょう。
ここに至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
昨年(2024年)7月、所属事務所の「SPJアイドルユニットデビュー争奪戦」の結果が発表され、ナツさんの所属するチームJは惜しくも優勝を逃したものの、ナツさんがMVP賞を獲得。
その結果、ソロで「なっちゃんお姉さん」として活動することになったのです。
(※なお、優勝したチームPは「イイトコドリ」というユニット名でプレデビュー。)
「なっちゃんお姉さん」は「お歌のお姉さん」がコンセプトで、「みんなでルンパッパおともだち100人できるかな」というお題を掲げました。
これは、なっちゃんお姉さんの「ルンパッパ」という曲に合わせて渋谷のNHKの前で一般の方と一緒に踊り、100人のお友だちを作るという企画です。
もちろん、渋谷だけでなく、ナツさんの出身地である名古屋のテレビ塔の前でも「ルンパッパ名古屋編」と称して踊ったのを始め、機会があるたびに色々なところでお友だちを増やす努力を続けられました。
ご自分のDVDのリリースイベント(=リリイベ)の時には、秋葉原のソフマップさんで「ルンパッパ」!
一緒に踊ったイベントご担当者さんは、ナツさんのことを「あの子はいい子だよ! 頑張ってる!」と絶賛されていました。
こうしてナツさんは、何と1年半掛けてこの目標を見事に達成!
ついに、同じ事務所の西緒りりさんと共に「みんなtoお友だち(略称:みなとも)」として正式にデビューすることが決まったのでした。
「みなとも」は「NHK教育の歌のお姉さん系ユニット」で、「小さなお友だちも、大きなお友だちもみんなde一緒にルンパッパ♬」がコンセプト。
この二人にしか出せない唯一無二の世界観を大切に、どの年代の方も楽しめるユニットにしようというのです。
相方の西緒りりさんについて、ナツさんは「とにかくいい子です。めちゃめちゃ素直で礼儀正しいですし、びっくりするくらいヒーロー。ポジティブなんで、話しててもありがたい。私は頼りにされていて、『なっちゃんについて行く!』って言われてるんです。だから、何が何でも『みなとも』で売れたいですし、私が動いて切り開いて行かないと。りりちゃんのためにも頑張らないとって思ってます。大好き!」と語っています。
僕も『クリーム』のイベントで2回、西緒さんにお会いしましたが、全く同感です。
また、応援して下さっているファンの皆さん(=ひよこ組)については、「ライブを盛り上げるために、わざわざ園児の服を着て来てくれたりして、嬉しいです。『みなとも』のコンセプトを、もっとたくさんの人に広めたいです。なっちゃんお姉さんについて来てね!」
なるほど、「みなとも」はなっちゃんお姉さんが主体なんですね。
「そうなんです。私はみんなを引っ張って行くんです。りりちゃんは園児の代表で、ついて来るほうなんですよ。そして、ファンの皆さんはりりちゃんの真似をすれば良くって。」
ナツさんと西緒さんは、「みなとも」のお披露目に向けて連日、二人でレッスンを重ねました。
「新曲が2曲あって、あと、普通のライブアイドルだとSE(※入場の曲)がありますけど、『みなとも』にはなくて、代わりにエンディング曲があるんです。それを主に練習しました。もちろん、元々ある楽曲も、りりちゃんと一緒にブラッシュアップして。」
オリジナル曲は全部で5曲。
そのうち、「みんなtoヒーロー」と「ひよこ組のうた」が新曲だそうです。
「『みんなtoヒーロー』はプロレスとヒーローをイメージしてるんですよ。クラッシュギャルズ(※)ってわかりますか?」

※かつて存在した日本の女子プロレスラーのタッグチームで、長与千種とライオネス飛鳥の二人組(1984年結成)。

めちゃくちゃリアルタイムですね。
僕が小学6年生の時、同じクラスに「クラッシュギャルズに憧れて女子プロレスラーになりたい」と言っている子がいました。
「サビはクラッシュギャルズ風で、昭和歌謡を意識してて、振り付けもちょっとダサいと言うか、姿勢を低くしてボックスを踏んだり、ファンの方も真似しやすいようにしてるんです。ヒーローのほうは完全にりりちゃんが担当で、曲の間に『地球が危ない! みんなが救いを求めてる!』ってりりちゃんのセリフがあったりするんですよ。ぜひ聴いてみてください。」
面白そうですね。
西緒さんのヒーローも気になります。
「『ひよこ組のうた』のテーマは小さい子の夢なんです。『おかしのおうちに住みたい!』とか『先生にほめられたい!』とか『みんなでうたっておどりたい!』とか、子供たちの夢を歌った曲です。途中で『ぴよぴよ』って入るのが可愛いんですよ。間奏でステージから客席に降りて、ファンの皆さんと一緒に行進したり。私が親鳥で、みんなはひよこみたいに一列で行進するんです。恥ずかしがらずに、いっしょに『ぴよぴよ』って言って欲しいです。」
「童心に帰る」という感じですね。
ナツさんは「みなとも」の、他のアイドルとは違う「唯一無二」というフレーズを何度も強調されます。
「ライブの時、ファンの皆さんに対しても、私たちは『ショーのお姉さん』というのが大前提なんですよ。普通はレスも目の前にいるファンの方だけに送ると思うんですけど、私たちは、ディズニーのパレードみたいに、お客さんが300人いるつもりで、全体を見渡すように送るんです。スケールが大きいんですよ。レスするのもパフォーマンスの一つという意識で、そういう練習をしました。」
今月(11月)上旬、ナツさんは芸能活動を始めてから3年近くも伸ばし続けて胸の下まであった髪の毛を15センチも切りました。
女性が髪の毛を切るというのは、何か意味があるのだと思いますが。
「『みなとも』のために切ったんです。お歌のお姉さんはセミロングの方が多いというイメージなんで。それだけです。」
ナツさんは、所属事務所のアイドル研修生グループ「ポップキャスト(略称:ポプキャ)」のメンバーとして活動した2023年11月から2025年9月の卒業(※10月の他のメンバーさんの卒業ライブにはゲスト出演)までがアイドル第一章で、これから「みんなtoお友だち」でアイドル第二章が始まると、ご自分のSNSに綴られています。
「ポプキャの時は研修生だったんで、あまり自分というのがなかったんですけど、これからは私が主体にならないと。そのためには、ドサ回りからでも始めて行くつもりです。ライブアイドルと違って、対バンにも出ないんですよ。フリーイベントのみで地道に頑張っています。ほかにはない、新しいコンセプトのアイドルなんで、りりちゃんと一緒に盛り上げたいです。ゆくゆくはバラエティ番組とか、いつかはNHKにも出たいですね。」
思い詰めたような決意なのに、悲壮感は全くなく、真っすぐに前を見つめて、真夏の太陽のように明るく熱く語るナツさん。
外は走るように冬へ向かっているのに、ここだけが一瞬、夏に引き返したような、そんな気がしました。

ナツさんとグラビア

ナツさんは子供の頃から芸能に憧れがあり、ご自分の体型から「グラビアをやりたい」と思っていましたが、どうすればグラビア・アイドルになれるのかがわかりませんでした。
「事務所もたくさんあるし、オーディションを受ければいいのかな…。」
そんな折、たまたま今の事務所のマネージャーさんと話す機会があり、「すぐやりましょう!」と言われて、「初めてみよう!」と思ったのが、2022年の夏。
早速、名古屋から上京し、2023年3月、最初のイメージDVD『ミルキー・グラマー』(竹書房)でデビュー。
それから早くも2年半以上もの月日が流れました。
「ずっとグラビアがやりたくって、やりたかったことだったので、毎年、やれることがどんどん増えて、DVDも新しく出せるのがすごく嬉しいです。どんどんステップアップして、朝野ナツのことをもっと色んな人に知ってもらいたいですね。」
今年1月には、DVDのロケでフィリピンへ。
「海外はお仕事でしか行ったことがないんです。去年の1月に『TSE 台湾写真博覧会』というイベントに参加するために台湾に行ったのが最初です。次がフィリピン。フィリピンでもいっぱい『ルンパッパ』を踊りましたよ。みんな踊ってくれるんです。踊りは万国共通なんで。それから、来年(2026年)発売予定のDVDのロケでベトナムに行きました。海外は楽しいですね。いっぱい海外に行けるように、パスポートは5年じゃなくて10年のを作ったんですよ。このお仕事でたくさん海外に行けるように頑張ります!」
ナツさんはデビューから2年半で7枚のDVDをコンスタントにリリースされています。
今年6月、ソフマップAKIBAアミューズメント館さんで開催された7枚目のDVD『忘れられないナツ』(竹書房)のリリイベでは、初の「満員御礼」となりました。
「めちゃくちゃ嬉しかったです。うちの事務所でも、どんどん新しい子がデビューして、リリイベで満員御礼を出しているので、プレッシャーがすごくて。でも、焦っちゃいけない、地道にやるんだって自分に言い聞かせて。初めて満員になったので、次も頑張らなきゃ。次は即完(=即完売)くらいを目標にしようかな。ステップアップです!」
そんな中、今年8月5日には、23歳の誕生日を迎えられました。
「難しいなあ。23歳だからって、特に思いはないんです。歳を取ることでネガティブにはならないので。20歳でデビューしたんですけど、その時と今を比べると、年々、自分がどんどん大人になっているなとは思います。これからも、どんどん違う自分を見せたいですし、ずっと見てて欲しいです。ファンの方は家族みたいな感じで、距離が近くて、親近感があるので、一緒に年を重ねて行きましょう!って思います。夫婦みたい。アハハ!」
今年11月8日「いいおっぱいの日」には、来年2月にAircontrolさんから発売予定の8th DVDのオフショットをSNSに載せて「万バズ」に。
形は競泳水着なのですが、何故かお胸の谷間からお腹に掛けて布がないという、とても歌のお姉さんとは思えないような色っぽい格好でした。
「ありがたいことに、これで3回目の万バズです。『いいおっぱいの日』には毎回バズらせてもらってます。バズってやるって思って、渾身のいいおっぱいの1枚をアップしました。動いてるところも見ていただきたいんで、ぜひDVDを買ってください!」
ナツさんは、DVD以外にも様々な活動をされています。
昨年11月には、『FRIDAY』(講談社)に初のグラビアが掲載されました。
「有名な雑誌に撮り下ろしで載ることができて、めちゃくちゃ嬉しかったです。『クリーム』さんもそうですけど、有名な雑誌に載れるのはやっぱり嬉しいです。グラビアでたくさん雑誌に載れるようにがんばります!」
今年10月には、チャンス撮影会で大阪・奈良へ遠征されるなど、撮影会にも出演されています。
奈良では「青春グラフィティー」と題して、廃校で制服や体操着の撮影をされたそうです。
「制服は西永さんに借りました! 関西には、年に3回くらいは行ってます。」
さらに同月には、下北FM「DJ Tomoaki’s Radio Show!」のアシスタントMCとして4回目の出演。
「しゃべるの大好きなんです! 自分で配信(※ポコチャ)やる時もしゃべりまくってます。この番組には、よしのさん(=ちとせよしのさん)や星奈さん(=篠見星奈さん)も過去に出てたので、1回目はそういう流れかなと思ったんですけど、MCのTomoakiさんが気に入ってくださったのか、『次もよろしく』とお声掛けがありました。最初に出たのが今年の7月なんですけど、月に1~2回のペースで出させていただいてます。ラジオなんですけど、公開収録でファンの方から顔が見えるので、しゃべるだけじゃなくて動き回ってます。」
ナツさんが喋るのがお好きというのは、今まさに体感しています。
お話しを伺いながらメモを取っている僕の右手が腱鞘炎になりそうです。
このようにグラビア以外の活動にも積極的に挑戦されているナツさん。
今後の活動から、ますます目が離せません。

ナツさんと『クリーム』

ナツさんは、昨年10月号(2024年9月発売)で『クリーム』初登場。
同月に書泉グランデさんで開催された発売記念イベントも大盛況でした。
「雑誌のお渡し会をしたことがなかったので、緊張しました。でも、買って下さる方を目の前で見られるのがお渡し会のいいところで、直接『この写真が好き』とか言ってもらえるのがありがたいですし、『初めまして』の方が来てくださるのも嬉しいです。ファンの方と会えるイベントは好きですね。」
続く2024年12月号にも掲載され、今回は1年ぶり・3回目(※撮り下ろしは2回目)の『クリーム』登場となります。
「1年ぶりだったので、すごく嬉しかったです。『クリーム』さんはお渡し会もさせていただいたので。西永さんも副編集長だし、うちの事務所のタレントもみんな出てますし、ここまで制服にこだわっている雑誌はほかにないんで、1年が待ち遠しかったです。」
今回の撮影の時は、西永さんも現場にいたんですね。
「最初の『クリーム』さんの撮影の時には西永さんはいなかったんですけど、今回、初めて一緒でした。カメラ回してたりして忙しそうだったんですけど、西永さんは素晴らしいです。オフショットもたくさん撮ってもらったんですけど、すごくキレイで。撮影のポージングもたくさん教わって、たくさんほめてもらえたので、ルンルンでした。」
何と、西永さんから「パンチラの極意」を教わったそうですが。
「そうなんです。こっちは『今、パンチラしてる』って思ってないほうがいいんですよ。わかってないけど見えちゃってるのが良い。自分からやっちゃいけないんです。深いんですよ。さすがだなあって。パンチラで特許取ったほうがいいです。ちゃんとやってるからこそのこだわりなんだなあって、尊敬しかないですね。」
う~ん、確かに。
ちょっと照れますが。
今回の衣装は、白いシャツの制服からの展開でした。
「衣装は編集部が用意してくださったんです。前回はセーラー服だったんですけど、ブレザー(※シャツ)を着られたのがすごく嬉しかったです。でも、どっちが好きかって聞かれると、悩ましいんですよ。デビュー当時は『昭和のアイドル顔』って言われてたので、セーラー服のほうが似合うかなって思ったんですけど。私自身は、中学はセーラー服で、高校はブレザーだったので、どっちも好きです! あと、スカートの長さがめちゃくちゃ絶妙でした。さすがグラビア誌だなって。」
これから『クリーム』でやってみたいことは何かありますか?
「『みなとも』の二人で載せたいって西永さんから聞いたので、りりちゃんと二人で載りたいです! 『クリーム』さんを自分で読んでると、二人で載ってるアイドルさん、結構いっぱいいるんですよ。りりちゃんと同じ雑誌に載れたので、めちゃくちゃ嬉しくて、次はぜひ一緒に。今のは夢と言うより、現実的な目標だったんですけど、夢としては、それはもう表紙を狙いたいです! もちろん、言わずもがなです!」
ファンの皆さんの応援さえあれば、決して不可能な目標ではないと思うので、ぜひ持ち前の前向きなパワーで頑張って下さい。
今回のイベントは、ナツさんの『クリーム』再登場を記念したものです。
ナツさんは、1年ぶりの『クリーム』のイベントということで、事前にご本人のSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、限定2枚の7冊券は、予約受付開始から程なくして完売!
当日も、たくさんのファンの方が駆けつけ、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、ナツさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
ナツさんはイベント当日、「おはようございまーす! 朝野ナツです! 今日はよろしくお願いしまーす!」と、明るく元気いっぱいにご挨拶されながら、会場にいらっしゃいました。
もちろん、トレードマークのエンジ色のジャージ姿は変わりません。
しかしながら、僕は思わず開口一番、ナツさんに聞いてしまいました。
「お痩せになりましたか!?」
娘のような年齢のアイドルさんに向かって、大変ぶしつけな質問であることは承知しております。
「はい。マックスから20キロくらい痩せました。『ルンパッパ』を毎日踊ってたら、楽しくて勝手に痩せちゃったんです。私はムチムチしている自分も痩せている自分も、どっちも好きです。『ちょっと垢抜けたね』とは言われます。でも、中身は何にも変わってません。ジャージもばっちりです!」
前回のイベントの時、事務所さんから「垢抜けるな!」と強く言われているとおっしゃっていたような気がするのですが…。
「前回、セーラー服に赤いスカーフで反響が良かったんですけど、痩せて、あんまり『昭和っぽい』って言われなくなりました。でも、素朴感は残してますから。私のファンの方は色んな姿を見られるのが、ほかの子にはないいいところです。どの時代にも変化できます。」
それから、会場のテーブルの上に山と積まれた『クリーム』に一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
ローマ字で「Natsu」と書き、後ろにお日さまのマークを添えた、シンプルながら、とっても可愛らしいサインです。
「前回、書泉さんのエプロンを着て撮影していただいたのがホントに楽しくて、書泉さんならではなので、またやりたいです。今日も楽しみ! ルンルン」などと、前回のイベントの想い出を語りながら。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替え、撮影、インタビューと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
ナツさんは、今日のイベントのために、書泉さんの壁紙の模様に合わせて選んだという、白地に水色の水玉の純情可憐なビキニ姿でご登場。
会場に数十年前の初恋の味を想い出させるような、さわやかな青春の甘酸っぱさが広がります。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
全ての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショット・チェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製マウスパッドのお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製マグカップのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
ナツさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどで確認して、詳細までご存じです。
まずは2冊券の方。
「やったあ! ありがとうございます、来てくれて!」
トップバッターで緊張しているファンの方に優しく声を掛けるナツさん。
これで、ファンの方の緊張もほどけたのではないでしょうか。
せっかくの機会なので、ナツさんとゆっくりお話しして下さいね。
続いては、3冊券の方です。
「いらっしゃーい! ○○さ~ん!」
この方は何と、オレンジ色のマフラーを巻いていらっしゃいます。
「ありがとー、○○さん! かわいいマフラー! オレンジ、おそろいじゃん! 最高! いつもオレンジマフラーだからね。」
「そうそう。個撮(=個人撮影会)以来ですね。」
「今日もバッチリ名札つけてるしね。」
「みなとも」お披露目ライブで特典として配られたオレンジ色の名札もちゃんと胸元に着けていらっしゃいます。
ファンの鑑ですね。
次は意外な方が…。
「こんにちは! はじめて? 久しぶり?」
「○○です!」
「え、うそー! なんで? 来てくれたの?」
「卒業ライブ、行けなかったんで。」
「はじめまして。はじめてじゃないかも知れないけど。」
「今日はちょうど行ける予定があって。これから忙しくなるから。」
「何それ、びっくりするじゃん! ずっと会いたかったんだよ。」
「次、また平日だったら行けるんで。」
「めっちゃうれしい!」
今回のイベントがファンの方との出会いの場となれたなら光栄です。
今度は常連の方。
「はい、どーもー」軽快に登場されました。
「やっほー!」
「その水着、可愛いよね。水色でね。」
「水色じゃん。かわいいよね。今日、はじめて着た。イケる? オーケー! ありがとー、来てくれて! 楽しいよね。制服好き?」
「制服に水着ってのがいいよね。」
今回の誌面には、ナツさんが制服から水着、さらにランジェリー(!)まで展開するショットが掲載されています。
「いい? なかなか。」
「制服に水着ってチェキ、どっかで1枚、手に入れた。」
「ゲットできた? ありがとー! ゆっくり見て!」
それはもう、穴が開くまでご覧にならないと。
常連の方が続きます。
「○○~!」
「ありがとう。」
「いいね~! 今日は全身、オレンジと茶色と。」
この方も、オレンジ色を中心にしたコーディネイトでお越しです。
「今日、この水着、初めて着た。書泉さんの壁紙が水色だから合わせた。」
ナツさんも、今日の水着を選んだ理由をご説明。
仲良きことは美しきかな、ですね。

いよいよイベント開始(その2)

ここからは、5冊券です。
常連の方がいらっしゃいました。
「○○さーん!」
「おはよーございまーす。」
「やっほー! やっほーじゃん! うれしい! 良かった、来てくれて。しかも5冊やん。」
なぜか語尾が関西弁になるナツさん。
「雑誌、まだ見てない?」
「まだ。」
ぜひ隅から隅までご覧になって、ナツさんのお姿を目に焼き付けて下さいね。
続いては「初めまして」の方です。
「あー、こんにちは! はじめまして!」
「そうです。」
「何で知ってくれたの?」
「あ、たまたまX(※旧ツイッター)で。」
「最近知ってくれたの?」
「あ、たまたま1週間くらい前に流れて来て。」
「アイドル好きなの?」
「はい。」
「ありがとうございます! はじめましてだけど、うれしい! なっちゃんもちょっとアイドルやってるから。こないだもライブあったし。」
「ダンスとかやってるんですか?」
「やってるよ。」
「わかりました。またXを見ときます。」
「お名前は?」
「○○です。」
「初めまして」のファンの方のことを少しでも知ろうと、いっぱい質問するナツさん。
こんなに話し掛けられると、初めての方でも、すぐに打ち解けるでしょう。
そして、7冊券の方。
お仕事を終えてから、いらっしゃったようです。
「はい、こんにちは! お仕事お疲れさま!」
「水着姿がめちゃ新鮮なんですけど。毎回、私服だからね。」
「そうだっけ?」
「個撮は。」
「個撮はね。毎回、緊張してるじゃん。」
「毎回緊張してるよ。」
「そうなの。確かに水着、慣れないね。」
「久しぶりだから。いつぶりだ? あ、ライブ以来か。それと個撮か。あれから『ぴよぴよ』が頭から離れなくて。」
「あっそう、良いじゃん!」
ファンの方と親しげに話すナツさん。
でも、ねぎらいの言葉も忘れません。
続いての方は、会場まで急いで駆けつけて来られました。
「○○~! ○○~!」
「走ったら間に合った。」
「全然だいじょうぶだよ。」
「緊張が。」
「なんで? ひさしぶりじゃないじゃん。」
「ちょい。」
「ちょいか。元気にしてた?」
「大丈夫です。体調は?」
「うん。」
お互いの体調を気遣うナツさんとファンの方。
「ファンの方は家族みたいな感じ」とナツさんがおっしゃっていたのも、わかるような気がします。

いよいよイベント開始(その3)

それから何と、2周目の方もいらっしゃいました。
「やった~! おかえりなさい!」
「追加で。『クリーム』の前のイベントっていつだっけ?」
「去年の9月。」
「水着のイベント、久しぶりだった。」
「ありがとう。びっくり。ハハハ。『クリーム』の中、見てね!」
こんなに素敵なナツさんなら、何度でも会いたいですよね。
さて、5冊券の方がお一人、まだお越しにならないので、関係者一同、「どうしますか?」と顔を見合わせます。
「もう少し待ちましょうか。」
その間に、読者プレゼント用のサインを入れていただいたり、追加チェキの撮影をしたりしていましたが。

待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ

イベントの受付終了は19時30分。
19時29分になって、「残念でしたね」と書泉さんのイベントご担当者さんが、受付用のノートパソコンを綴じようとしたその時。
「間に合った!」という声と共に、汗だくの方が、肩で息をしながら会場に飛び込んで来られました。
「○○さ~ん! やあ! 良かった~!」
「ども。」
「汗、だいじょうぶ?」
「あんま良くないね。」
「あーん、来てくれてありがとー! 心配してた。」
「途中でグーグルマップ見てたら、なっちゃんのイベント、19時半まで受け付けしてますってのが出て、やってるかどうかわかんなかったから、車を駐車場に停めた。ちょっと遠いんだよ。」
「良かった。会えて。結構ひさしぶりじゃない?」
「生誕祭以来。」
「良かった、ホントに」胸をなで下ろすナツさん。
こんなところにも、優しさが溢れています。

チェキ&写真撮影タイム

最初は、2ショットチェキの撮影です。
本日、チェキの撮影を担当するのは、何と、ナツさんと同じ事務所の大先輩であり、ナツさんが尊敬するグラビア・アイドルでもある、本誌副編集長の西永彩奈さん!
姉御肌の西永さんは、可愛い後輩の1年ぶりの『クリーム』イベントがあるのを放っておけるはずなどありませんでした。
しかし、何度も書いていますが、西永さんのスゴイところは、こういう時に完全に裏方に徹するところです。
「最初にチェキ撮りまーす」と西永さんの掛け声。
「雑誌、持ってもいいですか?」と、必ずご自分が掲載されている『クリーム12月号』と一緒にチェキに収まろうとするナツさん。
「ポーズはハートにしよー。」
定番は、お二人で片方ずつ丸めた手のひらを合わせて作るハートやWピースですが。
中にはこんな方も。
「はい」ファンの方が右の手のひらを丸めて「C」を作ります。
「クリーム(Cream)のC!」すぐにピンと来たナツさん。
隣のナツさんは両腕を頭の上まであげて、『クリーム12月号』の60ページでウィリアム・テルのように頭の上にリンゴを載せているポーズを再現します。
「行きまーす、はい、チーズ!」
西永さんの掛け声で、お二人仲良くチェキフィルムに収まりました。
続いては撮影タイム。
お客様のカメラまたはスマホでナツさんを撮影できます。
「だいじょうぶ?」
「はい。」
「オーケー!」
5冊券の方は1分、7冊券の方は何と2分間も撮影タイムがあります。
「得意なポーズでお願いします。」
さすが、グラビアや撮影会なので場数を踏んでいらっしゃるだけあって、ご自分を魅力的に見せるポーズを次々に繰り出すナツさん。
「いっぱい撮っちゃってね。」
「めちゃくちゃ緊張してます。ソワソワしてますよ。それ(※書泉さんの壁紙)、ウェブ媒体とかでよく見た景色。」
「これね。」
「今日はズームできないやつだから。」
カメラに近づくナツさん。
「そう、可愛い! 振り返りは?」
「いいよ。」
皆さん、ナツさんとの会話を楽しみながら、チャーミングなお姿をカメラに収めたのでした。

特製グッズお渡し&私物サイン

5冊券以上の方には、特製マウスパッドをお渡しします。
制服姿で女の子座りをしながら、こちらを見てにっこりと微笑むナツさんの写真を使い、オレンジで派手に飾り付けたアピール度満点のグッズです。
実は、イベント開始前にナツさんにも1枚、差し上げました。
「今回、オリジナルグッズで『マウスパッドって何?』って思ってたんですけど、めちゃくちゃかわいいです! お仕事で使って、毎日ナツのことを見て欲しいです!」とお褒めのお言葉を。
ちなみに、ナツさんは最近の若い方と同じくパソコンはお持ちでないそうなのですが、「おうちに飾ります!」とおっしゃって下さいました。
また、マグカップについても、「グッズでマグカップを作ったの、初めてです。冬なので、毎日あったかい飲み物を入れて飲みます!」とのこと。
ファンの方にも、「見て見て見て、マグカップ! めっちゃいいよね!」と猛アピール。
「めっちゃいい。裏のデザインも」とファンの方もおっしゃいます。
実は、こちらではお見せできない隠れたデザインがあるのですが…。
ぜひご自宅で毎日、ナツさんのお顔を見ながら、おいしいコーヒーを飲んで下さい。
5冊券・7冊券の方には、ナツさんがお客様の私物にサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
今回は、特典のマウスパッドへのサイン入れを希望された方がたくさんいらっしゃいました。
「これじゃない?」と、ナツさんが特典のマウスパッドを指差すと。
「これか」とファンの方。
「せっかくだから。マウスパッドかわいくない? めちゃくちゃ使えるやん。めちゃかわいいオレンジ色だからね。いい感じだよね。どこに書く?」
「じゃあ、このへんに。」
写真の太ももの辺りにオレンジ色のマジックでくいくいとサインを入れるナツさん。
「おー、すごい! 名前、入れていい? あと、日付けと。」
そして、「大スキ!」というメッセージまで!
「かわいい! オリジナル! ね、めっちゃかわいい!」
しかし、中には違うものへのサイン入れをご希望の方も。
「私物サインなんだけどさー。」
「あ、キーケースなんですけど。」
「これ、普段使ってるの?」聞きながらサインを入れるナツさん。
「それは会社のロッカーの。」
「そうなの。お仕事がんばって。見て、めちゃめちゃいい感じ!」
「あ、いいすね。毎日見ます。」
「がんばって! 気持ちを込めて書いたから。」
ナツさんにそう言ってもらえれば、残業も休日出勤も苦じゃないでしょう。
こうして、皆さんの私物に、ナツさんのサインが入ったのでした。

本のお渡し&握手

そして本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「どうぞー! 重たいから気をつけてね。いいよ、ゆっくりでいいよ。そんなに力まなくてもいいよ。」
いよいよ、このラブリーで心優しいナツさんと握手ができる至福の瞬間がやって来ました。
「はい、握手。」
ファンの方の前にスッとまっすぐに両手を差し出すナツさん。
「そうだった。」
「ありがとうございます。手つめたくない?」
「めちゃ緊張して。」
ナツさんのファンの方を想う気持ちが、手のひらを通して伝わり、きっとこの方の緊張も解けて行ったことでしょう。
最後は「ありがとー! 気をつけて帰ってねー! またねー! バイバーイ!」と両手を振り振り、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れないナツさんで、多くの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
女神のようなナツさんと、熱心なファンの皆さんのお陰で、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影や追加サイン等で、とてもお忙しかったナツさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
朝野ナツさん、ご参加下さいましたお客様、書泉グランデさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】