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【イベント・レポート】Cream(クリーム)2月号(メディアックス)発売記念 西緒りりさん握手会(神保町)

はじめに

去る2月10日(月)、東京・神保町の書泉グランデさんにて、「Cream(クリーム)2月号(メディアックス)発売記念 西緒りりさん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から穏やかな冬の青空が広がり、空気はきりりと冷たく、身も心も引き締まるような清浄さを感じさせ、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
西緒(にしお)りりさんは、グラビア・アイドルを中心に結成された6人組アイドル・グループ「あまいものつめあわせ(略称:あまつめ)のメンバー(メンバーカラー:水色)で、三重県出身の21歳。
くりくりとした大きな瞳に、小動物のような愛くるしい笑顔。
スポーツで鍛えたくびれたウエストと、はち切れんばかりに主張する豊かなお胸のコントラスト。
もしもこんな子が同じ学校にいたら、学年中の男子が恋に落ちてしまいそうです。
学年一の美少女は往々にして、いつもつれない素振りで「高嶺の花」の称号をますます欲しいままにするものですが、りりさんは違います。
しっかりと目を見て、こちらの話しを「うんうん」と楽しそうに聞いて下さり、『クリーム』副編集長・西永彩奈さんも太鼓判を押す「神対応」ぶり。
一度会った人は誰でもファンになってしまう「天性のアイドル」ですから、間違いなく、これからブレイクするでしょう。
りりさんは三重県ご出身なので、時折混じる関西弁のイントネーションがキュートです。
「生まれも育ちも三重県です。県庁所在地の津市なんで、ど真ん中です。名古屋も近いんですけど、中学・高校時代はずっと地元のイオンモールで遊んでました。車がないとどこにも行けないんで、親に送ってもらえるところしか行けないんです。」
何を尋ねても、ハキハキとした淀みない口調で、すぐに答えが返って来ます。
「小さいころは外で泥まみれになって遊ぶような、活発な女の子でした。目立ちたがり屋で、何でも自分がいちばんじゃないとイヤ、みたいな。3人きょうだいの末っ子だったんで、甘やかされて育ったというのもあるかも知れません。」
今の、ファン対応も神がかっているりりさんからは、ちょっと想像がつかないですね。
「中学生になって、部活を始めてから変わったんです。中学・高校とバレーボール部で、ゲームキャプテンまでやりましたよ。チームプレーなんで、周りのことを考えて、ほかの人が喜ぶことをしたいって思うようになりました。」
そんなりりさんも、高校3年生になり、自分の将来について考えることに。
「進路に迷ったんですけど、やりたいことをひとつに絞って、がんばって看護師を目指そうと思ったんです。それで、看護学校に行こうって。でも、小さいころ、『女優になりたい』って思ってたことを思い出しました。」
若い時は誰でも夢を持っていますが、現実を目の前にして選択を迫られると、結局、ほとんどの人は現実のほうを選んでしまいます。
しかし、りりさんは違いました。
2022年12月31日付のりりさんのインスタグラムには、次のような投稿があります。
「来年は今以上の努力で、絶対夢に近づいて見せます
みんなへの恩返しは私が女優として活躍することだと思っています。
今年は恩返し出来なかったけど、来年は恩返しするので待っててください」

りりさんとアイドル

ライバーとして活動を続けるうちに、りりさんに転機が訪れます。
「今の事務所から『アイドルにならないか』って、声をかけられたんです。もともと、乃木坂46さんが好きで、アイドルに興味はありました。やってみたいとは思ったけど、やりたいだけじゃできないなって、けっこう悩んだんです。アイドルは見るもので、自分がなれるとは思ってなかったんで。それに、配信しかして来なかったので、歌もダンスも未経験だし。でも、配信でファンの方を増やしたいとは思ってたし、アイドルになれば、ライブの特典会で実際にファンの方と会ったり、交流したりできます。東京に住んでるファンの方とも直接お話しするほうがいいなと思って、決めました。」
こうして、りりさんは単身上京し、2023年3月、アイドル・グループ「星屑ラビリンス」の新メンバーとしてデビューしたのです。
「ゼロからのスタートで大変だったんですけど、やっぱりファンの方と会えるようになったのがいちばんでした。ライバー時代からのファンの方で、今でも会いに来てくださる方もいらっしゃいます。」
約9か月間の活動を経て、2023年12月、りりさんは同期の三葉(みつば)ゆあさん(※現・あまいものつめあわせ)と共に、同グループを卒業。
2024年1月、三葉さんたちと一緒に、アイドル・グループ「あまいものつめあわせ(略称:あまつめ)」に合流します。
あまつめは、『クリーム』でもおなじみのちとせよしのさんや篠見星奈(しのみ・せいな)さんを含む4人(※)で2023年9月にプレデビュー。

※ちとせさん、篠見さん、中川心(なかがわ・こころ)さん、高橋桃子(たかはし・ももこ)さん

グラビアなどで既に知名度の高いメンバーを集めたため、大いに話題になり、アイドル界の「台風の目」となっていました。
僕も当時、ソフマップAKIBAのイベントご担当者さんがリリイベ(リリースイベント)について「あまつめ、動員すごいよ!」と驚嘆されていたのを覚えています。
そんな折、りりさんに、所属事務所から「あまつめのオーディションを受けないか?」と声が掛かったのです。
「今までの4人の流れが良くて話題になってたので、私たちがその流れを止めちゃうんじゃないかって、けっこう人生でいちばんくらい悩みました。でも、自分の夢にもっと近づきたいと思って、オーディションを受けたんです。」
りりさんたちの合流後、あまつめはプレデビューの時以上に快進撃を続けます。
2024年7月には、初の夏フェスとなる「超NATSUZOME 2024」に出場。
「初めての野外の夏フェスなので、みんなで対策して挑みました。私は顔が腫れちゃってたんですけど、メンバー誰一人倒れることなく、きずなが深まりました。」
同年8月には、デビュー1年足らずで早くも、世界最大のアイドル・イベントであるTIF(東京アイドル・フェスティバル)出場を果たします。
「前のグループの時からもちろんTIFのことは知ってたんですけど、すごいアイドルを観に行く場だと思ってたんで、そこに自分たちが立てるって、すごくうれしかったです。アイドルとしての夢がかなったと思いました。」
同年12月、初の海外遠征となるタイへ。
「よしのさんが別仕事で、5人で心細かったんですけど、さらに二人、体調不良になってしまって、歌割りを3人でして、大変でした。でも、ここちゃん(中川心さん)が前のグループの時にタイに何回も遠征してて、ここちゃん目当てのファンの方がたくさんいて、びっくりしました。現地のファンの方たちと少しでもコミュニケーションを取りたいと思って、タイ語も勉強しました。むずかしかったですけど、相手の方の言ってることがわかったときがいちばん楽しかったです。」
りりさんは語学がお好きなのだそうです。
2025年1月には、デビュー1周年を迎え、初のワンマンライブを開催。
「1周年をみんなでお祝いできて、今のメンバーでがんばって来て、本当に良かったと思いました。途中で何度もくじけそうになったけど、歌とダンスにも慣れてきて、実力も前よりはついたって自信があります。今は動員が悩みかな。自分のことを知ってもらうのがじょうずじゃないんです。きっかけを作るのがむずかしくて。これからの課題ですね。」
子供のころは天下無敵だったりりさんも、上京して一人暮らしを始めてから心配性になったのだとか。
「さびしがり屋なんで、ひとりだとネガティブになっちゃうんで、なるべく人といっしょにいるようにしてます。」
そんなりりさんが「あまつめ」の中でいちばん好きな曲は「超絶あまつめ流星群」。
小刻みなビートに乗せてメンバーさんそれぞれのコミカルな掛け合いが絡んで行くユニークな構成で、「自分を信じて駆け抜けろ!」と歌い上げるポジティブな曲です。
「聴いてて元気が出るし、やってやるぞ!!って思えるんです。」
あまつめは今や、りりさんの中でなくてはならない大きな存在になっています。
「全員が努力を超えた努力ができるメンバーで、すごく刺激を受けています。メンバーのみんなに影響されて、前よりもいっそう自分が成長できる場所、今の私にとっていちばん大切な場所です。『好きなアイドルグループは?』って聞かれたときに名前があがるグループになりたい。そして、個人的には、武道館に行きたいというのが目標です。」
りりさんたちのたゆまぬ挑戦は、まだ始まったばかりです。

りりさんとグラビア

りりさんはグラビアでも大活躍されています。
「最初は正直、やりたくなかったんです。当時はまだ19歳で、水着には抵抗しかなかった。でも、スタジオに入って撮影してみたら、すごく楽しくなって。」
りりさんが初めて水着姿を披露したのは、2023年8月、「ヤンマガGリーグ(※)」でのことでした。

※タレントたちがヤンマガ(=『週刊ヤングマガジン』)本誌掲載を目指して戦うグラビア勝ち抜きバトル

続いて2024年春、TGIF(東京グラビア・アイドル・フェスティバル)にエントリーしたりりさんは、そこで初めて水着姿のチェキを販売します。
「ファンの方から好評だったので、自信を持ちました。『脱いでほしくなかった』とか言われるんじゃないかって、心配してたんです。『似合ってる』とか『いい体してる』とか言っていただけて、うれしかったです。それに、ゆあちゃん(※三葉ゆあさん)といっしょだったので、心強かった。」
2024年10月には、8年ぶりに復活した「ミスアクション(※)2025」へのエントリーを発表。

※『漫画アクション』(双葉社)の名を冠したグラビア・ミスコンテスト

「やっぱり、同じグループのメンバーがグラビアをやってるのが大きかったです。ミスアクションのお話しをいただいたとき、よしのさんに相談したんです。自分の体に需要があるかどうかがわからなかったんで。私はよしのさんみたいに胸が大きくないし、星奈さん(=篠見星奈さん)みたいにスタイルが良くないし。そうしたら、よしのさんが『りりちゃんはヘルシーボディだし、引き締まってるからだいじょうぶ。怖がらなくていいよ』って言ってくださったんです。それで、個人活動でも新しい挑戦をしてみようって思いました。」
生き馬の目を抜くような芸能界で前に進んで行く人は、強烈に「負けず嫌い」だなあと、これまで見聞きして来た中で思います。
「ミスアクションにエントリーしてから、グラビアの世界に飛び込んで、グラドルとしてがんばろうっていう気持ちが固まってきました。ぜったいグランプリをとってやる! 人生かえてやる!って、闘志しかなかった。意気込んでのぞんだんですけど、結果は審査員特別賞でした。」
りりさんは発表の瞬間を思い出すかのように、少し間を置いて、唇を噛み締めました。
「すっごく悔しかったんです。でも、そのあとの編集長のお言葉を聞いて、気持ちが変わりました。副賞として、元々はなかったデジタル写真集の発売を追加してくださったんです。これはすっごく光栄なことなんだって、ポジティブに変換しました。これから、賞に見合う活動をして行こうって。それに、よしのさんが初めて受けたオーディションも特別賞だったそうなんです。だから、がんばれば私もよしのさんになれるかな、なんて。」
やはり、りりさんにはキラリと光るものがあったのだと思います。
そして、まだ記憶に新しい今年1月、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の人気企画「サキドルエース SURVIVAL SEASON14」への参加を発表。
「ミスアクションの結果が出た直後で、正直、不安しかありませんでした。最初は『今回はムリだろう』って思いました。でもメンバーやファンの皆さんの応援が私の気持ち以上で、これはぜったいに負けられないぞって。あまつめ代表として出て、あまつめのために人生賭けて…何か、今日は『人生賭ける』って言葉ばっか使ってますけど。私は一人じゃないんだって、周りに助けられながら、何とか最後までがんばれました。」
今は結果待ちでドキドキしながら毎日を過ごしているそうです。
さらに、ここに来て大きなニュースが飛び込んできました。
来る4月25日、竹書房さんから、念願の1st DVDが発売されることが決まったのです。
おめでとうございます!
りりさんのDVDなら、僕も絶対に買います!(※もちろん自腹で)
「メンバーのDVDのサンプルを見てたので、『私もここに映るんだ』って、不思議な感じがしました。撮影はフィリピンでした。行く前までは不安だったんですけど、スタッフさんもみんなやさしくて。サンプルを見て、色々と勉強してから挑んだんですけど、カメラマンさんがそれに気づいてくださって、ほめられたのがうれしかったです。発売されたら、ぜったいに1位をとりたいです! もしリリイベがあったら、会場を満員で埋めたい! DVDを、今は1枚だけど、まずは5枚まで出したいです。」
ここで、なぜか小声になったりりさん。
「本当は、よしのさんの21枚が目標なんですけど…。」
日本には古代から「言霊(ことだま)」という考え方があります。
口にしたことが、言葉に宿る力で実現することもあるという思想です。
言ってしまいましょうよ。
それに、りりさんならできそうな気がします。
「グラビアでの目標は、毎月1回は個人撮影会をやってるんですけど、撮影会だけじゃなくて、雑誌にも出たいです。もちろん、キンマー(=近代麻雀水着祭)みたいな大きな撮影会にも、出たことがないので出てみたいです。それから、今度デジタル写真集を出していただくんですけど、やっぱり紙の写真集も、いつかは出してみたいです。がんばります!」
つぶらな瞳をキラキラと輝かせながら、そんな風に笑顔で語るりりさんの今後の活動から、ますます目が離せません。

りりさんと『鳳神ヤツルギ』

りりさんは、2023年11月から千葉テレビにて放映されている特撮テレビドラマ『鳳神(ほうじん)ヤツルギ11』に、ヒロインの橘マリ(※変身後は天神キサラ)役で出演されています。
ヤツルギは千葉県木更津市のご当地ヒーロー。
我々の世代なら誰もが知っている『秘密戦隊ゴレンジャー』を彷彿とさせます。
僕も子供のころはウルトラマンから始まって、特撮ヒーローものが大好きだったので、りりさんが正義のヒロイン役をされていると知った途端、俄然興味が湧いて来たのでした。
「実は事務所が私の知らないうちに書類を送ってたんです。私はオーディションがあるって聞いたから行ったんです。人生初のオーディションでした。それまで特撮が好きだったわけでもないです。もちろん、決まってからは色々と勉強しましたけど。オーディションに合格したときには、言葉では言い表せないくらいの感動がありました。撮影は木更津です。天神キサラの着ぐるみの中にも私が入ってます。」
えーーーっ!
すみません、リアルに声が出てしまいました。
「最初はアクターさんが入ってたんですけど、私は部活で体をきたえてたし、自分でアクションをやってみたいと思って。もちろん、アクターさんが色々と教えてくださいました。自主練にも参加させてもらいました。バク転もしたいと思って今、練習中です。歴代のキサラでバク転した人はいないって聞いて、『よし、だったらやってやろう!』って。やるならとことんやりたいんです。」
いやあ、僕はもう10年も『クリーム』のイベントで色んなアイドルさんとお会いして来ましたが、着ぐるみの中に入っている方はもちろんのこと、特撮ヒロインを演じているという方も初めてです。
「着ぐるみの中って大変なんですよ。見えないし、息苦しいし、動きづらいし。夏はサウナよりサウナです。」
そりゃそうでしょうねえ。
りりさんがアクションをされている動画を拝見しましたが、軽やかな身のこなしの中で、一つ一つの動作がキビキビとして決まっていて、とてもカッコ良かったです。
「月に1回、ヒーローショーもやってます。明日(2月11日)も木更津のイオンモールさんであるんですよ。家から遠いんで、朝がめっちゃ早いです。」
でも、子供たちに夢を与える仕事ですよね。
僕だって、子供のころに見たウルトラマン・シリーズの怪獣の名前とか主題歌とかストーリーとか、何十年も経った今でもはっきりと覚えていますから。
尊いお仕事だと思います。
今回、りりさんのプロフィールを紹介するにあたって、僕がいちばん書きたかったのがこのことでした。

りりさんと『クリーム』

りりさんの『クリーム』初登場は2023年8月号で、当時の所属グループ・星屑ラビリンスのメンバー全員での掲載でした。
りりさんは今と違って、明るい茶髪に茶色のカラーコンタクトで、ちょっとギャルっぽいイメージです。
衣装は制服で、上が薄い黄色の半袖シャツに真紅の蝶リボン、下は明るいグレーのタータンチェックのプリーツ・ミニスカートというイマドキのJK風。
でも、イケイケな感じではなく、全体にエレガントな雰囲気が漂っています。
これが、りりさんの初の撮り下ろしでの雑誌掲載でした。
そして、このたびの2025年2月号で、りりさんは2回目の『クリーム』登場となります。
りりさんにとって、初の単独グラビアです。
「決まったときは、うれしかったです。本格的にグラビアを始めるって決めて、すぐに声をかけていただいた企画なんで。前回(2023年8月号)は制服だったんで、水着での雑誌撮影は初めてでした。ミスアクションのオーディションのときにも撮影があって、メンバーのグラビアを見たりして、ポージングを猛練習したので、『クリーム』の撮影には自信を持って挑めました。」
撮影はどんな感じでしたか?
「もう楽しいしかなかったです。ポーズとか、あらかじめ自分で考えておいたのにプラスして、カメラマンさんが色んなのを提案してくださって、自分の引き出しが増えました。表情も、制服のときは笑顔、水着のときは大人っぽいキメ顔でとか、自分で考えました。」
衣装はご自分で選ばれたのですか?
「制服は用意されている中から自分で選んで良かったので、白いセーラー服にしました。高校のときはブレザーだったので、セーラーを着たいと思ったのと、前回『ギャルっぽい』って言われたので、今回は清楚にしたいなって思って。あと、赤い紐ネクタイに惚れました。白いビキニのほうは始めから用意してくださってたんですけど。」
こうして迎えた発売日(1月7日)、りりさんは何と、秋葉原の『クリーム』販売店舗を回って下さったのです。
「はじめて西緒りり個人を『クリーム』に呼んでくださって、とってもうれしくて、ありがたかったので、ぜったい完売させたいって思いました。ラムタラ秋葉原店さんではファンの方とばったり会って、目の前で買ってくださいました。自分が載ってる雑誌がお店に並んでるのはうれしいです。」
ありがとうございます!
「最後にもう一つだけ、いいですか?」
りりさんが訴えかけるような眼差しで切り出されました。
「メンバーのよしのさんと星奈さんが『クリーム』の表紙になったので、私もぜったいに表紙になりたいです!」
いいですねえ!
ファンの皆さんの応援があれば、決して無理な目標ではないと思うので、ぜひ頑張って下さい!
今回のイベントは、りりさんの『クリーム』初単独グラビア掲載を記念したものです。
もちろん単独でのイベントも初めてということで、事前にご本人のSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、限定2枚のプレミアムな7冊券は予約段階で完売!
当日も、飛び入り参加のお客様が次々といらっしゃって、大盛況のイベントになりました。
本当に、ありがとうございます!
これも、りりさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
りりさんはイベント当日、「おはようございます! 西緒りりです! 本日はよろしくおねがいします!」と明るくハツラツとご挨拶され、そして、丁寧に何度も何度もお辞儀をされながら、会場にいらっしゃいました。
こんなに腰の低いアイドルさんには、ほとんどお目に掛かったことがありません。
それから、会場のテーブルの上に山と積まれた『クリーム』に一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
筆記体の「Riri」の「R」を横長に大きく丸く描いて、大好きなニャンコをかたどった、とっても可愛らしいサインです。
「ネコが大好きなんです! 実家で、兄がお友だちから引き取った猫を飼うことにしたのがきっかけで、家族全員がメロメロになりました。今は上京して一人暮らしなんですけど、ネコ(マンチカン)ののあくんといっしょに住んでます。」
ああ、ネコは可愛いですね。
僕も実家で15年くらい飼っていたので、よくわかります。
「それから、筆記体は、子供のころに英会話を習ってて、そのときに練習しました。語学が好きなんです。英語はむずかしくて、なかなか身につかないですけど、世界中の人たちとコミュニケーションしたくて。」
おお、お若いのに素晴らしい!
我々の時代は、公立中学の週3時間の授業でも、1年生の1学期に筆記体を習いました。
それから1、2年くらいは、カッコつけて、ノートもテストも筆記体で書いていましたが、そのうち面倒になって…これが本当の中二病ですね。
今は国の方針が変わって、義務教育では筆記体を教えないそうです。
すみません、話しが逸れてしまいました。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替え、インタビュー、撮影と、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始(その1)

さて、いよいよイベントの始まりです。
りりさんは、誌面で着た白のビキニに合わせて選んだという、オフホワイトの紐ビキニ姿でご登場。
ひまわりのように燦々と輝く満面のアイドル・スマイルに、引き締まったウエストが健康的で、しかも色っぽく、会場の季節を一気に夏へと変化させます。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショット・チェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネルのお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製アクリルキーホルダーのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
りりさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどで確認して、詳細までご存じです。
最初は2冊券の方。
「こんにちは~! あ、こんばんはか?」
「2週間ぶりくらい?」
「あ、汐留ですか? うれしい! 来てくれたんですか? ありがとうございます!」
全身全霊でファンの方と会えた喜びを伝えるりりさんです。
続いての方。
「ねー、びっくりした! ホント? 知らなかった。」
「来るって言ってないから。」
「仕事終わり? スーツだもん。」
こんな素敵なりりさんに会うためなら、仕事なんてさっさと終わらせますよね。
今度は、常連の方です。
「あー、○○さんだ! ありがとー! ここまで来てくれて、うれしい!」
「いえいえ、こちらこそ。DVDもがんばってね。もう撮ったんだよね?」
「それもオフショット載せるから、見てね!」
皆さん、りりさんを応援していらっしゃいます。
その次も、仕事終わりの方のようです。
「えー、○○さん!」
「仕事終わって、行けたら行こうと思って。」
「ありがとー、来てくれて!」
「水着と聞いて、行かなきゃと思って。」
「えー、ヘンタイだ~! はじめてだよね、水着?」
「てか、(あまつめの)誰のも見たことない。」
今回は、あまつめさんの「箱推し」の方もたくさん来て下さったようです。
続いては常連の方。
「来た~、○○~! 間に合った!」
平日なので、ギリギリで駆けつける方もいらっしゃいます。
間に合って良かったですね。
今度は、「初めまして」の方がいらっしゃいました。
「ありがとー! はじめて?」
「そうだよ。」
「ありがとー、いっしょだね、色が。」
この方は白い服を着ていらっしゃるので、りりさんのビキニと色がお揃いなのです。
「お名前きいていい?」
「○○です。」
「X(旧ツイッター)で知ってくれたの?」
「まあ、そんな感じで。」
「今日、良かったらこれでツイートして。」
シャイな方にも一生懸命、話し掛けるりりさん。
この方も、これで今日から「りりれんじゃー(※りりさんのファンネーム)」ですね。
さらに、仕事を途中で抜け出して来たという方が。
「あー、間に合って良かった! ○○さ~ん!」
「間に合った。今日は神保町か。」
「まちがえた?」
「間違えてないけど。」
「今日、お仕事?」
「うん。抜け出して来た。また戻る。」
「たいへん~! がんばって~!」
「あと、おめでとう、3連単。」
「また呼ばれるようにがんばる!」
先日、ちとせさんが8代目オートレースヴィーナスを務める浜松オートに呼ばれ、YouTubeの予想番組に出演したりりさんが「3連単(※1着・2着・3着の選手の車番を順番通りに当てる車券)」を的中させたのでした。
次のレースヴィーナスの座も近いかも知れません。

いよいよイベント開始(その2)

続いては、3冊券の方です。
「来たー! ○○さん! 全身水色で来てくれて、ありがとー! うれしい、3冊も!」
この方は、洋服を水色(※りりさんのメンバーカラー)で統一していらっしゃいました。
さあ、りりさんのテンションもどんどん上がって来ますよ。
次の方、どうぞ。
「ぎゃはははは~! うれしー! ありがとー! ほんとに来てくれたの?」
この方は、撮影会の常連のようです。
「今日も素敵な水着で。」
「ありがとー! 個撮(=個人撮影会)のときも白だった? かぶってない?」
「黄色だった。個撮取れなかったんだ、今回。」
「そうなの? また来月?」
何と、予約が即完売だったそうです。
ようやく世間が、りりさんの魅力に気づき始めたのでしょう。
そして、女性の方がいらっしゃいました。
「あ~、○○ちゃ~ん!」
「おなか冷えるよ。」
「だいじょうぶ!」
「会社から歩いて15分くらいなの。」
この方は、りりさんに差し入れをお持ちになりました。
「これ、口元が荒れてるって言ってたじゃん? だから、ハーブ買って来たの。」
何と、心優しいファンの方でしょうか。
「りりちゃん、最初よりめっちゃ対応力、上がったよね。」
「最初、めっちゃ緊張してた。」
「お互いね。」
「あはは。」
まるで女子会のような、楽しそうなやり取りですね。

いよいよイベント開始(その3)

今度は、5冊券の方です。
「あ、来たよ来たよ!」
この方も常連の方でしょうか。
「人いた、うしろ?」
「けっこう。あと○人くらい。」
今回のイベントは、予約開始が「サキドルエース」と重なっていたので、最初の申し込みこそ少なめでしたが、そこからぐんぐん伸びました。
当日券でいらっしゃった方も多かったです。
次は女性のファンの方。
「あー、○○ちゃーん!」
「来ちゃった~!!」
「だいじょうぶ、○○ちゃん? 刺激つよくないかな?」
「水着でしょう! ドキドキしちゃう! あー、かわいー!」
「かわいい? じゃ、セクシーじゃなくて、かわいいので。」
「いつもXとかで見てるから、刺激が強い。悩んでたから、5冊券にしちゃった。今日、私、会社リモートだから。」
「ありがと。リモートなのに来てくれたの?」
「そう、握手できる機会かなと思って。」
ものすごく熱心なファンの方です。
りりさん、愛されています。
同性にも愛されるというのは、本物のアイドルさんの証ですね。
さあ、平日なので、急いで来られた方がどんどんお見えになりますよ。
「あー、○○さ~ん!」
「間に合った。」
「握手会とか初めてなの? けっこう行く?」
「書泉さんは何回か、カレンダーとかで。」
でも、りりさんの初握手会は特別な意味がありますよね。
続いては、常連の方です。
「来た~! ○○さーん! いらっしゃーい! 最近、会う頻度おおくて、うれしいよ。」
「こないだ汐留で初めて会ったばかりなのに、名前まで覚えてくれてて、感動。」
「バッチリだよ!」
さすが「神対応」のりりさんですね!

いよいよイベント開始(その4)

ここからは、7冊券の方です。
「あー! 7冊券! ありがとうございます! Xで知ってくださったんですか?」
「ここ(=書泉さん)のイベント、よく来る。」
「Xもよく見てるんですか?」
「いや、Xはあんまり。」
「Xも見てくださいね。グラビアのイベントもよく来てるんですか?」
「まあ。」
「今日はお仕事終わり?」
「いや。」
「遠かったですか?」
「まあ、だいたい距離はわかってるんで。」
どんなにシャイな方にも、りりさんが一生懸命ファンの方のことを知ろうとする気持ちは、間違いなく伝わっていると思います。
続いての方、どうぞ。
「あー、おまたせしました!」
「初めまして。」
「はじめましてなのに、7冊も!」
「サキドルエースで頑張ってたから、イベントの告知もあんまりなくて、あ、これ、まだ埋まってないぞって。」
「サキドルエースで知ってくださった?」
「いや、よしのちゃんのファンなんで。あと、星奈ちゃんのファンでもある。」
「あー、そうなんだ!」
「これ以上だと容量オーバーだけど、可愛いから、会ってみたいなと思って。」
「あー、ありがとうございます!」
「よしのちゃんがイベントやると、だいたい複数枚買うから。今度(クリーム4月号)、星奈ちゃんが表紙になるから、10冊券とか作るんじゃないかな。名前が○○と言います。」
「待って、名前知ってる! ○○ちゃんのアカウントわかるわ! ほんとに! 会えてうれしー!」
この方は、遠方から仕事終わりに新幹線でいらっしゃったそうです。
「今日、これだけのために来たから。そう、トンボ返り。」
「えー、うれしー!」
『クリーム』のイベントが新たなファンの方との出会いの場となって、大変光栄です。

チェキ&写真撮影タイム

最初は、2ショットチェキの撮影です。
本日、チェキの撮影を担当するのは、何と、りりさんと同じ事務所の大先輩である本誌副編集長の西永彩奈さん!
姉御肌の西永さんは、可愛い後輩の初の雑誌イベントがあるのを放っておけるはずなどありませんでした。
しかし、何度も書いていますが、西永さんがスゴイのは、こういう時に完全に裏方に徹することです。
「最初にチェキ撮りまーす」と西永さんの掛け声。
「ポーズ何がいい?」りりさんがファンの方に尋ねます。
「何でもいい。まかせる!」
定番は、お二人が片方ずつ丸めた手のひらを合わせてハートを作るポーズや、Wピースなど。
「これいいでしょ?」書泉さんが用意して下さった「握手会」のカンバンを指差すりりさん。
「はい、チーズ!」
余談ですが、この日、西永さんがいかにスタッフに徹していたかというエピソードを一つ。
あるファンの方に「私も2月24日、ソフマップで待ってるから」と言ったところ。
「え、誰?」という反応。
「西永です!」
「えーーーー!!!」
この方は、リアルにのけぞって2メートルくらい後ずさりされました。
続いては、撮影タイムです。
お客様のカメラまたはスマホでりりさんを撮影できます。
「はい、撮ります。」
「何でもいい、ポーズ?」
「おまかせで。」
りりさんが右腕を上げます。
「あ、それいいわ。」
「いい感じ? ありがとねー。」
ご自分で撮影することに、あまり慣れていらっしゃらないファンの方も。
「自分で撮るの? マジ下手くそなんだよね。」
「そうだよ、自分で撮るの。」
被写体が最高だから、大丈夫ですよ。
立派な一眼レフをお持ちの方もいらっしゃいます。
「あ、カメラがプロだ! さすが!」
5冊券の方は1分、7冊券の方は2分間も撮影タイムがありますよ。
「すごい! 2分間! すごい! ふるえる~。ポーズもたなかったらどうしよ?」不安そうなりりさん。
腰に右手を当ててみます。
「このポーズ、好きなの?」とりりさん。
「○○のポーズって名前つけないと。」
「ミスジャパンみたいじゃない? ポーズ指示してくれるの、うれしい!」
「じゃ、しゃがんでみようか。」
りりさんは、さすが撮影会などで鍛えているだけあって、ご自分を美しく魅せるポーズをぽんぽんと繰り出されます。
「ありがとーございます!」
皆さん、りりさんとの会話を楽しみながら、思い思いにまばゆい水着姿をご自分のカメラに収めたのでした。

特製グッズお渡し&私物サイン

5冊券以上の方には、お客様の私物にりりさんがサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
「私物サイン何にする?」
この方は、透明なチェキケースを取り出されました。
「ここに書く? マジックは水色だよね?」
「白で。」
「ホントに? あて名は○○さんでいいの? あ、ちょっとうすいかも? どう? かわいい? だいじょうぶ?」
りりさんの貴重な直筆サインですから、大丈夫ですよ。
続いての方は、革製のポーチをお持ちになりました。
「御朱印集めてるから。あ、ヤツルギ神社も行ったから。」
木更津にある八剱八幡(やつるぎはちまん)神社は、りりさんが出演しているヒーロー番組『鳳神ヤツルギ』の聖地なのです。
「○○ちゃんって書いていい?」
「あ、書いて書いて。一応ね、これも。」
そして、書泉さんが会場に用意して下さっている「宛名書き用紙」をりりさんに手渡します。
「あはははは! 一応書いて来たんだ?」大笑いするりりさん。
箸が転んでもおかしいお年頃のようです。
見開きの大きな色紙をお持ちになった方もいらっしゃいます。
「お、私物用意して来てくださったんですか? ありがとうございます! すごい! ここに書くの? プロみたい。」
いえいえ、プロのアイドルさんですから。
ちとせさん推しの方は、サイン帳へのサイン入れをご希望になりました。
「私のイベントも来てくれるの、うれしい!」
「前から知ってたから。あんまり推しを増やし過ぎると、よしのさんに怒られるけど、こういうイベントはいい機会だから。」
「うれしい! ○○ちゃんって呼んでいい?」
「いいですよ。」
特に私物サイン用の品物をお持ちでない方は、よろしければ、同じく5冊券以上の特典「特製フォトパネル(ワイド6切判 ※203×305 mm)」にりりさんがサインを入れて下さいます。
制服姿でにこやかにこちらを見つめるラブリーなりりさんの写真を使用しました。
「これ(パネル)でいい?」とファンの方。
「水色のマジックも用意してくださったんだ。日付けも入れる?」
「日付け、○月○日って書いて。誕生日だから。」
「○月○日って、もうじきじゃん? おめでとうって言っていい?」
「いつもだと自分で撮った写真を持って来るんだけど、撮ったの、まだないから。」
「そうだよね。今度また呼んでもらえるようにがんばるから!」
このパネルは、りりさんご本人も「かわいい!」と喜んで下さった逸品です。
ぜひ、お家に飾って下さい。
サイン入れをご希望の方はいらっしゃいませんでしたが、7冊券の方には、特製アクリルキーホルダー(=アクキー)をプレゼント。
こちらは、白ビキニを着て両腕を上げた立ち姿のりりさんです。
実は、左のハートに幾つかキャンディーが散りばめてあります。
これは、「あまいものつめあわせ」にちなんで、デザイン担当が入れました。
「アクキーは二人しかもらえないからね。私ももらったから、おそろい!」
こんな風にして、りりさんからファンの方にアクキーが手渡さたのでした。

本のお渡し&握手

そして、本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「気をつけて持って帰ってね!」
いよいよ、この麗しいりりさんと握手ができる人生で最も幸福な瞬間がやってまいりました。
両手をゆっくりと差し出し、ファンの方の手を握り、目を見つめて「来てくれただけで気持ち伝わってるから」とささやくりりさん。
こんな握手をした日には、全員がりりさんのことを大好きになってしまうでしょう。
一方で、常連の方には、スポーツ美女らしく握力の限界に挑戦する強い握手を。
「あー、痛い!」ファンの方が悲鳴を上げます。
「いたい? けっこう強い? 私、左の握力32キロあるよ。」
「オレ、右が32キロ。」
「じゃあ、右7割で行くね。現役しりぞいて、もう3年だから。」
「何の現役?」
「部活。」
「何だ、ヤンキーか何かと思った。」
どんなかたちの握手でも、りりさんからファンの方への感謝の気持ちに変わりはありません。
最後は、「また会おうね、約束! ありがとー! バイバーイ!」と両手を振り振り、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れないりりさんで、多くの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
女神のようなりりさんと、熱心なファンの方々のおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
出席率は何と100パーセント!
これには関係者一同、大喜びでした。
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったりりさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
西緒りりさん、ご参加下さいましたお客様、書泉グランデさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】