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【イベント・レポート】Cream(クリーム)12月号(メディアックス)発売記念 椿野ゆうこさん握手会(秋葉原)

はじめに

去る11月9日(木)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)12月号(メディアックス)発売記念 椿野ゆうこさん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から穏やかな晴れ間が広がり、気温も11月とは思えないほど高く、春のような暖かさが心地よく感じられて、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
椿野(つばきの)ゆうこさんは、東京を拠点として活動するアイドル・グループ「ひめもすオーケストラ(略称:ひめオケ)」のメンバー(赤色担当)で、京都出身の23歳。
一見、放課後の図書室の窓際の席でいつも本を読んでいる文学少女のような、全く飾り気のない素朴なたたずまい。
でも、何気なくそちらを見て、ページをめくった彼女とふと目が合うと、一瞬照れて目を伏せた後に、なぜか心がきゅっとなる。
「もしかして、あの子のことを好きになっちゃったのかな」と、遠い日の初恋を思い起こさせるような、ちょっと懐かしい雰囲気をまとった方です。
単に「可愛い」とか「美人」のアイドルさんはたくさんいますが、こういう方は稀有な存在ではないでしょうか。
ゆうこさんは小学生の頃からアイドルが好きでした。
地元の進学校で勉強漬けの日々を送っていた高校時代、大好きなアイドルさんが心の支えになったことから、本格的にアイドルを目指そうと考えます。
高校生の時は親御さんに反対されましたが、茨城県水戸市にある国立大学の理学部に進学してまもなく、アイドルになるという夢を諦められず、現在の事務所さんのオーディションを受け、合格。
2020年7月から、ひめオケさんの1期生としてアイドル活動を始めます。
ライブなどは主に都内で行われるため、終了後、終電(お金を節約するため普通列車)で2~3時間も掛けて水戸まで帰り、翌日、何とか起きて朝から授業に出るという生活を続けました。
そうして今春、見事に大学を卒業されたのです。
「大学生活の全てをアイドルに尽くした4年間でした!」と、ゆうこさんはご自分のSNSで語っています。
「学業と仕事の両立」などと口で言うのは簡単ですが、強靭な意志と並外れた行動力がなければ、到底実現できることではありません。
ゆうこさんが所属する「ひめもすオーケストラ(ひめオケ)」は、コロナ禍中の2020年7月、無観客配信ライブでデビュー。
グループ名にある「ひめもす」とは、古語で「一日じゅう。朝から晩まで(『旺文社古語辞典 第十版増補版』)」という意味で、音がまとまるイメージを持つ「オーケストラ」と組み合わせ、「バラバラな音が一つになって、あなたの一日に音楽を!」という思いが込められています。
昨年(2022年)夏には、結成2年にして早くも、世界最大のアイドル・イベントである「TIF(東京アイドル・フェスティバル)」に、全国選抜LIVEのセカンドチャレンジで優勝して、見事初出場を果たしました。
さらに、今年12月には、1st single「僕らはいま交差点に立って」がコロムビア・マーケティングからメジャーリリースされることが決定。
現在、連日のように各所でリリースイベント(リリイベ)を行なっています。
僕も先日、ソフマップAKIBAアミューズメント館さんで開催されたリリイベを拝見しました。
ステージから飛び出さんばかりのパワフルで圧倒的なライブ・パフォーマンス、いつまで経っても列が途切れない熱気むんむんのリアル特典会、全国各地からたくさんの方々が参加したオンライン特典会…。
アイドルのイベントには慣れているはずのソフマップのご担当者さんも驚かれるほどの、大変な盛り上がりようでした。
この曲は、たたみかけるようなリズムの躍動感と、ちょっぴり切なさを感じさせるマイナー調のメロディーで、一度聴いたら耳から離れない、王道のアイドル・ソングです。
ひとりひとりの人生を色んな道にたとえ、その中から僕と君が今、この交差点で巡り合ったことを奇跡と信じて、これからの未来を一緒に歩んで行こうと、歌詞が前向きで希望に満ちています。
また、来年(2024年)1月には5th ワンマンライブの開催も決まっており、今最も勢いのあるアイドル・グループの一つと言ってもいいかも知れません。
そして、ゆうこさんは、グラビアでも大活躍されています。
2021年秋の『週刊プレイボーイ』(集英社)を皮切りに、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)、『BUBKA』(白夜書房)、『週刊FLASH』(光文社)、『BOMB!』(ワン・パブリッシング)、『ヤングチャンピオン』(秋田書店)、『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)、『DOLCE』(白夜書房)など、大手出版社の有名グラビア誌、有名コミック誌に、立て続けにグラビアが掲載されました。
今年2月には、ついにKADOKAWAさんから1st 写真集をリリースされたのです。
ご存じの通り、かなり名の通ったアイドルさんでも、メジャーな雑誌にグラビアを載せたり、ましてや紙の写真集をソロで出したりするというのは、容易なことではありません。
普段着のゆうこさんは、ごく普通の、礼儀正しく腰の低いお嬢さんといった感じです。
それが、ひとたび衣装に着替えてファンの方の前に出ると、途端にスマイルを満面にたたえたアイドルの表情に。
加えて、ゆうこさんの水着姿は、スレンダーな肢体から豊かなお胸がはち切れんばかりに主張していて、まさかこんなダイナマイト級の武器をお持ちだとは想像すらしなかった僕らの脳内で炸裂します。
だから、僕らはまるで片想いのあの子のいけないものを見てしまったかのように、どぎまぎしてしまうのです。
ゆうこさんがご自分の水着画像をSNSにアップすると、あっと言う間に「いいね」が何千もつくのも、むべなるかな。
それまで体育の授業以外で水着をきたことがなかったゆうこさんは、初めてのグラビア撮影の時、色々な方のグラビアを見てポーズや表情を研究したそうです。
今号の撮影の時も、副編集長の西永彩奈さんが「こんなにグラビア研究してて熱量ある子に久しぶりに会えて感動したしこれからCreamの顔になってくれたら嬉しいな!!こっちまで勉強になるぐらい表情も全て天才!!!!」と手放しで賞賛するほど。
ゆうこさんはアイドルというお仕事に対してものすごく意識が高く、さらなる上を目指して日々ストイックに努力を重ねられています。
こんなに瞳の奥がらんらんと輝いているアイドルさんは、本当に久々に見ました。
これから、ゆうこさんがどこへ向かって進んで行くのか、今後の活動からますます目が離せません。
今回のイベントは、ゆうこさんの『クリーム』裏表紙・巻末グラビア掲載を記念したものです。
ゆうこさんは、『クリーム10月号』で同じグループの百瀬せいなさんと一緒に初めて本誌に登場したばかり。
前回、ゆうこさんのチェキ付き『クリーム』は、名古屋・大阪を含む全ての取扱店さんで、ほんの数日のうちに完売!
また、運悪く台風直撃の当日だったにも関わらず、書泉ブックタワーさんで開催された百瀬さんと合同の発売記念イベントも大盛況だったことから、今回のスピード抜擢となりました。
編集部の期待の高さがうかがえます。
ゆうこさんは、『クリーム』では初の単独イベントということで、事前にご本人のSNSなどで、それはそれは熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、限定3枚のプレミアムな7冊券はメール受付を開始するや、たちまち完売!
同じく限定7枚の5冊券も、ほどなくして完売しました。
ありがとうございます!
これも、ゆうこさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
ゆうこさんはイベント当日、会場の長テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
ローマ字の「Yuko」にスマイルマークを組み合わせた、シンプルながら、とてもかわいらしいサインです。
「『クリーム』さんにまた出られてうれしいです。『クリーム』さんの世界観がほんまに好きなんです!」とおっしゃりながら。
いえいえ、そんな風におっしゃって下さって、我々の方こそ身に余る光栄です。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替えと忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&握手会(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
ゆうこさんは、誌面で着たのとほぼ同じ、上は白のボタンダウンシャツに、グレーの地にエンジと白のトラッドなレジメンタルにクレスト(紋章)が入った蝶リボン、下はブルー系の濃淡をベースにしたタータンチェック柄のミニスカートでご登場。
チャームポイントのえくぼがくっきり浮かぶ、ふにっと目尻を下げたゆうこさんの柔らかい笑顔が、まるで雲の切れ間から覗く太陽のように会場をぱっと明るく照らします。
「高校時代は陰キャでした」とおっしゃるゆうこさんですが、こんなにまぶしい陰キャはいません。
う~ん、こんな子に「ねぇねぇ起きて、朝やで~」なんて言われた日には、もう会社なんかどうでもよくなるかも(妄想)。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製マウスパッドのお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、ゆうこさんご本人が描いたイラストのシャチハタスタンプをプレゼント。
『クリーム』のイベントでアイドルさんの直筆イラストを使って作ったグッズは初めてです。
何という豪華な特典でしょうか。
ゆうこさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどで確認して、詳細までご存じです。
「ありがとー、ふふふ! ありがとー、来てくれて! 仕事帰り?」
平日なので、仕事が終わってそのまま駆けつけたという方も多いようです。
続いての方。
「あー、こんにちは!」
「かわいいです!」ファンの方、いきなりゆうこさんにメロメロです。
「ありがとー、来てくれて。ありがとー! これからもまた会いに来てくれたらうれしいです。これからもがんばります!」
ゆうこさんのファンの方へのご対応は、とっても丁寧でありつつ、物腰柔らかで、ちょっとほんわかした感じ。
文章だと音を表現できないのがもどかしいのですが、京都弁のイントネーションが混じった標準語なのです(と、京都出身の筆者が解説してみる)。
「ありが・とー⤴」と語尾が上がります。
ゆうこさんがよく使う「おおきに~」とは若干ニュアンスが違うのですが。
はい、先に進みましょう。
次の方は何と、今年2月に神保町の書泉グランデさんで開催された、ゆうこさんの写真集の発売記念イベントに参加されたそうです。
「ありがとー!」
「カレンダーはないの?」ファンの方が尋ねます。
「あ、でも、毎月ファンティア(のファンクラブ・サイト『えくぼ神社におこしやす』)に手書きカレンダーをアップしてます!」
ゆうこさんのファンクラブ・サイトは順調に会員数が増えています。
今度の方は…。
「衣装かわいい!」
「制服めっちゃ着れて、すごくうれしいです! お仕事おつかれさまです!」 
ゆうこさんに励ましてもらえれば、たとえ毎日残業続きでも頑張れそうですね。
続いては、お会いするのは初めてという方。
「こんにちは~! ありがとー、会いに来てくれて! うれしい!」
「すみません。」
「ううん、ありがとー! お名前は?」
「〇〇です。」
「えー、いつもありがとー! めっちゃうれしい! ありがとね!」
スーツ姿の方がいらっしゃいましたよ。
「あ~、ありがとー! うれし~! おつかれさん! 前のリリイベも見てくれてうれしい。今日はスーツ? やっぱスーツがいいね!」
本日はスーツ姿の方もたくさんお越しです。
皆さん、ゆうこさんがこんなことをおっしゃっていますよ!
その次には、ゆうこさんがコラボレートした洋服ブランド「LIVERTINE AGE」のTシャツを着用された方が。
「ふふふ。〇〇ちゃん、着て来てくれてる。ありがとー、着てくれて!」
ゆうこさんがデザインされた、こだわりのTシャツです。
左胸には「Camellia(英語で椿の意味)」と綴られ、背面には、ゆうこさんをモチーフにした女の子のイラストがプリントされています。
ファンの模範のような方ですね。
今度は、前回の『クリーム10月号』のイベントに続いてご参加の方がいらっしゃいました。
「あ、ありがとー! うれしー! また会えたー! ありがとー、来てくれて! ありがとー!」
ゆうこさんは、2か月前に初めて会った方のことをちゃんと覚えていらっしゃいます。
「元気してた? 元気? ねねね、うれしい!」
「今回の(『クリーム12月号』の衣装)どれがオススメ?」ファンの方が尋ねます。
「やっぱり競泳水着かなあ。競泳水着好き?」
無言でうなずくシャイなファンの方。
こんなキュートなゆうこさんが着てくれる競泳水着なら、そりゃみんな大好きですよねえ。
さあ、次々と常連の方がいらっしゃいますよ。
「ありがとー! ありがとー!」
ゆうこさんのテンションもどんどん高まって来ました。
「チェキ(付き『クリーム12月号』)買おうと思ったらすぐ完売するし。どっかで手に入れようと思ったのに」ぼやくファンの方。
ゆうこさんのチェキ付き『クリーム12月号』は、発売からわずか二日間で、東京・横浜・名古屋・大阪の全店舗とオンラインショップで完売しました。
ありがとうございます!
「今回はページ数も多いね。」
2回目のご登場で、いきなり裏表紙・巻末ですから。
その次も常連の方。
「ありがとー、〇〇さん!」
この方は、何とNikonの立派な一眼レフをお持ちです。
「ひゃあ、ニコン! すごい!」お父様の影響でカメラがお好きなゆうこさんが目を丸くされます。
「(『クリーム』の)感想待ってるから。制服って、あんまり着る機会がないから。ありがとー、仕事帰りに。今日、ネクタイ違う?」
「うん。」
ゆうこさんはファンの方のことを実によくご覧になっていますね。
続いても、立派なカメラをお持ちの方が。
「ありがとー! おつかれさま! 私(そのカメラ)持ったことある。あぶないあぶない。落とすところだった。落とさない落とさない。えへへ、ほんまにありがとー、また来てくれて!」
ゆうこさんが「ありがとー!」を口にすると、ファンの方も「とんでもないです。こちらこそ、ありがとうございます」と応えます。
何と美しい関係性でしょうか。
常連の方が続きます。
「ありがとー! おつかれさま!」
「おめでとうございます、グラビア誌。」
たくさんのグラビア誌に掲載されたことのあるゆうこさんなのに、ファンの方が『クリーム』に載ったことをこうして祝福して下さるのは、我々も望外の喜びです。
「写真集を持っています」というファンの方に対しても、ゆうこさんは「ありがとー! がんばりますんで!」と、常に謙虚にポジティブに返されます。
こういうアイドルさんだと、ファンの方も応援し甲斐があるというものですね。
今度は、5冊券と7冊券を同時にお持ちの方がいらっしゃいました。
「ありがとー、〇〇ちゃ~ん!」
「どうしよ、いっぱい(読者)ハガキ書かないと。腱鞘炎になっちゃう。」
「書くの手伝おっか?」
こんな軽妙なやり取りからも、ゆうこさんとファンの方との信頼関係がうかがえます。

撮影&握手会(その2)

最初は2ショットチェキの撮影です。
本日、チェキの撮影を担当するのは、何と、『クリーム』副編集長の西永彩奈さんです!
「今日はスタッフです! 何でもやります!」とヤル気満々の西永さん。
ゆうこさんは西永さんのことを「私のなかのスーパーレジェンド」「彩奈さんにこれからもついていきます!」と常々尊敬の眼差しで仰ぎ見ていらっしゃいます。
まさかスタッフとして西永さんがいるとはつゆ知らぬファンの方は「え、チェキスタッフさん?!」と一瞬固まってしまいました。
そりゃ、ビックリしますよね。
「おそれ多いです!」とゆうこさんも。
しかし、西永さんのスゴイところは、こういう時にあくまで裏方に徹すること。
「かわいい!」を連発しながら、ゆうこさんとファンの方の2ショットをチェキに収めます。
ポーズは、アイドルさんのイベントの定番であるハート合わせやWピースなど。
「はい、チーズ!」
「やったあ~! ありがとー!」
続いては、お客様のカメラまたはスマホでの撮影です。
立派な一眼レフをお持ちの方がたくさんいらっしゃいましたが、ゆうこさんが「でかい!」と思わず声を上げてしまったのはこちら。
「こういうすごいの(カメラ)今日もち歩いてくれたの?」
「値段言うと、これ買ったとき60万。」
「60万! すごくない? うわ、すごー!」
「このレンズセットで70、いや80万。あとウチにレンズ1本3ケタのがある。」
「3ケタ?! 100万?!」ゆうこさんのかわいらしいお口もあんぐりしてしまいますね。
それから、シャッター音のしないNikonの一眼レフをお持ちの方も。
では、撮影開始します。
「お、すごい!」
「シャッター音がしないから、自分もいつ撮ったかよくわかんないんだけどね。」
「わかってない!」
「だいぶ慣れて来た。今、フラッシュ上げろって(表示が)出たけど、全然光ってない。あ、光った。」
「あ、ありがとー!」
5冊券の方は1分間、7冊券の方は2分間も撮影タイムがあります。
ゆうこさんは、編集長も「大ベテランさん」と呼ぶほどグラビア撮影に慣れていらっしゃるので、素敵なポーズを次々に繰り出します。
「ゆうこちゃん、かわいい!」
「照れるなあ。こんなスカート短いの(実際の学校では)なかったから、照れる~!」
「あ、かわいい~、かわいい~、かわいい~! お~! お~!」
「待ち受け(画像)行き?」
「あ~、かわいい~! ターンして!」
くるり。
ゆうこさんが回ると、スカートの裾が一瞬ふわりと広がって、何て可憐な!
それにしても、ファンの方もゆうこさんを乗せるのがお上手ですね。
5冊券以上の方には、特製マウスパッドのお渡しがあります。
約20×24センチと、普通のマウスパッドよりもかなり大きいです。
しかも、ゆうこさんのドアップの画像を選びました。
ゆうこさんが、あなたのことをいつでも近くで見つめてくれますよ。
「これがマウスパッド! スゴイ!」受け取ったファンの方も感嘆の声を。
「会社で使ってくれる?」
「会社で使えない。汚れちゃう。」
「たぶん、会社だと他人(ひと)の目が気になるから家で使う人が多そう。」
「これいいよ、この写真!」
「ね、ね~! 見つめあうって感じする!」
7冊券の方には、ゆうこさんの直筆イラストを使った特製シャチハタスタンプ(2.5×3センチ)をプレゼント。
ゆうこさんにご自分の似顔絵を描いていただき、それを縮小して作りました。
「おこしやす~!! ゆうこ」のメッセージ入りです(これも直筆)。
インクの色は、もちろんゆうこさんの担当カラーの赤。
世界でたった三つしかない逸品です。
「これ、すごいの! めっちゃキレイでかわいいから、ぜひ使って!」
5冊券以上の方には、私物サインがあります。
「私物なかったんで」と、ゆうこさんの1st 写真集『椿の色』(KADOKAWA)をお持ちになった方。
「あー、わざわざ買ってくれたんだ!(表紙を開けて)ここいいな。ドーン! うれしい!(お名前を)漢字で書けちゃうよ!」
才女ながら漢字が苦手なゆうこさん、なぜかドヤ顔に。
黒い樹脂製の小箱を差し出した方。
中には管楽器のリードがセットで入っているそうです。
「ありがとー! こんな大事なものにサインを! これはシルバー(のマジック)?」
「白で。」
「おー、めっちゃいい! 名前は?」
「ああ、じゃあ(書いて)。」
「あ~あ、ついに本名がバレるね。」
いやいや、誰も覗き込んで公開したりしませんから。
前回に続いて立派な見開きの色紙にサインをご希望の方。
「お、今回もいいの? ありがとー! 色紙用意してくれたんだ? ドーンですか? ドーンと書いちゃう! お名前は?」
「〇〇。」
「〇〇ちゃんだもんね。本名だよ、本名! みんなにバレちゃう!」
え~っと、このネタは鉄板みたいです。
「ひめオケ」さんのサイリウムを取り出した方。
「おー! どこに(サインを入れる)?」
「お好きなところに。」
赤のマジックで意気揚々とサインを入れ始めたゆうこさん、はたと止まって、「これで赤(のライト)をともしたら見えないかも。」
隣にいる西永さんが「だいじょうぶだよ。」
インクは裏から光を当てると影になりますからね。
スエードっぽい表紙のチェキ帳をお持ちの方もいらっしゃいます。
中には、ゆうこさんとの想い出がいっぱい詰まっているのでしょう。
「じゃあ、(サインしても)いい?」
「はい。」
「まかしてください! ちょっと緊張するけど。想い出だけど、また見てね。これ持ち歩いてくれる?」
もちろんでしょう。
その他、特典のマウスパッドにサインを入れられた方もいらっしゃいました。
そうして、本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「ありがとー! 入るかな? ありがとー、いっぱい、いつも。」
「大切にするよ。」
いよいよ、握手の瞬間がやってまいりました。
「ありがとー! またね! いつでも待ってるから!」
このようにして、がっちりと手を握り合うゆうこさんとファンの方でしたが、ファンの方が手を離すと、ゆうこさんは名残惜しそうにファンの方を見て、そして、もう一度握手…という光景が、ご参加の方の人数分、繰り広げられました。
まるで、東京駅の新幹線ホームで最終の「のぞみ」が発車する寸前の、別れを惜しむ遠距離恋愛のカップルを見ているようです(僕も経験がありますが――お前の話しは聞いていない!)。
我々も、これまでにもう何十回と握手会を行いましたが、こんなにファンの方との別れを惜しむアイドルさんは初めて見ました。
それに、ゆうこさんは今回のイベント中、いったい何回、ファンの方に「ありがとー!」とおっしゃったでしょうか。
これほどたくさん「ありがとう」を口にされるアイドルさんにも、今までお目にかかったことがありません。
常々、SNSなどでもファンの方々への深い感謝の気持ちを綴っていらっしゃるゆうこさんですが、それが嘘偽りのない心からのものであることが今回の握手会を通して我々にもよくわかりました。
こうして、イベントは無事終了。
天使のようなゆうこさんと、熱心なファンの皆様のおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったゆうこさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
椿野ゆうこさん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】

椿野ゆうこさん(左)&本誌副編集長の西永彩奈さん(右)