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【イベント・レポート】純情のアフィリア 名古屋凱旋お渡し会 第二部:寺坂ユミさん 『Cream(クリーム)2021年10月号』発売記念(名古屋)

去る9月26日(日)、名古屋・名駅の星野書店近鉄パッセ店さんにて、「純情のアフィリア 名古屋凱旋お渡し会 第二部:寺坂ユミさん 『Cream(クリーム)2021年10月号』発売記念」が行われました。
この日の名古屋は、午前中からどんよりとした曇り空で、小雨もパラつくあいにくのお天気でしたが、ファンの方にとっては、この程度の雨など問題にもならないでしょう。
かねてから、読者アンケートなどで「名古屋でもイベントを開催して欲しい」というお声を多数いただいておりましたが、このたび、事務所さん、星野書店さんの多大なるご協力により、『クリーム』二度目の名古屋イベントを開催することができました!
これも、ひとえに読者の皆様が応援して下さったおかげです。
ありがとうございます!
寺坂ユミさん(愛称:ゆみちぃ)は、全国展開中のカフェ&レストラン「アフィリアグループ」を代表するメンバーから構成された学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」のメンバー(10期)で、メンバーカラーは水色。
本業のアイドル活動や、抜群のスタイルを活かした撮影会のほか、『週刊アスキー』の連載や、スマホアプリ「ヴァンガードZERO」の広報担当「VANGIRLS」、趣味のサウナを極める「純情のサウナ部」など、実に多方面に渡って大活躍されています。
そして、何と「制服が大好き」なのだそうです。
ユミさんが初登場で初表紙という、実に16年ぶりの快挙を成し遂げられた『クリーム6月号』は、あちこちで完売が相次ぐ素晴らしい売れ行きでした。
今回のイベントは、純情のアフィリアのメンバーさん全員が『クリーム10月号』の裏表紙&巻末グラビアに登場したことを記念したものです。
ユミさんを始め、人気のあるメンバーさんが勢揃いの一線級アイドル・グループさんの「全員集合」にふさわしい大きなイベントを行いたいと営業担当は考えました。
そこで、秋葉原の書泉さんのイベントや、ソフマップさんの配信イベントを軒並み完売させたユミさんが名古屋のご出身で、「ぜひ名古屋でイベントがしたい」と事ある毎におっしゃっていたことを思い出したのです。
アフィリアさんには、ユミさんの他に、名古屋ご出身のメンバーさんが二人いらっしゃいます。
東城アミナさんと葉山カナさんです。
アミナさん、ユミさん、カナさんの3人が、故郷に凱旋され、『クリーム』で二度目の名古屋、かつ、初の三部制のイベントを開催すれば、アフィリアさん全体を代表して、ご本人はもちろん、事務所さん、ファンの方、そして、星野書店さんにも喜んでいただけるのではないかと考えたのです。
実現までには紆余曲折がありましたが、関係各位のご協力のお陰で、無事に開催にこぎつけることができました。
この場を借りて、感謝申し上げます。
さて、第二部のご出演者はユミさんです。
アフィリアさんのリーダー・渚カオリさんが「イベントとかも大盛況だったゆみちぃと応援してくれてるセンパイたちのパワーがクリームさんに届いたのかなって思ってる」とツイッターに書かれたように、『クリーム』のイベントは何度も経験されているユミさんですが、名古屋での雑誌のお渡し会は初めてとのこと。
そのため、事前にご本人のツイッターなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、当日はお足元の悪い中、名古屋周辺のファンの方が多数、集結して下さったのです。
ありがとうございます!
これも、ユミさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
ユミさんはイベント当日、新幹線で名古屋にいらっしゃいました。
アフィリアさんは現在、全国ツアーの真っ最中で、前日は東京で昼夜二部のワンマン・ライブを終えられたばかり。
しかも、翌日にはまた東京でお仕事があるため、せっかくの名古屋もゆっくりとは滞在できず、日帰りになるのだとか。
それでも、ユミさんは全く疲れた素振りも見せず、控え室でメイク、お着替えを忙しくこなされた後、会場に設置した長机の上に山と積まれた『クリーム』に、1冊1冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
「イベント終わったら『なごやめし』食べるぞお~!」と元気におっしゃりながら。
ローマ字の「Yumichi」を笑顔のようにデザインした、とても可愛らしいサインです。
ユミさんは、このサインのように、大きな目の笑顔が抜群に魅力的。
それから、いつも『クリーム』の売り場を素敵なPOPで飾り付けて大展開して下さっている星野書店さんのご担当者さんにご挨拶されました。
ユミさんは、マンガがお好きなので、地元にいらっしゃった頃から、名古屋のコミックの聖地・星野書店さんにはお客としてよくいらっしゃっていたそうです。
『クリーム6月号』でユミさんが初めて表紙になられた時、星野書店さんのツイッターで売り場の写真をご覧になって、「名古屋出身!純情のアフィリアゆみちぃこと寺坂ユミちゃん」という大きなPOPを付けて展開して下さっていたのがとても嬉しかったこと。
翌月、遠征で名古屋に行かれた時に、星野書店さんを覗いてみると、既に『クリーム』は数冊しか残っていなかったこと。
そして、ご自分が通っていた星野書店さんでこうしてイベントが開催できることが本当に嬉しいということを、熱く語られました。
ご担当者さんも、「寺坂さんが表紙の『クリーム』は、あっという間に完売しました!」と嬉しそうにおっしゃいます。
その後、ユミさんはご担当者さんに案内されて、『クリーム』の売り場をご覧になりました。
イベント開始前で、既に店内に並んでいらっしゃったファンの方達は、突然のご本人降臨に驚いたり喜んだり。
星野書店さんでは、何とレジ前の女性アイドル雑誌のコーナーで『クリーム』を大展開して下さっています。
名古屋駅の真上の、デパートの中の書店さんで、こんなに『クリーム』をプッシュして下さっているとは。
同行した編集担当も感激しておりました。
ユミさんは、ご自身が書かれた色紙も飾られている売り場で、マネージャーさんに記念写真を撮ってもらわれます。
星野書店さんのご担当者さんは、「売り場まで見てくださった」と大変なお喜びよう。
こうして、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&お渡し会

さて、いよいよイベントの始まり。
ユミさんは、『クリーム10月号』の誌面で着たのと同じ、水色のストライプの地に、白い襟に紺色の細い線が2本入った半袖シャツ、深緑と群青のクレスト入りレジメンタルの蝶ネクタイ(ちょっとトラッド)、それに深緑と黄色のタータン・チェックのスカートでご登場。
今回のアフィリアさんの撮影では、メンバーさんがそれぞれご自分のお気に入りの制服を選んで着られたそうです。
制服が大好きなユミさんは、まずこの襟の2本のラインの入ったシャツが珍しいので、これを軸に、他のアイテムを合わせてコーディネートされたとのこと。
細身なので、とてもよくお似合いです。
スカートからすらりと伸びた美しいおみ足が健康的でまぶしい!
今回のイベントは、撮影&お渡し会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
全ての券種で、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、3冊券ではチェキへのサイン入れ、5冊券では、チェキへのサイン入れまたは私物サインの選択、それに加えて、特製缶バッジのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
ユミさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、ツイッターで確認して、詳細までご存知です。
これまでたくさんのアイドルさんを見て来ましたが、これほどまでにファンの方のことを把握されている方は見たことがありません。
普通は、ある程度当たり障りのない挨拶から始まると思いますが、ユミさんの場合、ファンの方とのトークがいきなりプライベートな内容で、ほとんど友達同士の会話のようです。
あまりにも個人的過ぎて、ここには書けません。
「あ、○○センパイ、ありがとう! 念願の名古屋のイベントだよ!」
ちなみに、アフィリアさんは、ファンの方のことを「センパイ」と呼びます。
アフィリア・グループ(コンセプト・カフェ)では、店舗は魔法学院、スタッフは魔法使い見習い、来店客は学院の先輩という設定になっているからです。
ファンの方は、制服姿のユミさんを見て、思わず「かわいい!」
「かわいい? ありがとー! 名古屋まで来ましたよ!」
ユミさんは、名古屋のアフィリアの店舗で3年ほどスタッフとしてお手伝いをされていました。
そこで抜擢されて、アイドルになられたのでした。
ですから、名古屋のファンの方の多くは、店舗時代からの古参の方々なのです。
このご時世ですから、なかなか遠征もできないので、ファンの方もユミさんの凱旋を、とても喜んで下さっていました。
こういう光景を見ると、「ああ、名古屋イベントが実現して良かったなあ」と、まさに営業冥利に尽きます。
しかし…。
「あれ、昨日、東京にいましたよね?」
「気のせいだと思います。」
前日の東京のワンマン・ライブから続けて参加される方も。
「かわいい?」
「かわいい。」
「制服、いい感じでしょ。」
やはり、地元ということで、ユミさんのテンションも上がります。
「今日、神イベントだよ! 今日は何で来たの? うれしい!」
この方は友人と一緒に来られたそうです。
「この場所の上(近鉄パッセ9Fのタワーレコードさん)でアフィリアのリリイベ何回もやってるから、慣れてるんだよね。」
件の友人のご登場です。
「今日、ツイッターで『今から行くぜ』って書いてあって、うれしかったけど、間に合うのかなって思ったら、今日は名古屋だから今からで間に合うんだ。○○さんと仲良しなんだ?」とユミさんが尋ねると。
「ゆみちぃが作ってくれたご縁で。」
ユミさんは、本当によくファンの方のツイッターをチェックしていらっしゃいます。
ファンの方の体型の変化にも敏感に反応。
「またうすくなったね、カラダ。」
「もともと細いからね。」
「もともと細い人に言われても。細いのに、なぜ糖質制限するの?」
実に、プライベートなトークです。
「来てくれて、ありがとう!」
「来るだろ。」
「わたしが東京行くって言ったら泣いてたのに。」
「泣いてたよ。」
「もう6年前だよ。」
「変わらないね。」
一体、何の映画のセリフでしょうか?
余談ですが、ユミさんは映画が大変お好きだそうで、メンバーの葉山カナさんと一緒に「純情の映画部」の活動をされており、以前はよく、映画館でご覧になった作品の感想をアフィリアさんの公式ブログに書かれていました。
が、最近はお忙しくて、もっぱらご自宅での鑑賞なのだそうです。
ちなみに、一番好きな映画は『小さな恋のメロディ』(ワリス・フセイン監督)なのだとか。
渋いですね!
1971年の映画ですよ!
僕が生まれる前だ(誰も聞いていない)。
以前、ユミさんは公式ブログに、「綺麗な映画を観て心が洗われた」と感想を書いていらっしゃいます。
すみません、映画の話題になると、ついつい脱線気味に…。
ユミさんの公式のご出身地は「名古屋」ということになっていますが、本当のご出身は「知多半島」です。
その、本当の地元のファンの方がいらっしゃいましたよ。
「知多半島のほう、ワクチン会場が取れなくって、名古屋まで来た。副反応でイベント行けなかったらと思ったよ。」
「だから、当日券なんだ?」
「そうそう。」
「ツイッターで見て、今日来てくれるんだってうれしくてさ。」
実に個人的な会話が続きます。
「○○ちゃん、何で?」
「何でって、どういう意味? 名古屋までなら来るよ。来やすいやん。」
お久し振りの方もいらっしゃいました。
「ひさしぶりにあったからさあ。雰囲気変わったね。整形した?」と尋ねるユミさん。
「クスリやってる。」
「ヤバくね?」
もちろん冗談なのですが.
ユミさんも楽しい方ですが、ファンの方も、やはり面白い方が多いようです。
なお、アフィリアさんのYouTubeの番組「純情Tube」は抱腹絶倒の面白さ。
アイドルなのに、ここまでやっていいのか?
特に、ユミさんは毎回、体を張っています。
「コント集団みたいですね」と言うと、ユミさんは「最高のほめ言葉です!」と喜んでいらっしゃいました。
女性のファンの方もいらっしゃいます。
会話から察するに、ユミさんの店舗時代のお客さんのようです。
「大人になってる! 初めて会った時、小学生だったよ。背高いよね」とユミさん。
「160センチある。」
「やばい、もうすぐ抜かされる!」
ちなみに、ユミさんの身長は161センチです。
同性にも愛されるというのは、本物のアイドルさんの証しですね。
それから、初めましての方もいらっしゃいました。
「もしかして、○○さんですか?」
「そうです。」
「はじめて会えた! 高校生だよね?」
この方はユミさん推しで、ユミさんが名古屋に来るので初めて会いに行けますとツイッターに書いていらっしゃったのでした。
若い方にも大人気のユミさん。
それにしても、感動的な出会いです。
改めて、名古屋でイベントが開催できて良かったと思います。
一人で2周した方もいらっしゃいました。
最初は撮影タイム。
今回のイベントでは、ユミさんはフェイスシールドとマスクを着用されていて、感染対策もバッチリです。
「最近、撮影イベント多いから、カメラに火がつき始めてる」と立派な一眼レフを構えるファンの方。
「座って欲しかった?」
ポーズに気を配るユミさん。
スマホでカジュアルに撮影する方にも、「どんなポーズがいい? めっちゃいいケータイ持ってんじゃん!」
「あまり使い慣れてないんでね。」
「最近変えたの?」
「あ、かわいい!」
「イケた?」
撮影をしながらも、トークは弾みます。
続いては、2ショット・チェキの撮影です。
ファンの方とアクリル・パネル越しに並ぶユミさん。
「ヤバイね、アクリル板あるから、めっちゃ顔近かったよ。照れちゃって。」
「あ、完璧だ。そこまでの仕切りだったら大丈夫。」
ポーズは定番のハート・マーク、二人で大きなハートのほか、手羽先ポーズとか大あさりポーズとか、何故か食べ物関連多数登場。
手羽先は名古屋、大あさりは、ユミさんの地元・知多半島の名物だそうです。
「わたし、今日、すごいおなか減ってるの!」
前の週にアフィリアさんがライブで遠征された京都にちなんで、「八ツ橋ポーズ」というのもありました。
名前を聞いただけでは、一体どんなポーズだったかが思い出せません。
それから、「エラバレシ・ポーズ」も飛び出しました。
あの、グループが違うんですが…(エラバレシさんは、『クリーム』常連の朝倉ゆりさんがリーダーを務めるアイドル・グループです)。
なお、僕にはエラバレシ・ポーズは「う~ん、マンダム!」にしか見えません(年齢のせいでしょうか)。
「わたし、どうしてもやりたいポーズがあって。8年前の再現。」
「やっただろ、それ。」
「やったっけ?」
歴史を感じさせる会話です。
私物サインでは、チェキ帳やファンの方がご自分で撮影されたユミさんの写真、水色のサイリウムなどにサイン入れを希望される方がいらっしゃいました。
そして、5冊券限定の缶バッジのお渡し。
「じゃん! 缶バッジです! おっきくない? 良くない?」
本当に大きな特製缶バッジです。
「いいね。ちょっと恥ずかしい。」
「何が恥ずかしいの? カバンに今すぐつけて帰って! これつけて名古屋までまた来てね!」
ようやく、サイン本のお渡しです。
「じゃん! 重みを感じてくだされ。重いから気をつけてね。ありがとう!」
「『クリーム』またいっぱいになったよ」とファンの方。
たくさん買って下さって、ありがとうございます!
「こんなイベントも来てくれてうれしい!」
「次は表紙になってもろて。」
「がんばる!」
最後は、「ありがとう! また会おうね! 気をつけて帰ってね!」と温かくお見送り。
常にファンの方への気遣いを忘れないユミさんで、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
天使のようなユミさんと、熱心なファンの方のおかげで、最高のイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったユミさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
寺坂ユミさん、ご参加下さいましたお客様、星野書店近鉄パッセ店さん、本当にありがとうございました。
当日参加できなかった方も、星野書店近鉄パッセ店さんにて、ユミさんのサイン入り『クリーム』が販売されておりますので、ぜひお買い求め下さい。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。