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【イベント・レポート】Cream(クリーム)(メディアックス)発売記念 湯井のんさんお渡し会(秋葉原)

去る9月18日(土)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)(メディアックス)発売記念 湯井のんさんお渡し会」が行われました。
当日の東京は、台風14号の接近により、前夜から大雨でしたが、イベントが始まる頃には雨も上がり、雲の切れ間から薄日が覗くほどに。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
湯井のんさん(愛称:ゆいのん)は、お人形のようなアイドルをコンセプトに結成されたアイドルグループ「Dolly Kiss」(ドーリーキス/通称:ドリキス)のメンバーで、メンバーカラーは「白い恋人色」。
身長164センチの、とてもスレンダーな美少女で、お尻まで届く黒髪の超ロング・ヘアーがトレード・マーク。
ご本人曰く、「生まれてこのかた、一度もショート・ヘアーにしたことがない」とのこと。
サウナが大好きだそうで、最近、サウナ好きのアイドルさんが増えましたが、「私が最初です」と胸を張っておっしゃいます。
そして、芸名の如く、お風呂が大好きで、特に、昔ながらの銭湯を愛されているそう。
下町の銭湯巡りがご趣味で、もちろん、最近はそういう銭湯は激減していますが、「足立区あたりにはまだあります」とか。
筆者が学生の頃は、貧乏だったので、風呂なし・トイレ共同のアパートに住んでいて、普通に近所の銭湯に通っていましたが(すみません、余計な情報で)。
しかしながら、のんさん曰く、スーパー銭湯は別物で、むしろ「敵視しています」とのことです。
いやあ、お若いのに、渋いご趣味をお持ちですね。
今回のイベントは、のんさんの『クリーム8月号』登場を記念したもの。
ご本人曰く、「雑誌のお渡し会ははじめて」とのことです。
そのため、事前にご本人のツイッターなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、当日はお足元の悪い中、たくさんのファンの方が集まって下さったのです。
ありがとうございます!
これも、のんさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
のんさんはイベント当日、控え室で、テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
「こんなにたくさんサインしたことない!」とおっしゃりながら。
ドリキスさんは、楽曲が配信限定のため、CDのジャケットにサインされるということもないそうです。
ワンコの笑顔をかたどった、とても可愛らしいサインです。
のんさんは学生時代、美術部だったので、制服を絵の具だらけにしながら、絵を描かれたそう。
ですから、絵心があります。
文化系はいいですね。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替えと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&お渡し会

さて、いよいよイベントの始まり。
のんさんは、『クリーム8月号』の誌面で着たのと同じ、水色のピンストライプの地で、襟に紺の細いラインが2本入ったクレリックの半袖ブラウスに、グレーの蝶ネクタイ、それにライトグレーのプリーツ・ミニスカートでご登場。
スカートからすらりと伸びた細くて長いおみ足がまぶしいです。
今回のイベントは、撮影&お渡し会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、3冊券ではチェキへのサイン入れ、5冊券では、それに加えて、イベント限定特製缶バッジのプレゼント、さらに私物サインがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
のんさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、ツイッターで確認して、詳細までご存知です。
ファンの方がいらっしゃると、のんさんは開口一番「ありがとう!」と元気な声でおっしゃいます。
「ドキドキする! どうしようどうしようどうしよう!」
初めてのお渡し会で、大変緊張されているようです。
前夜も、台風接近に伴う大雨が降っていたこともありますが、緊張のあまり、ほとんど眠れなかったとのこと。
のんさんは、イベント会場をご覧になって、「会場スゴイ! こんなにやってくれるんだ!」と感激されていましたが、ファンの方も書泉さんのロゴの入った壁紙を見て、「背景、こういう背景なんだ」とか、のんさんのお名前が入った看板を見て、「看板、描いてもらってる! スゴイ! うれしい! 泣いてました!」と、同じく感極まったご様子。
そして、制服姿ののんさんを見て、「おっ、かわいいじゃん! 雰囲気違うね。いいねえ~。現役!」
「JKに見える?」
「イケると思う。電車でおじさんに狙われるかも。」
「あぶないあぶない。」
今回は皆さん、常連の方ばかりで、のんさんとのトークも弾みます。
また、遠方からわざわざお越しの方や、女性のファンの方もたくさんいらっしゃいました。
同性にも愛されるというのは、本物のアイドルさんの証しですね。
それから、お久しぶりの方もいらっしゃいました。
「来れて良かった!」と嬉しそうなファンの方。
最初は撮影タイム。
「ポーズ、何しよう?」と悩みながら、ポーズを取るのんさん。
「あ、いい感じかも知れない。」
「撮ってる?」とのんさんが訊くと、「撮ってる撮ってる、めっちゃ撮ってる。あ、かわいい!」とファンの方。
「もういいの?」
「もういい。満足した。」
中には、事細かにポーズの指定をする方も。
それには、「フフフフ」と思わず笑みを漏らすのんさんでした。
続いては、2ショット・チェキの撮影です。
ファンの方とアクリル板越しに並ぶのんさん。
ファンの方と二人で、手でハートの形を作ります。
「やったあ!」
「いいね、こういうイベント。」
出来上がったチェキを覗き込んで、「ゆいのん、盛れる? いい感じ?」とのんさんが尋ねると、「盛れてるね。いい感じ。JKみたい。さすがアイドル!」と即答するファンの方。
チェキにサインをしながら、「台があるとサインしやすい」とのんさん。
いつものライブの後の物販と違って、今回はお一人でスペースを使えるので、のんさんも楽なようです。
「いい感じじゃ~ん!」
5冊券限定の私物サインでは、キャップのつばへのサインを希望された方。
のんさんがサインを入れる姿を眺めながら、「あまりこういう時にしゃべれないよね。集中してもらわないと。(のんさん、キャップをかぶる)あ、いいじゃん! マネージャーみたい!」
サイリウムを持って来た方には、「私物何? サイリウム? Tシャツだと思ったよ。全部に書いてあげる。美術部だからね。元美術部」と言いながら、サイリウムの全部の面に丁寧にサインを入れるのんさん。
サイン中に突然、サイリウムが点灯して、「わ、めっちゃびっくりした!」と驚くお姿もキュートです。
チェキ帳を持って来た方は、「大きく書いて。」
「大きく?」
「ありがとー!」
「ケイタイにサインして欲しい」という方もいらっしゃいました。
不安そうなのんさんに、「大丈夫大丈夫、そのために買ったの。」
恐る恐る書き始めたのんさんに、「もっと大きく、バンって書いて! デカく!」
「え、どうしよう。知らないよ。こわい!」
「全然大丈夫だよ! めっちゃいい!」
和気あいあいとしたやり取りです。
サイン本のお渡しでは、「本、めっちゃ持って帰るの大変じゃん! ありがとー!」
「持ち切れない。これも可愛いんでしょ?」
「かわいいよ。まだ見てない?」
「見てない。」
ご自宅に帰ってから、ゆっくりとご覧になって、可愛らしいのんさんのお姿を、ご自分の目にいっぱい焼き付けて下さい。
「チェキお渡し。『クリーム』お渡し。ありがとう、本当に。お渡し会とかはじめてだからおもしろい。慣れてなくてごめん。」
最後は、「ありがとー! ありがとね!」と温かくお見送り。
常にファンの方への気遣いを忘れないのんさんで、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
終了間際に、マネージャーさんが窓の外を見て、「今、晴れてる!」
「だって、わたし、晴れ女だから。」
こうして、イベントは無事終了。
妖精のようなのんさんと、熱心なファンの方のおかげで、最高のイベントになりました。
ありがとうございます!
お天気が悪かったのにも関わらず、出席率は100パーセント!
これには、関係者一同、大喜びでした。
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったのんさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
そして、イベント会場に設置されていた、ご自身のお名前が入った看板に感激されたのんさんは、「ぜひウチに持って帰りたい!」と。
もう6年も『クリーム』のイベントを行なっていますが、こんなことをおっしゃるアイドルさんは初めてです。
イベント会場の看板は毎回、書泉さんの親会社であるアニメイトさんの宣伝部の方が、タレントさんのプロフィールを見てデザインされています。
今回ののんさんの看板は、担当カラーの「白い恋人色」に合わせて、白を基調にしたものです。
のんさんのご希望を聞かれた書泉さんのご担当者さんは大変お喜びになり、「宣伝部に伝えておきます」とおっしゃっていました。
湯井のんさん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。