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【イベント・レポート】Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 茜紬うたさん握手会(秋葉原)

はじめに

去る5月21日(日)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 茜紬うたさん握手会」が行われました。
当日の東京は、前日までのすっきりしない空模様から一転、朝から太陽が顔を出して気温もぐんぐん上がり、初夏を思わせるような汗ばむ陽気で、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
茜紬(あづみ)うたさんは、鹿児島県出身のグラビア・アイドル。
元アイドルだけあって、お嬢様風の可憐なルックスに、時折覗かせるやや愁いを帯びた表情、透き通るような奥深い眼差し、スレンダーで伸びやかな四肢が魅力的な方です。
最初は、人気アイドル・グループ「スリジエ」の候補生としてデビュー。
約半年後、正規メンバーに昇格しました。
一方で、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の人気企画「サキドルエース」へのエントリーや『週刊プレイボーイ』(集英社)への掲載、イメージDVD『恥じらいのうた』『ささやかな欲望』(いずれもAircontrol)の発表など、グラビア方面にも活動の幅を広げ、書泉さんやソフマップさんでのイベントも経験。
昨年末、「アイドル活動を数年で、自分なりにやり切った」という思いから、グラビアに専念することを決断されました。
お名前は読み方が非常に難しいですが、ご本人によると、次のような意味があるそうです。
「茜」は、夕日の茜色が好きで、見ていると落ち着くから、みんなの心の癒やしになりたいという想いを込めて。
「紬」は、人の心をつむいで行ける存在になりたい。
そして、「うた」は歌が好きだから。
前回のイベント・レポートで、「『紬』と言っても、そろそろ若い世代にはお分かりにならない方もいらっしゃるかも知れません」などと年寄りじみたことを書いてしまいましたが、『朝日新聞』の記事によると、何と、2021年に生まれた女の子の名前ランキングの1位が「紬」なのだとか。
世の中全体が欧米の色に染まってしまったので、そろそろ日本人の心を取り戻そうという気持ちの表われでしょうか。
うたさんも日本の文化が大好きなのだそうです。
現在は撮影会を中心に活動されていますが、それ以外の仕事もどんどん増やして行きたいとおっしゃっているので、今後のご活躍からますます目が離せません。
今回のイベントは、うたさんの『クリーム』2度目の登場を記念したものです。
しかも、『クリーム』では今号から3年ぶりに復活し、うたさんも数年ぶりという「握手会」ということで、事前にご本人のツイッターなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、限定2枚のプレミアムな7冊券はメール受付開始早々に完売!
当日も、多くのファンの方が駆けつけ、大盛況のイベントになったのでした。
ありがとうございます!
これも、うたさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
うたさんはイベント当日、控え室で、テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
ローマ字の「Adumi」にハートマーク、それに日本語の「茜紬うた」を組み合わせた、とても凝ったサインです。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替えと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&握手会(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
うたさんは、『クリーム6月号』の誌面で着ているのと同じ、上は淡いピンクの長袖シャツに、紺地にエンジのストライプと小紋が入ったトラディショナルな柄の蝶ネクタイ、下はライトグレーのプリーツ・ミニスカートでご登場。
少し明るめでサラサラのロングヘアに凛としたたたずまいが、とても都会的で洗練された印象です。
今回のイベントは、撮影&お渡し会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネル(A4サイズ)のお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製アクリルスタンドのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
うたさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、ツイッターで確認されているので、よくご存じです。
トップバッターは、前日の撮影会に引き続いて参加された常連の方でした。
「ありがとうございまーす!」
「カメラ壊れた。」
「そうなの?」
この方がお持ちの立派な一眼レフが、何と前日の撮影会の時に壊れてしまったのだそうです。
「良かったね、元のデータが飛ばなくて。今日(新しいカメラを)買って来たの?」
「昨日買った。」
「あ、だから(昨日の撮影会では)ずっと撮ってなかったんだ? 休憩してるのかと思った。」
常にファンの方のことを気にかけているファン想いなうたさんです。
続いての方。
「あ、ありがとーございまーす!」
どうやら、「初めまして」の方のようです。
「撮影会とかで会ってませんよね? 今日が本当に初めて? SNSとかで見て?」
「はい。」
「撮影会で、水着で良ければ、いっぱい出てるので。昨日も川越で…。」
「あ、屋外はちょっと…。」
「室内の撮影会も結構出てるので、良かったらぜひ。お名前聞いてもいいですか?」
「〇〇。」
「かわいい名前ですね。本名? 覚えときます。」
初めてで緊張しているファンの方にも、優しく語りかけるうたさんなのでした。
今度は、帽子にたくさんの缶バッジをつけて、全身黄色の衣装でいらっしゃった方。
黄色のTシャツには「だいすき♡」とプリントされています。
「あー、〇〇、ありがとー! めっちゃ黄色!」
この方は、実は、うたさんと同じ事務所の別のアイドルさんの推しなのですが、うたさんを応援するために、八街(千葉県)のラーメン・イベントを抜け出して、秋葉原まで駆けつけて下さったのでした。
「遠いところから、ありがとー! いっぱい食べれた?」
うたさんの想いがファンの方にも通じているようです。
その次は、古くからの常連の方。
「あ、ありがとーございます! うれしー! ありがとー、来てくれて! びっくり! 今日は何かほかに予定があったの?」
「いや。」
「大事なお休みの日に。」
うたさんの久しぶりの握手会ということで、わざわざ来て下さったのですね。
どんどん常連の方がいらっしゃいます。
「わ、声でわかったわ!」
「わ、じゃねえよ。」
「ありがと、〇〇。」
「あれも買ったよ、チェキ付き(『クリーム』)。水着の(チェキ付き)も。」
「水着ゲットできたんだ?」
ありがとうございます!
『クリーム』はファンの皆様に支えられています。
続いては、キレイな女性の方がいらっしゃいました。
「こんにちはー!」
「あ、こんにちは」うたさんもハッとします。
何と、とあるグラビア・アイドルさんでした。
「〇〇さんに招待してもらいまして。」
「めっちゃいいにおい。すみません。どうしよー!」
「私もめっちゃ緊張してます。一度撮影会でご一緒して。」
「わざわざありがとうございます! またいつか一緒になった時は、よろしくお願いします!」
後ほど、うたさんにうかがったところ、そんなにすごく面識のある方ではなかったそうですが。
それにしても、同性の、しかも同業の方がわざわざイベントに参加して下さるなんて、本物のアイドルさんの証しですね。
また、お初にお目にかかる方が。
「あ、ありがとうございます!」
「初めまして。」
「今日、はじめてだ! うれしー! ツイッターとかで見つけてくれたんですか?」
「また(『クリーム』に)出て下さい。」
「ありがとー!」

撮影&握手会(その2)

最初は、2ショットチェキの撮影。
お客様が入らない1ショットへの変更も可能です。
「ソロでお願いします。」
「ソロでいいですか? みんなソロだな。」
この日はなぜか、1ショットを希望される方が多かったです。
「マスク外していいんか?」
「どっちでもいいよ。」
今回から、マスクの着用もお客様の自由になりました。
ようやく、2ショットを希望の方が。
「いっしょに写る?(ポーズ)何する? ハート? ありがとー!」
「いえいえ。」
中には、こんなリクエストをする方も。
「何しよ?」
「普通にナチュラルで。」
「ナチュラルで? すごい。ナチュラルにしてみないと。」
ナチュラルって、なかなか難しいですよね。
アイドル歴も長く、チェキも数え切れないほど撮られたうたさんも、これには一瞬面食らいます。
「ありがとうございます。うれしー! ナチュラルになってるか不安だけど。」
さらに、わざわざチェキのポーズ集を持って来た方も。
ページを開いて、うたさんに見せ、「このポーズで。」
「これ、けっこう難しいかも。」
我々はもう8年も『クリーム』のイベントをやっているので、色んなファンの方を見て来ましたが、ポーズ集まで持って来られた方は、ちょっと記憶にありません。
「やっぱ難しいよ、これ。ちょっとハートが。これ、成功したことある?」
同じポーズで、ほかのアイドルさんと撮ったチェキを見せるファンの方。
「〇〇ちゃんの? うまいな。」
うたさんのファンの方は皆さん、実にユニークでおもしろいですね。
続いては、撮影タイム。
お客様のカメラまたはスマホで撮影が可能です。
5冊券の方は1分、7冊券の方は2分も持ち時間があります。
「長い。」
「そうだ、長いよね。しゃがみまーす!」
さすが、毎週のように撮影会をこなされているだけあって、うたさんは次々と可愛らしいポーズを繰り出します。
ファンの方は皆さん、立派な一眼レフで黙々とそれを撮影。
こんなに静かな撮影タイムが続くのも、珍しいかも知れません。
でも、時には、細かく指示を出す方も。
「ゆっくり一周回ってもらって、正面に来たら、また逆向きに回って。」
うたさんはファンの方のリクエストに、軽々と応えます。
2冊券の方は、撮影は1回のみなので、どうか渾身の1枚を。
「ちょうど1枚。どうしよ? 全身とかアップめがいいとかありますか?」
今度は、うたさんがファンの方に尋ねます。
「撮れた? ありがとうございます!」
5冊券・7冊券の方には、私物サインがあります。
最初の方は、アクリル製のフォトスタンドをお持ちになりました。
「あ、これ、どうしよー? 下に書いたらいいの?」
白のマジックで、メモ用紙に試し書きをしてから、きゅっきゅとサインを入れるうたさん。
「オーケー?」
続いては初めての方です。
「何を持って来てくれたのかな? あー、スゴイ!」
何と、ご自分でA4サイズにプリントされた、うたさんの浴衣姿の写真でした。
「白(のマジック)でいいかな?」
浴衣姿のうたさんも、雅やかでいいですね。
今度は、黒い名刺ケースをお持ちになった方。
「黒には白いマジックのほうがいいかも。」
何だかんだと、白いマジックがお好きなうたさん。
「横向きに書いてみる? これ、いいんじゃない?(白いインクが)やばいから、ちょっと気をつけて。ビヨ~ンってなるかも。」
ポーチ型のカメラケースをお持ちになった方もいらっしゃいます。
「そんなんでいいんですかぁ? お名前も書けるけど、何か書くことあります? ここ(正面)におっきく書いてだいじょうぶ?」
「ババーンと。」
「いいの? これ、カメラバッグだよね?」
これから撮影会のたびに、うたさんのサインが大きく入ったバッグで来て下さい。
その次の方は…。
「これにお願いします。」
「何これ? かわいい!」
スヌーピーのイラストが描かれた、布製(?)のケースのようなものです。
「前のやつがボロボロになって。銀行の粗品らしいんだけどね。」
「これはここに書いていい? 黒でいいかな? お名前は、今日は何てお書きしましょ?」
「ひらがなで〇〇で。」
この方は、色んなハンドル・ネームを使い分けていらっしゃるようです。
それから、このスヌーピーは、チェキを挟むのに使われるそう。
5冊券以上の方には特製フォトパネル(A4サイズ)、7冊券の方には特製アクリルスタンドを差し上げます。
「これ(フォトパネル)、良かったらおうちに飾ってください。」
「何これ、すごい。」
「そう、めっちゃちゃんとしてるの!」
『クリーム』のイベント特典は毎回、アイドルさんやファンの方から大変ご好評をいただいております。
そして、本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「雑誌を7冊。えぐい量。持てるかな? ありがと。はい、見てください、たくさん!」
いよいよ、握手の時がやって来ました。
「いつぶりの握手だろ? ありがとー!」
うたさんは、この瞬間のことをオフィシャルブログに次のように書いていらっしゃいます。
「数年ぶりに人と握手をしたから
どのくらいの力で握るのが正解なのか
全然分からなくてど緊張!!!
一応力は弱めたよ、握力30あるので」
ファンの方からも、「コロナになってからファンになったから握手するの初めて」
「(うたさんと握手したことがあるか)覚えていない」
など、様々な反応がありました。
「あー、手つめたい! だいじょうぶ?」
「冷え性なんで。」
なんていうやり取りも。
やっぱり優しいうたさん。
しかし、ようやくコロナの悪夢から目覚め、アイドルさんとの握手会が復活できるようになって、本当に良かったです。
2冊券・3冊券の方は以上で終了ですが、5冊券以上の方には、この後、2着目の衣装(水着)での囲み撮影タイムがあります。

囲み撮影タイム

さて、「第二部」の始まりです。
うたさんは、『クリーム6月号』の誌面で着たのと同じ、紺の地に白い縁取りの入った、王道スクール水着でご登場!
スレンダーな肢体に伸びやかな四肢が紺色の生地とのコントラストで、とっても健康的に際立ちます。
会場からは思わずため息が。
ここからは、5冊券以上の方のみが参加できる囲み撮影タイムです。
2人ずつで1分間、うたさんを撮影できます。
うたさんは30秒で目線チェンジ。
目線が来ていない方も、脇撮りができます。
「お願いしまーす!」
うたさんは、少し前かがみになったり、後ろ向きになって振り返ったり、可憐でありつつも、ちょっぴり色っぽくポージング。
会場内にシャッター音が響き渡ります。
「はい、ありがとー!」
皆さん、「第一部」の撮影タイムと同じく、神々しいうたさんのスク水姿を、粛々とカメラに収めたのでした。
それでは、最後まで残って下さった方々に、うたさんからご挨拶をお願いします。
「ありがとうございまーす!(ずらりと横並びのファンの方を見て)何かおもしろい、面接みたい。今日は日曜日のお休みの大事な時間に来ていただいて、ありがとうございます。また機会があれば、『クリーム』だけじゃなく、ほかのグラビアもできるように頑張るので、応援よろしくお願いします!」
最後は、「またね! プレゼントくれた方もありがとうございます! お気をつけてお帰りください!」と両手を振って、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れないうたさんで、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
天女のようなうたさんと、熱心なファンの方のおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったうたさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
茜紬うたさん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】