Mediax

【イベント・レポート】Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 鹿さん握手会(秋葉原)

はじめに

去る5月6日(土)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 鹿さん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から少し曇りがちながら気温がぐんぐんと上がり、春を通り越して夏がやって来たかのような汗ばむ陽気で、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
鹿(しか)さんはコスプレイヤーで、撮影会を中心にグラビア・アイドルとしてもご活躍中の26歳。
173センチの高身長でスレンダーな肢体に、優しいお人柄が滲み出ている柔らかな和風のお顔立ちで、背の高い美人が大好きな僕はクラクラします(お前の趣味は聞いていないと言われそうですが、また書いてしまった)。
コスプレイヤー歴は長く、素晴らしいスタイルを活かして女子高生からセクシーなOLの衣装まで着こなすので、先日のコスホリックも大盛況。
さらに、都内はもちろんのこと、名古屋や大阪でも月に1回程度は撮影会を行われています。
グラビアでも、早くも6本目のDVDの発売が決定し、ほんの10日ほど前に撮影を終えられたばかり。
ソフマップさんでのリリイベも毎回大好評で、今後も、鹿さんの多方面の活動から、ますます目が離せません。
今回のイベントは、鹿さんの『クリーム』4度目の登場を記念したものです。
昨年5月以来、実に1年ぶりの発売記念イベント。
しかも、何と『クリーム』にとっては3年ぶりに復活した【握手会】の第1号ということで、事前にご本人のツイッターなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、2枚限定のプレミアムな7冊券、5枚限定の5冊券は、メール予約を受け付け開始するや、たちまち完売!
当日も、多くのファンの方が駆けつけて下さり、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、鹿さんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
鹿さんは定期的にファンの方とのオフ会を開催されていて、今回の握手会の前日にも、ファンの皆さんに手作りのカレーをふるまわれたそうです。
握手会の当日、鹿さんは控え室で、テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
漢字一文字で「鹿」と丁寧な楷書で書き、ハートマークと(生き物の)シカさんの笑顔を添えるという、何ともシンプルながら可愛らしいサインです。
お名前の由来は、鹿児島県ご出身なので、そこから頭の漢字一文字を取ったとのこと。
「わたし、筆記体が書けないんです」とおっしゃいますが、和風美人さんなので、漢字のお名前がとてもよくお似合いですよ。
最初は、1年ぶりの雑誌イベントということで、大変緊張されているご様子でしたが、コスホリックの苦労話しなどをして下さるうちに、だんだんと緊張も解けて来られました。
何でも、セクシーなアクスタ(=アクリルスタンド)の審査は通ったのに、普通のOLさんのスーツ姿のTシャツは通らなかったそうです。
「『I will be back』って書いたのが著作権に触れたのでしょうか?」と鹿さん。
え? ターミネーターですか?
日本語にすると「また戻って来ます」という意味なので、そんな普通の言葉に著作権があるとは思えませんが。
「印刷物は業者さんに発注するから審査が厳しいんですよね。CD-ROMは自分で焼くから何でもいいんですけど。」
ちなみに、鹿さんは同じ日にイベントが開催された、ちとせよしのさんがお好きだそうで、「今日、ちとせさんいらっしゃるんですよね? あとでチェキ付き(『クリーム6月号』)を買わないと」とおっしゃっていました。
ちとせさんもきっと喜ばれますよ。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替えと忙しくこなされ、イベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&握手会(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
鹿さんは、『クリーム6月号』の誌面で着ているのと同じ、ターコイズブルーの近未来的な光沢素材で作られた競泳水着でご登場。
細くて長~い四肢がくっきりと強調されて、何と美しいことでしょうか。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショット・チェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネル(A4サイズ)のお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製アクリルスタンドのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
鹿さんは、ファンの方の顔とお名前をしっかりと覚えていらっしゃいます。
最初は常連の方です。
「あー。」
「もっとびっくりしてくれるかと思いました」とファンの方。
「昨日ぶり?」
この方は、前日のカレーオフ会に続いてのご参加のようです。
「衣装かわいいね。」
「(誌面で着ているのと)いっしょなの。」
「(秋葉原の)ラムタラに並んで、(鹿さんの)当たりチェキ付きの『クリーム』買ったよ。」
「え、おー、朝から?」
「めちゃくちゃ頑張ったから。」
この日は『クリーム6月号』の発売日だったので、多くの方がチェキ付きを手に入れるためにお店に並んで下さいました。
鹿さんは、今回の『クリーム』のために、通常のサイン入りチェキに加えて、何枚か赤のマーカーで派手にデコレーションされたチェキ(通称「当たりチェキ」)をご用意して下さったのです。
「(握手会は)何順に並んでるの?」
「申し込み順。」
「そうなんだ。それで1番なんだ。うれしい!」
続いても常連の方です。
何と、黄金色に輝く鹿のカチューシャを頭に着けていらっしゃいます。
「昨日のオフ会で当たったのね。」
「(昨日は)まっすぐ帰れた?」
「帰れた。みんなのおかげで早めに帰れた。(今日は)緊張してたけど、そのカチューシャ見て笑ったから。すごくうれしい! それ着けて並んでたの?」
「いやいや、さすがに。さっき、そこ(=書泉ブックタワーさんの9F売り場)で当たり(チェキ付き『クリーム6月号』)回収して来た。」
「どれ? あ、それ、(書くのが)大変だった。」
鹿さんが1枚1枚、心を込めてサインを入れて下さったチェキです。
常連の方が続きます。
次の方は、鹿さんの描いたイラスト入りのTシャツを着ていらっしゃいました。
「あー、おはよー! 何で昨日、テンション低かったの?」
「疲れちゃったよ。体力ないし。」
「運動しないと。何かすごく心配しちゃった。」
とてもファン想いな鹿さんです。
「それ、『クリーム』の衣装?」
「そう。」
「何か、かわいい。」
この方のスニーカーは鹿さんの水着と同じ水色でした。
「シンクロしてる!」
今度の方は、5冊券をお持ちになりました。
「あ。」
「買ったよ、最後の5冊券。」
「うれしー! 残ってるって聞いたから。」
実は、5冊券に1枚だけキャンセルが出ていたのですが、それをこの方が購入して下さったそうです。
ありがとうございます!
「昨日、ホントにおかげさまで楽しかった」鹿さんが感謝を込めてしみじみとおっしゃいます。
「キライなもの何だっけ?」
「セロリとかきらいなんだけど。香草が苦手。でも、シソはおいしい。今日、朝ごはんに大福たべた。」
朝から大福とは、珍しいですね。
鹿さんは、あんこがお好きなようです。
「あんまり和菓子は好きじゃないんだけど、もなかとかは好き。キレイな色の和菓子あるじゃん? ああいうの、ちょっと苦手。」
「ちなみに好きなものは?」
「駄菓子が好きかも。あんまりしっかりしたものじゃないほうが。」
庶民的でいいですね。
遠方から参加された方もいらっしゃいます。
「今日、来たんですか?」
「昨日。」
「このイベントのために?」
「そう。」
「うれしい! このあと、どっか行くんですか?」
「帰る。」
「もっとしゃべりたいです。」
「またどっかで。大阪でも(撮影会は)あるんだっけ?」
「あります!」
全国各地にファンの方がいらっしゃるとは、素晴らしいですね。
お、また常連の方が。
「あ、イェーイ!」
見ると、鹿さんのTシャツを着て、鹿さんの顔写真の切り抜きを貼った軍帽をかぶっていらっしゃいます。
「微妙に顔写真が(前と)変わってるね。」
「鹿ちゃんのモノマネ。(裏声で)〇〇〇〇。」
「そんなの言わない! もう許さない!」とおっしゃりながらも、楽しそうな鹿さん。
「昨日、カレーどうだった?」
「まいうー!」
「ひっどーい!」
「それ以外、言葉が出なかった。」
「ありがとう。」
愉快なファンの方ですね。
お久しぶりの方も。
「お願いしまーす! おひさしぶりです!」鹿さんが元気にごあいさつ。
「久しぶり!」
「え、いつぶりだろ? すっごいひさしぶり。」
「そうそうそう、去年?」
「え、うれしい! 覚えててくれたのがうれしいです! 最近、何してました?」
「こっちで撮影会があっても、なかなか行けなくて。日曜も仕事なんで。」
お忙しい中、『クリーム』のイベントに駆けつけて下さって、ありがとうございます!
続いての方は…。
「〇〇ちゃん! ありがとーございます! コスホリ以来。コスホリ、いっぱいお買い物した?」
「うん、本を。」
「どれくらい?」
「バスケットいっぱいくらい。」
「わたしも緊張した。」
「でも、楽しそうで良かった。」
「うれしい!」
今度は、「初めまして」の方です。
しかし、イベントには慣れていらっしゃるよう。
「(イベントには)よくいらっしゃるんですか?」
「鹿さん(のイベント)は初めて。」
「お名前は? クリームさんで知ってくださったんですか?」
「DVDとかでソフマップでイベントやってるのは知ってたんだけど、来るのは初めて。競泳(水着)が好きで。」
「競泳のどこが好きなんですか?」
「くびれ。」
「けっこうクリームさんは見られるんですか? すごくうれしい!(わたし)人見知りで。緊張します。はじめまして。うれしい!」
「今までも『クリーム』のイベントがあって、行きたいと思って。」
「今日、念願の? うれしい!」
次の方、どうぞ。
「おねがいします! フレッシュ(撮影会)で前に会いましたか?」
「会った。」
「だからか。Tシャツに見覚えが。でも、3、4か月ぶり。うれしい! ありがとうございます!」
そして、鹿さんに会うのはもちろん、アイドルさんのイベントに参加するのも初めてという方が。
「はじめまして。」
「どうも初めまして。あんまり来ないんで。こういうの苦手なんで。恥ずかしい。」
「あんまりイベント来られないんですか? 何で知ってくださったんですか?」
「ポスターで見て。お姉さんは何やってるんですか?」
「わたしはグラビアで。」
「鹿さんで検索するとわかるのかな? オレ、こういうのはあんまり来たことないから。普通にDVDとか出てるの?」
「出てます。」
「イベントとか、また来ます。」
「ぜひ!」
鹿さんの熱意が、初めての方のハートもがっちりとつかんだようですね。

撮影&握手会(その2)

最初は、2ショット・チェキの撮影です。
手のひらを丸めて、「C」の形を作る鹿さん。
「Cream」の「C」ですが、「ネコっぽい。フフフ」と微笑まれます。
ほかには、ファンの方と二人で両腕を上下に大きく広げて組み合わせ、「大きなハート」を作ったり。
ピースをさかさまにして「ギャルピース」、二人で両手を合わせて「手のひら合わせ」、親指と人差し指をずらして重ねる「指ハート」、目の横に横向きにピースを作って「横ピース」など、アイドルさんのイベントの様々な定番チェキ・ポーズが飛び出しました。
3冊券以上の方にはチェキにサインが入りますが、「ここに鹿の絵、描いといて」とリクエストするファンの方。
鹿さんはイラストを描くのがお得意で、おめめをちょんちょんと打って、小さな角がぴょこんと飛び出した可愛らしいシカちゃんの絵は、一種のトレード・マークになっています。
続いては、お客様のカメラまたはスマホでの撮影です。
立派な一眼レフを駆使する方が多いですが、スマホでカジュアルに撮影する方もいらっしゃいます。
「おねがいしまーす!」
「(握手会の)カンバン指差して」ファンの方からリクエスト。
「これ、すごいの!」
今回のカンバンは、キュートな(動物の)シカちゃんのイラスト入り。
「握手会」や「お渡し会」のカンバンは毎回、書泉さんの親会社であるアニメイトのデザイナーさんが、タレントさんのプロフィールを参考にしてデザインされています。
「〇〇さん、カメラだいじょうぶ?」
「うん。今日、修理に出して来た。」
どんな時でも、ファンの方のことを気遣う優しい鹿さん。
「ポーズどうしますか?」
「テキトーでいいよ。」
グラビア経験豊富な鹿さんを信頼して、お任せにするという方もいらっしゃいましたが、もちろん、具体的に注文する方も。
「カジュアルな感じで。作らないで。」
「めちゃつくっちゃった。ごめんなさい。」
サイダーのペットボトルを持って来た方。
「これ持って。ビールのキャンペーンガールみたいに。」
うわ、高身長でスレンダーで競泳水着って、確かにキャンペーンガールですね!
「わたし、飲めないから。」
「いいよ。それ、あげるよ。」
中には、「はい、まっすぐ立って。片手で」と言うや否や、次々とジェスチャーでポーズ指定を繰り出す方もいらっしゃいました。
「すごい! ポーズがどんどん出て来る! すごい! すご過ぎ!」
これには、百戦錬磨の鹿さんも感心することしきりです。
5冊券・7冊券の方には、私物サインがあります。
こちらには、やはり5冊券・7冊券限定の特典である「特製フォトパネル(A4サイズ)」へのサイン入れを希望される方がたくさんいらっしゃいました。
「緊張しているせいでバランス悪い。」
「どう書いても鹿ちゃんだから、大丈夫。」
ファンの方も優しいですね。
「これ、部屋に飾ってね。」
「寝る前と起きた時に挨拶しないと。」
鹿さんのサイン入り生写真がいっぱい収められたフォトアルバムを持って来た方も。
「わ、なつかしい! すごい! わたし、何て書いてるか、盛り上がってるから、冷静になってみると…でも、めっちゃなつかしい! うれしい!」
「違うやつもあるよ。」
プラスチック製の表紙に、シルバーのマジックでサインを入れる鹿さん。
「わ、しゃべってたら間違えた! ごめん!」
いえいえ、懐かしい想い出がよみがえって、ファンの方もきっと喜んでいらっしゃいますよ。
色紙を差し出した方も。
「すごい、準備万端!」
鹿さんは、大きな色紙に大きくサインを入れます。
「すごくうれしい! 久々に色紙に書くと、何か色々と忘れちゃうんで…。なぐり書きでごめんね。」
さらに、この日は何と、参加された方全員に、鹿さんからオリジナル缶バッチのお渡しもありました。
「今日、これ家に忘れて、取りに帰って。」
「わざわざ言わなくてもいいよ。」
そして、いよいよ【握手】のお時間です。
おごそかに両腕を伸ばす鹿さん。
ファンの方の手をがっちりと握ります。
「ありがとう! ひさびさに。何かあれみたい、動画のカワウソの握手。初握手だから。何か温かいよ。これ、最大の握力だから。」
感動的なセレモニーです。
未知のウイルスのせいで3年間も閉ざされていたファンの方との交流が、ようやく復活しました。
最後は、「気をつけて帰ってね! またね!」と、手を振って優しくお見送り。
どこまでもファンの方のことを第一に考えた温かいご対応で、多くの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
天女のような鹿さんと、熱心なファンの皆さんのおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
出席率は何と100パーセント!
これには、関係者一同、大喜びでした。
鹿さん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
当日参加できなかった方も、書泉ブックタワーさんにて、鹿さんのサイン入り『クリーム』が、ほんのわずかですが、販売されております。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜】