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【イベント・レポート】Cream(クリーム)10月号発売記念イベント 百千もねさん握手会(秋葉原)

はじめに

去る9月17日(火)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)10月号発売記念イベント 百千もねさん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から秋の気配を感じさせるようなさわやかな青空が広がり、一方で、気温は過ぎ行く夏を名残り惜しむかのようにぐんぐんと上がって汗ばむような陽気となり、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
百千(ももせ)もねさん(愛称:もねちゃん)は、あのFES☆TIVE(フェスティブ)さんと同じ事務所で、パレードのように人々をワクワクさせることをコンセプトに活動している8人組アイドル・グループ「I MY ME MINE(あいまいみーまいん/通称:アイマイ)」のメンバー(赤色担当)で、埼玉県出身。
ショートカットにスレンダーな肢体というボーイッシュなスタイルに、ネコを思わせるクールな眼差しが強烈な印象を残す美少女です。
小学生の頃、映画『時をかける少女』に主演していた原田知世さんに一目ぼれして以来、ショートカットの女性が大好きな僕は、一瞬でハートを奪われてしまいそう(※お前の趣味は聞いていない)。
「少年っぽい」とか「中性的」というのは、よく言われるそうで、もねさんご自身も、細くって元気な男子小学生(または中学生)を理想像とされているのだとか。
「好みのタイプはムチムチの女性なんですけど、自分はそうじゃないなと」とご自分を客観的に分析されています。
春のお生まれ(5月8日)なのですが、真夏に咲くひまわりの花のように、とっても快活で明るい方です。
「昔は陰キャだったんですけど、アイドルになってから最初のプロデューサーさんに『明るくしろ!』って怒られて、一生懸命心がけてたら、いつの間にか明るくふるまえるようになりました!」と天真爛漫な笑顔を見せるもねさん。
う~ん、この方が「陰キャ」だったなんて、にわかには信じられません。

もねさんとアイドル(その1)

もねさんのアイドル人生の原点は、高校生の頃までさかのぼります。
初めて好きになったアイドルさんは、女性アイドル・グループ「でんぱ組.inc(でんぱぐみインク)」の夢眠(ゆめみ)ねむさん。
「もう本気で大好きで、推しメンと同じになりたいと思いました。ねむさんと同じ美容室に行って、同じ髪型にしてもらいました。その時からずっとショートカットです。ねむさんが美大(美術大学)→メイドカフェ→アイドルという道を歩んで来たので、私も真似をして、美大は事情があって無理だったんですけど、デザイン系の専門学校に進みました。」
もねさんは、中学時代は美術部だったということで、絵を描くのがお得意です。
現在も、生誕祭のTシャツをご自分でデザインされたりと、アートの才能をお仕事にも活かしていらっしゃいます。
専門学校に入学してから、もねさんの推しメンと同化計画は次のステップへ。
「1年生の夏くらいに、今度は『メイドをやりたい』と思いました。メイドカフェの面接を受けたら合格して、メイドになりました。そのお店のオーナーが『この店のメイドを集めてアイドル・グループを作りたい』と言い出したんです。その話し自体は流れたんですけど、私は『やっぱりアイドルになりたい』と思ったので、それからアイドルのオーディションを探し始めました。」
夢を見るだけの人はたくさんいますが、実現させようと思って行動する人はなかなかいません。
もねさんは、それを実行に移しました。
「たまたまFES☆TIVEの新メンバー・オーディションがあったんです。MV(ミュージック・ビデオ)がでんぱ組に似てたので、『私も少しでも推しに近づけるかも』と思って応募しました。結果はダメだったんですけど、事務所の社長に『研修生からやってみませんか』と声をかけられたんです。」
こうして、2017年2月、もねさんは事務所のアイドル研修生ユニット「にじいろ学園season2」としてデビュー。
アイドル人生の第一歩を踏み出したのでした。
「にじいろ学園」のブログに、初ライブの日のもねさんの初々しい気持ちが綴られています。
「正直とっても緊張していて、その緊張を吹き飛ばそうとするのに必死で、3分の1くらいしか覚えてないです(笑)」
「もともとアイドルが好きで、いつかステージに立ってみたいってずっと夢見てました。」
「まだまだ始まったばかりで、この先不安ばかりだけれど、ひとりでも私のことを応援してくれてく人がいる限り私はアイドルとして生きていけます。」
今回、もねさんから色々とお話しをうかがいましたが、この初心をきっと今でも持ち続けていらっしゃるのだろうなということが、言葉の端々から感じられました。
2017年6月、同じ事務所のアイドルユニット「le biglemoi(ビグルモア)※」の結成に参加(※フランス語で「創作ダンス」を意味する)。
研修生から、ついに正規メンバーとしてデビューを果たされます。
「研修生のとき、『この中から何人か(正規メンバーとして)デビューできるんだ。ぜったいデビューしたい!』と思い、仲のいいメンバーと二人で『ぜったいにライブを休まない!』と誓いを立てて、がんばっていたので、デビューが決まったときは本当にうれしかったです! 研修生は衣装がなくて、オリジナル曲もないので、制服を着てライブをしたり、先輩の曲をカバーしたりしてたんですけど、自分たちの衣装と曲をもらえて、『本当にアイドルになれたんだ!』とすごく思いました!」
2018年6月、もねさんはビグルモアを卒業し、同じ事務所の新ユニット「夢幻(むげん)クレッシェンド」の結成に加わります。
夢幻クレッシェンドは、夢幻の王国を舞台に日々活動するアイドルユニットというコンセプトです。
2年弱の活動期間を経て、2021年4月に活動を終了。
ここから再び、もねさんのアイドル人生の新しい幕が開こうとしていたのでした。

もねさんとアイドル(その2)

2021年6月、もねさんもメンバーとして名を連ねる7人組の新ユニット「I MY ME MINE」がデビューします。
これまでと同じ事務所の所属ではありますが、デビューから夢幻クレッシェンドまでずっと同じだったプロデューサーさんとは別のプロデューサーさんから「新しいグループを作るから」と、もねさんに声がかかりました。
当然のことながら、プロデューサーさんによって方向性はガラリと変わります。
事務所は同じなので不安はありませんでしたが、環境の変化に、もねさんはかなり緊張を覚えたそうです。
そして、コロナ禍のデビューということもあり、メンバーさん同士も、最初はなかなか打ち解けませんでした。
アイマイさんのインタビューが掲載されている『Top Yell NEO 2022~2023』(竹書房)に次のようにあります。
「最初の顔合わせはリモートだったんですよ。タイムラグもあるし、知らない者同士で、ずっと変な空気が流れていて。しかもアイマイって陰キャが多いんですよ。オンラインだから距離の詰め方も分からなくて、みんなシーンとしちゃって。プロデューサーから『何か聞きたいことないの?』って言われて、ようやく頑張って質問を振り絞るみたいな。リアルで初めて会ったのはフィッティングの時で、会議室みたいなところに入ったら、スタッフさんがいなくて、うちらだけ。あの時も気まずかったよね(笑)。」
しかし、そこは目標を同じくする仲間同士なので、次第に連帯感が生まれて来ます。
初期メンバーのもねさんから見て、現在のアイマイさんはどういうグループですか?
「今のアイマイは、メンバーが代わってもグループの空気感は変わらないって、自分たちも思うし、ファンの方からも言われてます。ひとことで言うと、楽しい、ゆかいなグループです。」
今年の4月、『クリーム4月号』にアイマイさん全員で出て下さったので、ソフマップAKIBAさんで発売記念イベントを行いましたが、そのときのトークショーの様子を拝見しても、メンバーさん同士の和気あいあいとした雰囲気が伝わって来ました。
アイマイさんは、大きなアイドル・フェスにもたくさん出場されています。
昨年(2023年)8月には、結成2年にして早くも、世界最大のアイドル・フェスであるTIF(東京アイドル・フェスティバル)にエントリー!
「アイドル人生初でした! アイドルオタクだけど、でんぱ組しか知らない私でも知ってるイベント! ステージに立って『私ってアイドルみたい!』って思いました!」と、興奮気味におっしゃるもねさん。
いや、『クリーム』に出て下さったアイドルさんしか知らない僕でも知っています。
それに、もねさんは間違いなく「アイドル」です。
アイマイさんは今年8月、TIFと並ぶ世界最大級のアイドル・イベント「@JAM EXPO(アットジャムエキスポ)」にも参加しました。
その中で行われた「でんぱ組.inc SPECIAL THANKS LIVE」で、何と、もねさんは、アイドルになる前から憧れの存在であり、目標として来たでんぱ組さんと、ついにステージ上で共演を果たされたのです!
おめでとうございます!
「本当に夢みたいでした! 私はでんぱ組さんのファンで、メンバーにはなれないけど、なりたいくらい好き! でんぱ組さんと同じステージに立つという目標がずっとありました。かなわないんだろうなと思ってたんですけど、まさかここで! でんぱ組さんのメンバーといっしょにライブができる! 本当に信じられない! 初めて明確に『夢がかなった』と言えます! すごく感動しました!」
それは、もねさんが単に夢を「見る」だけではなくて、実現させるために人並外れた努力を続けて来られた結果だと思います。
確かに、人生は厳しく、努力したからと言って、必ず報われるとは限りません。
けれども、努力しなければ、当然ながら報われることも全くないでしょう。
もねさんはSNSにも「人生で1番幸せだった!!!!!」「私が死んだ時は今日の映像を人生のハイライトとして絶対葬式でながします」と投稿されています。
これは、もねさんの人生における勲章でしょう。
では、大きな夢をかなえてしまったもねさんにとって、アイドルとしての今後の目標は何でしょうか?
「今年、アイマイは色んなフェスのメインステージに初めて立ちました。夏フェスだけでも、クロフェス、関ケ原唄姫合戦、竜王アイドル夏祭りでメインステージに立ったんです。トップバッターが多かったんですけど、今後は夜のもっといい時間帯、そして究極はトリをめざしたいです! 大きいステージのいい枠をめざしたい!」
さらなる高みを目指して精進されるということですね。
もう少し手近の目標は何かありますか?
「もちろん、10月23日(水)にEX THEATER ROPPONGIで開催される5thワンマンライブを大成功させることです! ぜひ会いに来てください!」

もねさんとグラビア

もねさんは、グラビアでも大活躍されています。
最初にグラビアに挑戦しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
「2021年の1月に撮影会があったんです。衣装はドレスと着物だったんですけど。そこに、キンマー(=近代麻雀水着祭)のスタッフさんが来ていて、『良かったらキンマーに出ませんか?』って、声をかけてもらったんです。不安だったんですけど、私はアイドル活動の中でNGを作りたくないので、何でもやってみようと思って。」
ものすごく前向きですね。
生き馬の目を抜くようなアイドル業界では、そうでなければ、到底長く活動することはできないでしょう。
こうして、同年5月の近代麻雀水着祭で、もねさんは初めて水着のイベントに参加されたのでした。
さらに、同年12月には、『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)主催の「ミスジェニック」で、何とグランプリを受賞!
「マネージャーさんから『こういうイベントがあるんだけど、出ますか?』と聞かれました。私は気が弱いので、闘う系が得意じゃないんです。迷ったけど、とりあえず出てみたら、グランプリをいただけました! これは私の力と言うより、ファンの方たちの応援のおかげです! 皆さんの愛を感じました!」
どこまでも謙虚なもねさんです。
翌年(2022年)2月には、『ヤングガンガン2022年 2/18号』の巻末に「ミスジェニック2021」の特集で、ビキニ姿のもねさんのグラビアが掲載されます。
グラビア・アイドルさんは、肉感的なボディを売りにしている方は幾らでもいますが、もねさんのようにスレンダーでショートカットの中性的な外見の方は大変珍しいです。
だからこそ、余計に目立ったのかも知れません。
2023年5月には、「ミスジェニック」グランプリの副賞として、デジタル写真集『出会いは百千万のもね騒ぎ』(小学館)をリリース。
「ちゃんと撮影した写真集にのるのは初めてでした。うれしかったです! ファンの方もよろこんでくれました!」
僕も拝見しましたが、白や花柄のビキニを着たもねさんがちょっぴりはにかみながら微笑む姿がとてもキュートでした。
もねさんはキンマーのほかにも、大きな撮影会に定期的に参加されています。
つい先日は、TGIF(東京グラビア・アイドル・フェスティバル)に出場。
『週刊プレイボーイ』(集英社)とのコラボで、ファンの方の投票で決まる「真夏のTGIF週プレ賞2024」でも、並み居る強豪の中、上位5傑に食い込むなど、大健闘されました。
グラビアでの目標は何かありますか?
「紙の写真集を出してみたいです!」
おお、グラビア・アイドルさんなら誰でも、やはり紙の写真集を出したいとおっしゃいますね。
「元々コスプレが好きで、好きなキャラクター(※『あんさんぶるスターズ!』の仙谷忍)の衣装をいっぱい持ってます。だから、コスプレっぽいグラビアをやりたいです。ファンの方もよろこんでくれると思います。グラビアをやってるうちに、だんだん楽しくなって来たので、これからは自分がかわいいと思う衣装を見せられるようになりたいです。前回のデジタル写真集は、水着とかシチュエーションとか、あらかじめ用意されてたので、今度は全部自分でプロデュースして、作品として残してみたいです!」
さすが、美術部ご出身のアーティストさんですね!
もねさんは中性的な雰囲気があるので、コスプレは似合うと思います。
ぜひ、こちらの夢も実現させて下さい。

もねさんと『クリーム』

もねさんは、2022年2月号にアイマイさん全員で『クリーム』に初登場されました。
最初に『クリーム』に出ると決まった時は、どんな気持ちでしたか?
「雑誌に自分がのる経験が初めてでした。キンマーに出たあと、『近代麻雀』(竹書房)の水着祭特集号にちっちゃーく顔写真がのったことはありましたが。雑誌にのるために撮影して、『雑誌にのれる!』というのが、すごくうれしかったです! 新しい実績ができました!」
注目のアイドル・グループさんの全員登場は大いに話題を集め、続く2022年4月号では、同じグループの本多しおりさん(※現FES☆TIVE)と一緒に連続登場!
書泉ブックタワーさんで開催された発売記念イベントも、コロナ禍にも関わらず、大盛況でした。
さらに、2022年12月号では、初の単独掲載が実現します。
「ソロで雑誌にのるのは初めてだったので、気合いが入りました。それまではほかのメンバーがいたのに、『私しかいない。私ががんばらないと!』と思うと、緊張しました! 『クリーム』の写真は、いつもかわいく撮ってもらえるので、仕上がりはだいじょうぶかなと思いました!」
ありがとうございます!
この号で、もねさんは『クリーム』で初めての水着姿を披露されました。
水色のボーダー柄の、ちょっと中性的なデザインの水着です。
「撮影の時、水着を自分で選んでも良かったので、『これだ!』と思って直感で決めました!」
その直感は正しかったですね。
この時、書泉ブックタワーさんで、初の単独のお渡し会も開催。
初めてづくしですが、こちらもたくさんのファンの方がお越し下さり、大いに盛り上がりました。
もねさんのお渡し会の模様は、下のイベント・レポートをご覧下さい。

『クリーム2022年12月号』百千もねさんイベント・レポート

今年の『クリーム4月号』では、前述のように、アイマイのメンバーさん全員で再登場!
そして今回の『クリーム10月号』で、もねさんは通算5回目、ソロとしては2回目の『クリーム』登場となったのでした。
今回の撮影はいかがでしたか?
「『クリーム』さんの撮影はいつも楽しいんですけど、今回もすごく楽しく撮ってもらいました! 5回目の撮影ということで、これまでに制服をたくさん着ているので、『これは着たことあるよね』って、セーラー服にするかとか、シャツはどうする?とか、スタッフさんと相談しながら、今まで着たことのない衣装を選びました!」
水着はどうでしたか?
「水着はスタッフさんが選んでくれました。『可愛いのがあるね』とすすめられて、即決しました! あと、髪の毛は今までショートにしてたんですけど、この時はなぜか『伸ばそう!』って決めて、アイドル人生で一番くらいに長くしてました。」
確かに、今号のもねさんの掲載ページを拝見すると、肩につくミディアム・ボブくらいの長さですね。
あまりにショート・ヘアのイメージが強いので、僕の脳内では勝手に短く変換されていました。
しかし結局、「やっぱり短いほうがいいやって、またバッサリ切っちゃいました!」と照れ笑いするもねさん。
もねさんの永遠の推しメンである夢眠ねむさんをよく知る書泉さんのイベントご担当者さんが、もねさんの髪型をご覧になって「カンペキですよね。このまっすぐに切った角度とか」と、称賛されていました。
今回のイベントは、もねさんの『クリーム』5回目の登場を記念したものです。
もねさんの単独での発売記念イベントは、2022年11月以来、約2年ぶりということで、事前にご本人のSNSなどで、大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、限定2名のプレミアムな7冊券は、予約受付開始するや、ただちに完売!
同じく限定5名の5冊券もほどなくして完売!
当日も飛び入り参加のお客様が次々といらっしゃって、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、もねさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
もねさんはイベント当日、「おはようございます! 今日はよろしくお願いします!」と折り目正しくご挨拶されながら会場入りされました。
さすが、アイドル歴が長いと、社会人としての基本的なふるまいからきちんとされています。
それから、テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
ひらがなで「ももせ」、ローマ字で「Mone」、それに、大好きな星、ネコのひげ、数字の3を組み合わせた、とっても凝ったサインです。
「すみません、量産できないサインで。」
いえいえ、それだけ丁寧に書いて下さると、ファンの方も喜ばれると思いますよ。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替え、撮影、インタビューと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
もねさんは、会場内にアイマイさんのバラエティーに富んだ楽曲がランダムに流れる中、『クリーム10月号』の誌面で着たのと同じ、上は水色のヘアラインストライプの地に襟の部分が白で紺の細いラインが2本入った半袖シャツに、紺色の地でエンジ色のトラッドなレジメンタルにクレスト(紋章)が入った蝶リボン、下は紺のプリーツ・ミニスカートでご登場。
すがすがしい夏色の制服は、さっぱりとしたショートカットのもねさんにぴったりです。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、3冊券ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネルのお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製マウスパッドのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
もねさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSで確認して、詳細までご存じです。
最初は2冊券の方。
「ヤホー! ハハハハ! ありがと! 1番だったじゃない。」
「そう。」
「間に合わないって言ってなかった?」
大好きなもねさんに会うためなら、間に合わなくても間に合わせてしまうというのが、ファンの方なのでしょう。
続いては、何と親子連れの方です。
「やあ~! ありがと、○○ちゃん!」
ちっちゃな女の子に向けてデレデレになって話し掛けるもねさん。
もはや、どちらがアイドルなのか、わかりません。
「ありがとー! ○○ちゃん、かわいい?」
こくんとうなずく女の子。
「ありがと~~~! ○○ちゃん、がっこうがえり? クラスで背たかいほう? いいよ~! ありがと~!」
もねさんは、とってもお子さんがお好きなんですね。
「ありがとー、パパ!」
女の子を連れて来たパパにもお礼を言う、律儀なもねさんなのでした。
今度は、「初めまして」の方です。
「はい、ありがと! え、はじめまして? 何で来てくれたの?」
「可愛いなと思って。」
「よくアイドルとか見る?」
「はい。」
「よかったら、もねのところもまた会いに来て。お名前きいてもいい?」
「○○。」
「ありがとー!」
初めて会う方の顔と名前をしっかりと焼き付けようとするもねさんです。
その次は、お仕事帰りに当日券で駆け付けた方。
「あれー! ありがと! 来てくれたの?」
「仕事帰り。」
「おつかれさま! ○○さん見たの、ひさびさだし。ありがとね、来てくれて!」
久しぶりに会う方でも、もちろんしっかりと覚えていらっしゃるもねさん。
これは「推し甲斐」がありますね。

いよいよイベント開始(その2)

続いては、3冊券の方です。
「ありがと!」
「これは『クリーム』なので、レポート書かれるやつ?」
「そうだよ、失言したら自分の首しめるよ!」
「昨日の@JAM、お疲れ様でした。こういうところで、でんぱ組さんといっしょにステージに立った大物だって、世界に発信してね。」
大丈夫です。
ちゃんと事務所さんのチェックを受けているので、変なことを書いたらカットされます。
次の方、どうぞ。
「やあ! やあやあやあ!」
「よくわかってる。」
「何もわかってないことあったけ?」
「わかってる。可愛いって。」
「よくわかってる。」
そうですね。
よくわかりませんが、もねさんが可愛いということだけは間違いありません。
今度は、もねさんの予想外だった方のようです。
「おい、どしたん?」
「どしたんじゃない。」
「来てくれたの~?」
「来るでしょ。」
さらに、予想外の方がまたいらっしゃったようです。
「ほえ! ヤッホー! ねえ、ありがと! 来てくれたの?」
「制服、似合い過ぎ。」
「ホント? どう?」
「可愛い。」
「セーラー服ばかり着てるとリアリティがないから。」
「似合ってる。」
確かに、僕も中学・高校を通して女子の制服はブレザーだったので、セーラー服を現実に着ている女子生徒には、あんまり馴染みがないですねえ。
そして、当日券の方が駆け付けて来られました。
「ありがとー! こないだぶりだ!」
「来たよ。」
「びっくりした! まってたよー! ちょっとギリギリだった?」
ギリギリでも、こうしてファンの方が会いに来て下さるので、もねさんはとてもお喜びだと思います。

いよいよイベント開始(その3)

ここからは、5冊券の方です。
「うわ、や~や~やぁ! 何でニヤニヤしてんの?」
「そんなニヤニヤしてないですよ。」
「ぜったいしたよ! フフフ。ねえ、○○、しばらく会ってないって思ったの。どこで会うかなって思ったら、今日だったの。」
「昨日は行けなかった。」
「そう。労働し過ぎじゃない?」
「まあ、来月も色々あるし。」
「ワンマンもあるし、大阪もあるし。」
アイマイさんの5thワンマンライブは上述の通り、10月23日(水)に開催。
また、10月26日(土)・27日(日)開催の大阪造船所アイドルフェスに出演されます。
続いての方は…。
「おはー! ありがと! おはよ!」
「おはよう。」
「今日、朝おきるのつらかった。」
「いいじゃん、可愛い。」
「ネイル屋さんに行ったの。見て、これ、ちょっとみじかい。」
もねさんは、ネイルにも大変なこだわりがあるようで、時々、SNSにも画像をアップされています。
その次は常連の方。
「ありがと!」
「これ、髪切って正解じゃない?」
「ホント、10か月たったの。」
もねさんは上述のように、今回の『クリーム』の撮影の頃まで「アイドル人生で一番」髪の毛を伸ばしていたのですが、このイベントのほんの数日前、10か月ぶりに切ってしまわれました。
やっぱり、ショートのほうがしっくり来ますね。

いよいよイベント開始(その4)

今度は、7冊券の方です。
「明日、晴れるといいのにね」ファンの方がつぶやきます。
「雨でしょ?」現実を突きつけるもねさん。
「ちょい雨。」
「晴れよりくもりくらいがいい。」
ちなみに、翌日(18日)のアイマイさんは横浜でライブだったそうですが、その日の横浜の天気は「晴れのちくもり」、最高気温は34.6度でした。
今年の残暑は、くもりでも気温が高いんですね。
「もねのチェキ付き(『クリーム10月号』)、まだあるかな、下(※書泉ブックタワーさん4Fアイドル・コーナー)に?」
「下に2冊くらいあったかも。」
でも、もねさんが告知して下さったおかげで、無事に完売しました。
ありがとうございます!
それから、何と一人で2周、3周した方が複数いらっしゃいました。
「おかえり!」
こんな素敵なもねさんですから、何度も会いたくなるお気持ちはよくわかります。

チェキ&写真撮影タイム

最初は、2ショットチェキの撮影です。
「イェーイ! どうぞ、こちらへ!」
撮影スペースに優しくファンの方を迎え入れるもねさん。
「ポーズどうする?」
飛び出したのは、アイドルさんのイベントの定番、お二人で片方ずつ丸めた手のひらを合わせてハートを作るポーズやWピースなど。
「ありがとー!」
続いては、お客様のカメラまたはスマホでの撮影です。
「おねがいしまーす!」
「オレ、今日スマホしかないよ。」
「いいよ、スマホで。」
「一眼レフ持ってくれば良かった。」
いえいえ、スマホでも大丈夫ですよ。
「撮るよ。はい。(カメラの向きを)横にしよ。」
「よいですか? OK? 下がる? これくらい?」
「行きまーす! 3・2・1…。寄りって、どれくらいいいですか? ああ、ありがとうございます!」
「撮れた?」
5冊券の方は1分間、7冊券の方は2分間も撮影タイムがあります。
黙々とシャッターを切り続けるファンの方。
「無口になっちゃった。」
「しゃべりながらはムリだよ。」
もねさんは、さすが撮影会で鍛えているだけあって、可愛くて絵になるポーズを次々と繰り出します。
「しゃがむ?」
「時間が長い!」
「ながいよ~!」
「大丈夫です。」
立派な一眼レフをお持ちの方ですが、「スマホでも撮れるの?」と途中でチェンジして二刀流。
「のんびりしてると、時間がなくなっちゃうよ。」
「はい。」
「早くしないと。撮れてる?」
「いいよ。」
レンズにぐ~んと近寄って来るもねさん。
「近い近い近い!」
ドアップです。
「フフフ。がんばったね、スマホ!」
皆さん、思い思いにラブリーなもねさんのお姿をカメラに収めたのでした。

私物サイン&特製グッズお渡し

5冊券以上の方には、私物サインがあります。
制服姿のもねさんの2L判生写真をお持ちになった方。
こちらは、9月13日に浅草バンプキンで行われた「Cream⭐︎Live mini vol.6」の編集部物販で販売されていた3枚セットのうちの1枚です。
「ありがと! これ、けっこう盛れてるもねちゃんじゃね?」
こちらの生写真は好評だったようで、何人かの方がサイン入れをご希望になりました。
「何にサインするの?(生写真)OK!」
「可愛くね。」
「ん?」
この方は金色のマジックをお持ちになりました。
「イェーイ!」金色のサインを書いてご満悦のもねさん。
続いては、大きな見開きの色紙をお持ちになった方です。
「おっ、色紙に書く? いいじゃん~! 用意しといてくれたの? ありがとー!」
「(左右)両面使って書いて下さい。」
「OK! めっちゃでっかく書くってこと? ねえ、もね、こんなにおっきくサイン書いたの初めてかもしれない! これはもねのサインの中で過去最大のサインです!」
「わかりました。」
シャイなファンの方も喜んでいらっしゃいます。
次の方は…。
「何にサインするの?」
「昨日(16日)のキラキラするやつ。」
この方は、前日の@JAM EXPOで配布されたのでしょうか、ハート型の手のひらサイズの印刷物を持って来られました。
「色んな出演者のサインが入ってるやつ」とファンの方。
「それ、見てない」もねさんはご存じないようです。
サインを入れながら、「発泡スチロールみたいだから、マジックの圧力でちょっと溶けてる。こわい!」
それから、5冊券の特典である特製フォトパネル(ワイド6切判 ※203×305 mm)へのサイン入れを望まれた方も。
「これにする? これ、全部出したら入れるの大変だから。」
フォトパネルは透明のPP袋に入れてありますが、この袋のサイズがピッタリなため、パネルを全部出してしまうと、元に戻すのがなかなか難しいのです。
この方はシルバーのマジックを差し出されました。
よく振るもねさん。
「この辺にする? いい感じじゃない?」
「下のほうにサインが欲しいんだけど。」
「じゃあ、がんばって(袋に)入れて。ダメだよ、乾くまで入れちゃ。」
マジックのインキが乾く前に入れると、写真と袋の間に乾いていないインキが広がって、大惨事になります。
「でっかいもねちゃん、家にかざってね! 生誕のポスターといっしょに。」
フォトパネルの写真は、ちゃんとした業者に発注しているので、画質が非常に良いです(※フジカラー高級プリント)。
7冊券の方には、特製マウスパッドのお渡しがあります。
制服姿であなたを見つめるもねさんの写真を選びました。
会社のデスクで使えば、残業も苦にならず、仕事がどんどんはかどるでしょう。
もちろん、どちらももねさんに見本を差し上げ、とても喜んで下さいました。

本のお渡し&握手

そして、本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「ほんとうに? いける? 落とさないでよね。がんばって持って帰って。」
いよいよ、この麗しいもねさんと握手ができる人生で最も幸福な瞬間がやってまいりました。
「はい」すっと両手を差し出すもねさん。
「え?」状況を理解できないファンの方。
「これ、何の会か知ってる?」
「お渡し会。」
「今日は握手会だって。握手会って、初じゃね?」
「そう言やそうだった。普段しないから。」
「手つめたい?」
普段、アイマイさんのレギュレーションに「握手」というのは全くないそうで、握手をすると言われてもピンと来ない方が多かったようです。
しかし、もねさんのファンの方を大切に想う気持ちは、手のひらを通して伝わったことでしょう。
最後は、「ありがとー! また会いに来て! またね!」と、手を振って、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れないもねさんで、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
女神のようなもねさんと、熱心なファンの皆さんのおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったもねさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
百千もねさん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】