Mediax

【イベント・レポート】Cream(クリーム)4月号(メディアックス)発売記念 茜紬うたさんお渡し会(秋葉原)

はじめに

去る3月11日(土)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)4月号(メディアックス)発売記念 茜紬うたさんお渡し会」が行われました。
当日の東京は、例年よりも早い春の訪れを感じさせるうららかな陽気と、柔らかくのどかな日差しに包まれ、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
茜紬(あづみ)うたさんは、鹿児島県出身のグラビア・アイドル。
元アイドルだけあって可憐なルックスの中に、どこか品のある奥ゆかしさを帯びた表情と、スレンダーで伸びやかな四肢が魅力的な方です。
最初は、『クリーム』にもメンバーが何人も出演したことがある人気アイドル・グループ「スリジエ」の候補生としてデビュー。
約半年後、正規メンバーに昇格しました。
一方で、雑誌やDVDなどでグラビア活動も行い、書泉さんやソフマップさんでのイベントも経験。
昨年末、「アイドル活動を数年で、自分なりにやり切った」という思いから、グラビアに専念することを決断されました。
お名前はもちろん芸名ですが、読み方が難しいことについては、「みんなから言われます。ファースト・コンタクトです!」とのこと。
「茜」は、夕日の茜色が好きで、見ていると落ち着くから、みんなの心の癒やしになりたいという想いを込めて。
「紬」は、人の心をつむいで行ける存在になりたい。
そして、「うた」は歌が好きだから。
茜色かあ…我々の世代だと、大橋純子さんの「シルエット・ロマンス」が真っ先に思い浮かびますが(古くてすみません)、「紬」と言っても、そろそろ若い世代にはお分かりにならない方もいらっしゃるかも知れません。
うたさんは日本の文化がお好きとのことで、現代の日本人が忘れつつある原風景や魂を感じさせる、とても上品で素晴らしいお名前だと思います。
現在は撮影会を中心に活動されていますが、雑誌やDVDの仕事もどんどん増やして行きたいと、ご本人曰く「野心に満ち溢れている」そうなので、今後のご活躍からますます目が離せません。
今回のイベントは、うたさんの『クリーム』初登場を記念したものです。
グラビア・アイドル専業になってから初めての雑誌発売記念イベントということで、事前にご本人のツイッターなどで大変熱心に告知して下さいました。
それこそ、毎日何度も、数時間おきに。
『クリーム』のイベントを始めてもう8年になりますが、こんなに一生懸命告知して下さった方はほかにいらっしゃらなかったかも知れません。
その甲斐あって、2枚限定のプレミアムな7冊券は発券開始早々に完売!
さらに、5枚限定の5冊券も数日で完売!
その後も、書泉さんが「スゴイですね!」とおっしゃるほどのペースで予約が伸び続けました。
ありがとうございます!
これも、うたさんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
うたさんはイベント当日、控え室で、テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
ローマ字の「Adumi」にハートマーク、それに「茜紬うた」を組み合わせた、とても凝ったサインです。
「こんなにたくさんサインをすることなかなかないんで」とおっしゃりながら。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替えと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&お渡し会(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
うたさんは、『クリーム4月号』の誌面で着ているのと同じ、上は白地に紺の半袖セーラー服に真紅のリボン、下は紺のプリーツ・ミニスカートでご登場。
ご本人は「あと1~2年は制服を着たい」などとおっしゃっていますが、実際のご年齢よりかなりお若く見えますし、立ち姿が凛としてとてもお美しいので、まだまだ制服がお似合いです。
今回のイベントは、撮影&お渡し会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影及びサイン入れが可能。
5冊券では、それに加えて私物サインと特製アクリルキーホルダーのお渡し、7冊券では、さらに特製マウスパッドのプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
うたさんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、ツイッターで確認されているので、よくご存じです。
トップバッターは常連の方でした。
「あ、撮影会続きですね。ありがとうございます。」
うたさんは、初のソロでのお渡し会ということで、非常に緊張されているようですが、ファンの方がいらっしゃるにつれて、少しずつ緊張もほどけて来たようです。
ツイッターでのやり取りはあっても、会うのは初めてというファンの方がいらっしゃいました。
「ありがとー! いつもリプとかくれるんで、まさかこんなお若い方だとは思わなかった。びっくり! 失礼ですみません。」
いやいや、こういう出会いがあるのも、対面イベントの醍醐味ですね。
続いては、お仕事帰りの方。
「アキバにいるってツイートに書いてくれてたから、来てくれるのか、ただいるだけなのかどっちだろって。」
「仕事だった。」
「あー、お仕事忙しいのに来てくれたの? ありがと。」
それから、イベントがあると知って駆け付けた方も。
「ありがとうございます、わざわざ。」
「いやあ、こういうイベントがあるって知ったから。」
またまた常連の方です。
「あー、○○~! 元気? 元気でやってる?(会えて)うれしかった?」
「嬉しい。」
「ありがと、いつも。」
常連の方が続きます。
「あー、○○~!」
「あれ、制服着てなかったっけ?」
「最近、全然着てなかった。」
「それ(=セーラー服)で『クリーム』に載ったの?」
「そう。」
おお、それだけ貴重だということですね。
以前からよくご存じの方がたくさん駆けつけて下さって、うたさんもすっかりテンションが上がって来ました。
「ギャー、ハハハ、来た! かわいい?」大きな声で笑い出すうたさん。
「うわあ、そういうの(=セーラー服)イイのって感じ?」ファンの方もノリノリです。
「ありがとうございますっ!」
「セーラー服がお似合いで。」
「そうなんですっ! いつまで経ってもお似合いですっ!」
ハジけたうたさんも可愛いですね。
その次は…。
「あー、どーも、こんちは」ファンの方が少し遠慮がちに入って来ました。
「あー、めっちゃひさしぶり! かわいいTシャツ!」
「何か、ちょっと、来れなくて…。」
「うれしー、元気そうで。髪切った?」
「うん。何か、撮影会とか、ずっと来れなくて…。」
「タイミングが合えば、ぜひ来てみて! ちょっとやせた? 会えて良かった! ありがと!」
ああ、うたさんのファンの方を思いやる優しさが言葉の端々ににじんでいますね。
と思いきや、今度は日曜日の撮影会に続いての参加という方がいらっしゃいましたよ。
「あー、ありがとうございまーす! 撮影会もホントに!」
「日曜日ぶりです。」
「うれしかった! あんまりこういうの(=お渡し会)ないでしょ。お渡し会とかよく行く?」
「前はDVDのイベントとかよく行ってたけど、コロナになってからあんまり。」
「また来てください! 待ってます!」
続いては、可愛らしいイラストが入った紫色のTシャツを着た方です。
「あれ? デカデカとうたのサインが。」
うたさんは、アイドル時代の担当カラーが紫だったのです。
「ありがとね、Tシャツも着てくれて。」
「普段あんまり着てないけど。」
「そのTシャツ着てる人、見たことない。」
「世界で1枚だしね。」
「自分で作るやつだから?」
「しかも、うたちゃんのサイン入り。」
何と、ファンの方がご自分で作られたTシャツなのだそうです。
今度は「初めまして」の方。
「ありがとうございます。初めて会う? お名前は?」
「○○です。」
「ツイッターも○○? ○○ね、覚えときます。けっこうグラビアとかよく見るの?」
「いや、初めて。」
うたさんは、初めて会う方の顔とお名前を一生懸命覚えようとされます。
その一途さに、きっとこの方もハートをつかまれたことでしょう。
「お久しぶり」の方がいらっしゃいました。
「あー、うれしい! え、ありがとうございます。」
「こんちは、お久しぶり。」
「ひさしぶりです、ホントに。」
「めちゃ若くなった。」
「○○歳だけど、まだ(制服)イケます?」
「どうかな?」
いやいや、まだまだ大丈夫ですよ。
「お久しぶり」の方が続きます。
「いやー、へっへっへ、めちゃひさしぶりなんだけど。いや、ありがとうございます」うたさんの照れ笑い。
「いや、DVD(イベント)の時以来。」
「あ、でも、なかなか会う機会がないよね、もはや。間に合って良かった。」
その次は、写真がお上手な方のようです。
「ヤッホー。」
「ありがとうございます! めっちゃうれしい! 感謝してます! 撮影会来てくれたじゃん。写真が良すぎて、いろんなところで使わせてもらってます。いい写真が多すぎて、どれ使うか迷うくらい。」
うたさんにほめられて良かったですね。
常連のファンの方がどんどんいらっしゃいます。
「ありがと。今日、○○が来てくれるって言うから、うれしくて待ってた。」
こんな風にうたさんに言ってもらえたら、ファンの方だって嬉しいに決まっているでしょう。
ギリギリになって、スーツ姿の方が駆け込んで来ましたよ。
「えー、○○だ~! なんで今日、スーツなの?」
「仕事で。間に合って良かった!」

撮影&お渡し会(その2)

最初は、2ショットチェキの撮影です。
「何か撮りたいポーズとかありますか?」
「こうして。」
ファンの方のリクエストに応えたり。
「何しよっかな~、背中合わせ? あとは?」
うたさんがファンの方の希望を聞いたり。
アイドルさんのイベントの定番、ハート合わせ、両手のひら合わせなどのポーズで、うたさんとファンの方が仲良くチェキに収まりました。
続いては、撮影タイムです。
お客様のカメラまたはスマホで撮影ができます。
7冊券の方は、何と2分30秒間も持ち時間があります。
「長い。いつも1分とかでしょ」ファンの方も驚きのロング・タイムです。
でも、うたさんは、さすが撮影会で慣れていらっしゃるだけあって、次々と可愛らしいポーズを繰り出されます。
「しゃがみま~す。」
「はいはい。」
「立ちま~す。」
「はいはい。」
うたさんが動くたびに、セーラー服の裾からおなかがチラリと見えて、ちょっぴりお色気も。
「ポーズこうしてほしいとかありますか?」
「一周回ってもらっていいですか?」
「OK!」
「とびきりかわいいハートとかで。あ、かわい~。」
立派な一眼レフをお持ちの方も、スマホでカジュアルに撮影する方もいらっしゃいます。
「カメラって言っても、スマホしかないんだけど。」
「あー、全然スマホで大丈夫です。」
「あー、うまいことそれ(=お渡し会のカンバン)も入った。」
「お渡し会」のカンバンは毎回、書泉さんの親会社であるアニメイトのデザイナーさんが、タレントさんのプロフィールを参考にしてデザインされています。
時には、こんなアクシデントも。
「あれ、カメラが恥ずかしがって撮れない。」
スマホのシャッターが押せません。
「恥ずかしがってる?」
「あ、撮れた! 良かった~!」
それから、フラッシュが光らないという方も。
「光ってる?」
「光ってないよ。フラッシュかたまっちゃった? 今日、みんなスマホの調子悪いね。」
こんな素敵なうたさんの初めてのお渡し会だから、カメラも緊張しているのでしょう。
5冊券以上の方には特製アクリルキーホルダー(アクキー)、7冊券以上の方には特製マウスパッドのお渡しがあります。
特に、アクキーが大好評!
「アクスタ(※アクキーのこと)見たら欲しくなっちゃって」と、わざわざ5冊券を購入された方も。
「めっちゃかわいいの! じゃあ、カバンにつけてね!」
うたさんにも控え室で差し上げましたが、「アクキーいいですね! レアです!」と大変喜んで下さいました。
5冊券・7冊券の方には、私物サインがあります。
最初の方は、アクリル製のフォトスタンドをお持ちになりました。
「私物なに? ああ、なるほど。これでいいのかな、書くとこ? どこに書くんだ? ああ、そこに。あまりデカすぎるとあれだよね。何色がいいですか、ペン?」
「わかんね。」
「じゃあ、これ、白でもかわいいかも。いい感じ。名前○○、日付けもですね。あ、やった、いい感じ! あ、かわいい!」
続いての方は、何とスイカ(交通系ICカード)を持って来られました。
「え、これ書いていいやつなの? どうしよー、これで(改札を)通れなくなったら。落としたらダメだよ。」
「でも、すぐわかりますよ」と編集長。
「名前で? ○○って。ちょっと気をつけてよ」心配そうなうたさんです。
それから、うたさんの2nd DVD『ささやかな欲望』を差し出す方。
「ありがとー。これ、持ってくれてるんだ。もう見た?」
「見た。」
「買ったけど、意外と見てない人とか多くて。」
アイドルのうたさんと同じように、グラビアのうたさんも応援しましょう。
カメラポーチをお持ちの方もいらっしゃいました。
「あ、それに書く? ポーチ?」
「カメラバッグ。」
「あ、カメラそれに入れるんだ?」
「私物サイン、全然もらったことなくて。」
「はじめて?」
「誰にも書いてもらったことなくて。」
「撮影会もこれで来てよ。」
初めての私物サインがうたさんって、これはもう【家宝】ですね。
次の方どうぞ。
「何に書きましょ?」
「下敷きで。」
何と、うたさんのイラストが入った下敷きです。
「うたじゃん、それ。どこでゲットできるんだろ? これは黒でいい? 白にする? どのへんに書くとかある?」
「まかせます。」
それにしても、世の中には色んなグッズがありますね。
さらに何と、「近代麻雀水着祭2022」の事前物販で販売されたオリジナルビブス(=ゼッケン)が。
こちらは、何と何と【1枚限定】だったそうです。
「世界であなたしか持ってない、よね?」
うたさんもビックリ!
「どこに書く?」
「どこでもセンスで。」
「じゃあ、カッコよく。」
最後の方は「初めまして」ながら7冊券をご購入下さり、色紙をお出しになりました。
「あ、色紙! 色紙はじめてだ! ペンは黒でいいですか? ありがとうございます、7冊も。鍵閉め。あ、最後の方のことを鍵閉めって言うんですよ。お名前は何て?」
「○○。」
「○○ちゃん? でっかく書きますね、じゃあ。うん、いい感じ!」
そして、本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「重いよ! 持ってください。雑誌は手に持って帰るしか。」
なお、書泉さんでは、9800円(税込)以上のお買い上げで、送料無料で配送して下さいます。
最後は、「ありがとー! ぜひぜひまた会いに来てね! 待ってます! 気をつけてね! バイバイ!」と両手を振って、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れないうたさんで、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
天女のようなうたさんと、熱心なファンの方のおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
出席率は何と100パーセント!
これには、関係者一同、大喜びでした。
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかったうたさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
茜紬うたさん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】