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【イベント・レポート】Cream(クリーム)12月号発売記念握手会 信野樹奈さん(秋葉原)

はじめに

去る11月19日(火)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)12月号発売記念握手会 信野樹奈さん」が行われました。
当日の東京は、先週までの季節外れの暖かさから一転、芯まで冷えるような真冬の寒さになりつつも、穏やかな晴れ間が広がって、まさに絶好のイベント日和でした。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
信野樹奈さん(しんの・じゅな/愛称:じゅなな)は、札幌を拠点として活動する劇場型のアイドル・グループ「Teamくれれっ娘(こ)!(略称:くれれこ)」のリーダーで、27歳。
切れ長の大きな瞳が印象的な和風美人さんで、北海道ご出身だからか、東京のアイドルさんとはまた違う純朴さと包容力を感じさせます。
デビューは2016年で、アイドル歴8年のベテランさんです。
以前は七つのユニットを兼任して、「日本一兼任の多いアイドル」と自称されていましたが、来る12月8日に派生ユニットの北琉夢ラビリンスが、12月21日に同じくP♡platteが解散ライブを行い、樹奈さんは12月22日にお披露目される二つの新ユニットにも参加されないため、以降は母体である「くれれこ」さんと浅草RainboWブリッジ、そしてソロでの活動のみになります。
特に、「ソロ活動をもう少しがんばりたいです」とのこと。
樹奈さんは、札幌だけでなく東京や名古屋、大阪、福岡などにも定期的に遠征してライブを行なっています。
今月(11月)は5日間しか札幌にいなかったとか。
その一方で、お膝元の札幌・琴似で「琴似アイドルフェスティバル」を開催したり、札幌方面西警察署の交通安全アドバイザーとして「飲酒運転根絶ポスター」のモデルを務めるなど、地元での活動も大切にされています。
「体力おばけ」を自認されるほど体力には自信をお持ちの樹奈さんですが、つい先日、体調を崩し、検査のため、入院されてしまいました。
ヨーロッパツアー(※後述)で頑張り過ぎたのでしょうか。
「ヨーロッパの食事が合わなかったみたいです。私はお米のごはんが大好きなんですけど、あちらにはなかったんで、エネルギー不足になっちゃいました。もうすっかり元気です!」
良かった!
そうでないと、樹奈さんらしくないです。
このように、札幌からスタートして、日本はおろか、文字通り、世界を股にかけてアイドル活動を繰り広げる樹奈さんですが、近代麻雀水着祭のような大きな撮影会やTGIF(東京グラビア・アイドル・フェスティバル)へのご出演など、グラビア方面でも大活躍中。
「グラビアをもっとやりたいです。色んな雑誌に出たり、できれば写真集も出したいです。グラビアを見て私のことを知ってくれた方はソロのほうにも来てくださいます。撮影会とライブではお客さんの層が違うので、両方がんばって、ファンの方の輪を広げたいです。もちろん、アイドル活動はずっと続けるつもりです。色んなところでライブがしたいです。アイドルだけじゃなくて、アーティストをめざします!」
大きな瞳を輝かせながら、こんな風にハキハキとおっしゃる樹奈さんの今後の活動から、ますます目が離せません。

ヨーロッパツアー2024

去る10月26日~11月5日まで、樹奈さんはヨーロッパツアーを敢行されました。
実は、僕が樹奈さんにイベントでお会いするのは、昨年11月の『クリーム』発売記念以来ちょうど1年ぶり。
「この1年でいちばん大きな出来事は何でしたか?」と尋ねたところ、「やっぱりヨーロッパツアーですかね」とのことだったので、詳しくお話しをうかがうことに。
僕も、もう9年半も『クリーム』のイベントでたくさんのアイドルさんにお会いして来ましたが、韓国や台湾に行かれたというお話しはよく聞くものの、お仕事でヨーロッパに行かれたというのは、ちょっと聞いたことがありません。
そもそも、どういう経緯でこのツアーが企画されたのでしょうか?
「事務所ぐるみで仲良くさせていただいているシンガー・ソングライターのMION(ミオン)さんという方が名古屋とイギリスを行き来して活動されていて、『くれれこ』の曲も書いたりしてくださってるんですけど、そのMIONさんが2週間でヨーロッパのイベントを回るツアーを企画されて、私も誘われたんで、それがきっかけです。もう一人、名古屋を拠点に活動されているお風呂singerの田内瑠乃さんという方と3人で回りました。」
日本からヨーロッパって、どのくらい離れているのでしょうか?
「東京の羽田からフランスのパリまで飛行機で行ったんですけど、15時間くらいかかりました。帰りは12時間半くらいだったんですけど、ルートの違いなんですかね。パリから最初のイベント会場のポーというところまで行ったんですけど、そこはパリからちょっと離れていて、飛行機で1~2時間くらいかかりました。人生初のヨーロッパでした。今年の7月にはインドネシアに遠征したんですけど、それが本当に人生初の海外で、パスポートもそのときに取りました。」
ポーという街の名前は初めて聞きましたが、東京~札幌間だって飛行機で1時間半なので、飛行機で1~2時間というのは結構遠いですね。
調べてみると、スペインとの国境に近い都市で、パリからの距離は約670キロ。
ちなみに、東京駅から兵庫県の姫路駅までが644.3キロです。
樹奈さんはフランス・ポーを皮切りに、イギリス・ロンドン→スウェーデン・ストックホルム→フランス・パリと回られました。
あちらでいちばん大変だったことは何でしょうか?
「言葉が通じないのが大変でした。カタコトの英語で話して、単語が聴き取れれば意味は何となくわかるんですけど、こちらが英語で返せないんです。フランス人は英語を使わないってよく言いますけど、今は半分くらいは英語も少しは話せるみたいです。でも、こちらの言葉が出て来ない。」
ヨーロッパは幾つもの国が陸続きになっていて、色々な言葉が日常的に飛び交っているでしょうから、共通語として英語を使って意思疎通をする場面もたくさんあるのでしょうが、日本人は慣れていないから難しいですよね。
樹奈さんはSNSに「パリのマクドナルドで注文ミスって ラップサンド8個きました、、、、、」と投稿されていましたが、そういうささいな失敗よりも、自分の思ったことを相手に伝えられないもどかしさのほうが大きいと思います。
「言語が違うと思うように話せないから、話したい欲が溜まりに溜まってて日本の人たちと思ったことぺらぺら話せるのを幸せに感じた!海外に来たからこそかんじたことです」という樹奈さんの投稿から、切実な思いが伝わって来ます。
『フレンチコネクション2』(ジョン・フランケンハイマー監督)という映画で、ジーン・ハックマン演じる刑事がフランスに渡り、フランス人のバーテンと酒を飲むシーンがあります。
英語とフランス語でお互いの話していることは全く理解できないのに、酔っ払って、いつの間にか仲良くなっているのですが、たとえ言葉が通じなくても、わかり合えることもありそうです。
例えば、まさに音楽がそうではないでしょうか。
「ノリのいい方が多くて、日本人は聴き慣れてる曲じゃないとノッて来ないですけど、あちらは『初めまして』の方でも曲に合わせて踊ったり、声を出したり、アイドル文化に理解があります。ポーではゲームとアニメの祭典、スウェーデンでは『コミコン』というポップカルチャーの祭典に参加したんですけど、アニメが日本のカルチャーとして浸透しているので、私たちが『日本から来た』と言うと食いついて来るんです。フランスではJapan Expo(ジャパン・エキスポ)で日本のアイドルが来るので、パリはアイドル文化が浸透しています。日本のライブを観て覚えたといって、日本語でMIX(※ミックス:アイドルの曲の前奏や間奏で叫ぶ特定の掛け声)をするんです。」
スゴイですね!
フランスの若者はアニメを見て日本語を覚えるという話しを僕も聞いたことがあります。
樹奈さんは、ヨーロッパツアーの開催が決定した時にSNSで「日本の素晴らしさを海外でも伝えてこられるように頑張ります」と書かれていましたが、いかがでしたか?
「ソロステージではMCも自分でやりました。何となくの英語を使って。『Cross The Sea』(※樹奈さんのソロ曲)の途中でウェーブをするところがあるんですけど、カタコトの英語で伝えたら、全員ウェーブしてくれて。みんな、あったかかった。」
それは嬉しいですね。
お仕事以外に観光などはされたのでしょうか?
「観光地らしいところは、ひと通り行きました。エッフェル塔とか凱旋門とか。エッフェル塔は日が沈んだあと、毎時0分から5分間、『シャンパンフラッシュ』といってイルミネーションが光るんです。それを見るために、わざわざ時間を合わせて戻ったりして。パリの街って意外と狭いんですよ。歩いてじゅうぶん回れる感じで。エッフェル塔と凱旋門も、歩いて20~30分くらいの距離です。」
そんなに近いんですか。
確かに以前、『ポンヌフの恋人』(レオス・カラックス監督)という映画に出て来るパリの街並みを見て、「箱庭みたいだなあ」と思ったことがあります。
食べ物はどうでしたか?
「パン、チーズ、ハムが多いです。飽きるくらい食べました。フランスのレストランって、日本のフランス料理みたいに高級な感じじゃないんですよ。日本だと、お皿の中に料理がちょこっと小さく盛りつけてあるみたいな感じですけど、あちらは大きいお皿にどーんと大きく盛りつけてあって、みんなで取り分けて食べるみたいな。大衆的なんですかね。値段も安くて、本場のフレンチが味わえるんで、色々食べました。」
でも、やっぱりご飯が恋しくなるというのが日本人なんですね。
樹奈さんはヨーロッパに行かれている間も、日本のファンの皆さんに向けて発信を続けていらっしゃいました。
「時差が8時間もあって、フランスの夜10時が日本の朝6時なので、日本時間に合わせると配信とかツイートとかが難しかったですけど。」
そんな中で、日本のファンの方々のありがたみをしみじみと感じられたことでしょう。
「国も時差も乗り越えて応援してくれるみんながいることを実感して心があったかくなりました どんな時も変わらずいてくれてありがとう、支えられています」とSNSに綴られています。
では最後に、今回のヨーロッパツアーの感想を、ひと言でまとめるといかがですか?
「ヨーロッパは地球の反対側で、遠いんですけど、行って良かったです!」

樹奈さんと『クリーム』

樹奈さんは2021年12月号の初登場以来、ほぼレギュラーで『クリーム』に出て下さっています。
最初はわずか2ページで、衣装は白の半袖セーラー服にライトグレーのプリーツ・ミニスカートでした。
当時の掲載誌を樹奈さんにお見せすると、「若いですね!」とひと言。
「『全国誌にのりたい』というのが夢だったので、すっごくうれしかったです。ほかの雑誌は、懸賞とかイベントで勝ち取って、やっと1ページの半分とかひと枠とかなんですけど、そうではなくて自分のページでちゃんと2ページ。」
続く2022年2月号では、現役アイドルさんに体操着姿で出ていただくという、当時の人気コーナー「ブルマーアタック!」にご登場!
健康的な太ももを披露して下さいました。
そして、3回目の登場となる2022年4月号で初の表紙・巻頭に大抜擢されます。
樹奈さんにとって、人生で初の雑誌の表紙でした。
この時の心境を、樹奈さんはアメブロの『毎日しんのじゅな』(※2023年9月の1か月間、毎日投稿するという企画のためのブログ)の中で、「ずっとやりたかった雑誌のお仕事、それだけじゃなく夢に見ていた表紙 お話をいただいた時は夢かと思った! 当日までわくわくすぎて 自分の表紙どんなのかなって想像したり 早くみんなにいいたいな、喜んでくれるかなって どきどきしてました」と振り返っています。
樹奈さんに初表紙の号をお見せすると、「なつかしい! ビキニにマフラーをやってみたかったんです。北海道っぽくもあるし。このときはネットニュースにもしていただきました。それも初めてだったので、うれしかったです。」
また、『クリーム』30年の歴史で初めて、札幌・東京・名古屋の3都市で発売記念イベントを開催しました。
ご本人のツイッター(現X)に「初の3都市イベント、決まった時から本当にうれしかった」と書いて下さったのを拝見して、企画した僕も涙が出そうでした。
さらに、この号から、紀伊國屋書店札幌本店さんでのチェキ付き『クリーム』の販売を開始。
「札幌でチェキ付きの『クリーム』を買えるところがなかったので、それを開拓できたのはうれしいです。東京や名古屋以上に『札幌を初日で完売させないと』って、ファンの皆さんが電話で取り置きしたり、仕事の合間に買いに行ったりして、がんばってくださってます。今月号(2024年12月号)は、私のおばあちゃんが電話で予約してくれて、いっしょに紀伊國屋さんまで買いに行きました」と語る樹奈さん。
いいお話しですね。
2022年12月号では、2度目の表紙・巻頭を飾られます。
「ロケで遠いところに行ったんですよ。スタジオとかじゃなくて、古民家。そこから近くの海へ行ったり、自転車に乗ったり、撮影が楽しかったです。それから、競泳水着が表紙になったのが意外でした。普通にビキニのイメージだったので。」
2024年10月号では、本誌副編集長・西永彩奈さんの対談コーナー「彩奈の部屋」にゲスト出演。
アイドルやグラビア活動について、縦横無尽に語って下さいました。
「彩奈さんとは、撮影現場で少し話すことはあっても、こんなに何十分もがっつり話したことはないので、すごく楽しかったです。自分のことを掘り下げてもらう機会はなかなかないので、タメになりました。」
このたび、2024年12月号をもって、樹奈さんは『クリーム』登場3周年を迎えられました。
このことをSNSで「じゅなのアイドル人生語るには欠かせない出来事だよ~」とおっしゃっています。
改めて、3周年のご感想をうかがえますか。
「すごい! 歴史を感じます。最初は2ページから始まって、表紙の時は15ページくらい。今回は8ページものせていただいてます。だんだん制服のレパートリーが少なくなくなって来たかも。」
そして、今回は昨年11月以来、ちょうど1年ぶりの発売記念イベントです。
「ずっとお渡し会をやりたかったので、うれしいです! 最近、遠征が多かったので、日程が合わなかったのかな。『クリーム』さんの表紙にもまたなりたいです! 札幌のファンの方から『北海道でのお渡し会をまたやってほしい』と言われているので、また表紙になって、札幌でイベントをやりたいです!」
僕も、ぜひまた札幌での発売記念イベントができればいいなと思っています。
今回は、1年ぶりのイベントということで、樹奈さんは事前にご本人のSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、限定2名のプレミアムな7冊券は予約段階で完売!
当日も、たくさんのファンの方が駆けつけ、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、樹奈さんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
樹奈さんはイベント当日、「おひさしぶりでーす!」と、元気いっぱいにご挨拶されながら、会場にいらっしゃいました。
それから、メイク、お着替え、インタビュー、撮影と、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
樹奈さんは、『クリーム12月号』の誌面で着たのと同じ、上は前立てがボタン留めの白無地の半袖セーラー服に赤銅色のスカーフ、下はライトグレーのプリーツ・ミニスカートでご登場。
過ぎ去った夏の日に、凛とした表情の君に恋してしまった瞬間をふと思い起こさせるような、さわやかな衣装です。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、5冊券では特製ハンカチタオル(200mm×200mm)のお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて特製フォトパネル(ワイド4切判 ※254×365 mm)のプレゼントがあります。
しかも、当日になって、樹奈さんのご厚意により、告知していた「事前サイン」が「その場でサイン」に変更になりました。
何という豪華な特典でしょうか。
樹奈さんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSで確認して、詳細までご存じです。
最初は2冊券の方から。
「ひさしぶり~。ありがとー。」
「ずっとヨーロッパ行ってたの?」
「2週間くらい。」
「どうでした?」
「スウェーデンは気温が2度しかなかった。耐えられなくてホットチョコレート飲んだ。ちゃんと見てくれてたんだ。今日、来てくれるって言ってたね。ありがとー、会いに来てくれて。」
樹奈さんこそ、ファンの方のことをちゃんと見ていらっしゃると思いますよ。
「今日さ、急に寒くなったから。東京はあったかいって聞いてたから、うすい上着しか持ってなくて、緊急に買った。」
本当に、急激に季節が変わっているので、皆さん、体調を崩されないように気をつけて下さいね。
続いての方。
「ありがとー! 制服、今日は別の白なんだ。」
「可愛い。」
「クリームさんでセーラー服とか着るから。このセーラーがいちばん好きだから、うれしい。今日はお仕事?」
「そう。」
「ありがとー、よかった。」
こんなに親身になって下さるアイドルさんだと、ファンの方も推し甲斐がありますね。
今度は、「お久しぶり」の方です。
「○○ちゃーん! ひさしぶりじゃない? ありがとー! 何してたの?」
しばらく会っていないファンの方のことも、しっかりと覚えている樹奈さんでした。
その次の方は、樹奈さんの写真が大きくプリントされたTシャツを着ていらっしゃいます。
「来た来た来た~。ちゃんと来たね。」
「ダメって言うから。」
「ホントに帰るつもりだったの? お渡し会、干すのはありえないよ。」
まあまあ、ちゃんといらっしゃいましたから。
「今日、めっちゃさむかったね。ホントにやばかった。」
北海道からお越しの樹奈さんが「寒い」とおっしゃるのですから、よっぽどですね。
さあ、常連の方がいらっしゃいましたよ。
「あ、ホントに来た~。ありがとー! さっきぶり。仕事行った?」
「ヤバかった。」
「オフ会たのしかったから、いいよ。」
この日の昼間は急きょ、くれれこメンバーの守道小粋(すどう・こいき)さんの生誕オフ会が行われたのでした。
ファンの皆さんもハード・スケジュールですね。

いよいよイベント開始(その2)

続いては、3冊券の方です。
「ありがとー!」
「こんにちは~!」
「リプ(=リプライ)くれた? 英語の名前だっけ? 読めなかった。リプで『当日券あれば行くよ』ってあったから、『もちろんあるよ』ってツイートしたの。会えて良かった~。」
「初めまして。」
「ツイッターで顔しってたから、すぐわかった。こういうイベント、来るの?」
「最近はほとんどない。」
「昔は行ってたの? ありがとー、ホントに。はじめて来るの、勇気いるよね。」
でも、樹奈さんは優しいから、初めての方も安心されると思いますよ。
「お久しぶり」の方がいらっしゃいました。
「おっ、ちょっとひさしぶりじゃない?」
「ちょっと。」
「2か月ぶりくらい?」
「ヨーロッパ行っちゃったからな。」
「ありがとー、来てくれて。ホントにひさしぶりのお渡し会だった。去年の11月ぶりだって。やばくない? 東京、よく来てるからわかんなくなる。」
僕も樹奈さんを毎号、誌面で拝見しているので、1年ぶりという気がしません。
「お久しぶり」の方が続きます。
「あ、ありがとー!」
「お久しぶりです。」
「ひさしぶりだよー。」 今日は当日券なの?」
「そうそう、間に合った。」
「お仕事だった、今日?」
「休みだった。」
「休みなの?」
「休みだけど、予定が色々と。」
それでも、樹奈さんに久々に会いたくて、わざわざいらっしゃったのですね。

いよいよイベント開始(その3)

今度は、5冊券の方です。
「ありがとー!」
「制服のリボンが珍しく、赤とかじゃなくて?」
「おじょうさまっぽくない?」
お嬢様っぽいですね。
「髪さ、黒くしたんだけど、めっちゃいい感じ。前回、会ったのっていつだっけ?」
「日曜。スウェーデンに行っちゃうし。これ(握手会)は前から予約してて。」
「ありがと。何かみんな、この時間だから来れるかわからないって。北海道の人は6時半って早いって思うけど、東京の人はどうなのかな?」
平日はなかなかお仕事が終わらない方もいらっしゃるかも知れませんが、イベントが終わるまでにお越し下されば大丈夫ですよ。
続いては「お久しぶり」の方。
「あー、ひさしぶり!」
「こっちはチェキがあるから、そうでもない。今日、当日券あるんだって思ったから。」
「お渡し会がないと、なかなか会えないね。」
「ちょい前に来てくれてるんだけど、会えないとかある。明日から大阪。」
「名古屋だったらいいのに。」
「オレもそう思った。」
「出張多いんだ?」
「最近、特に多い。」
「大変だね。じゅなの遠征と変わんない。」
でも、樹奈さんにねぎらわれたら、皆さん、お仕事も頑張れると思いますよ。

いよいよイベント開始(その4)

ここからは、7冊券の方です。
「ありがとー! ひさびさな感じするね。お渡し会はじめて? 1年ぶりのお渡し会ってことは、出会った時期的に、ぜったいはじめてだと思った。今日、来られなかったら、ぜったいあやまろうと思った。せっかく予約してくれたのに。」
どこまでもファン想いな樹奈さんです。
「今日、築地に行ったんだけど。そこから東銀座まで歩いたんだけど、パンケーキ食べたくて、二人(※くれれこメンバーの守道さんと望月あんずさん)をさそったら来てくれた。パンケーキって、あんなおしゃれなのひさびさに食べた。北海道って、おしゃれなカフェとかあるのかも知れないけど、街中に行かないとないから。」
えーっと、僕は札幌の琴似に2回うかがいましたが、普通に街中だと思いましたけど。
街中って、札幌駅の前とかすすきのとかのことでしょうか。
続いての方、どうぞ。
「え、○○~! え、ありがとー! すご~い! そういうヤツだよ。」
意外な方のご登場に、驚きを隠せない樹奈さんです。
「さっき、初登場の『クリーム』見せてもらったら、顔ちょっと若いの。あと、初表紙の号とか。」
「持ってるよ。」
「え、何で?」
「書泉グランデでサイン本フェアやってて。」
「え、そうなんだ?」
書泉グランデさんの6Fで10月から『クリーム』のバックナンバーを常設していただいていて、その目玉企画として「カバーガールサイン本フェア」も行われています。
樹奈さんが表紙の2022年4月号、同年12月号のサイン本も納品しました(※在庫は直接店舗にご確認下さい)。
なお、樹奈さんが表紙の『クリーム』は札幌の事務所さんに送ってサインを入れていただいたものです。
そして、何と2周目の方もいらっしゃいました。
ありがとうございます!
ファンの鑑ですね。

チェキ&撮影タイム

最初は、2ショットチェキの撮影。
本日、チェキの撮影を担当するのは、何と『クリーム』副編集長の西永彩奈さんです!
『クリーム2024年10月号』で誌上対談をされたばかりのお二人。
豪華スター夢の競演ではありませんか!
しかし、西永さんのスゴイところは、こういう時にあくまで裏方に徹することです。
書泉さんでの発売記念イベントでも何度もチェキ・スタッフを務めているので、あまりにナチュラル過ぎて、もう騒ぐ方もあまりいなくなりました。
が、樹奈さんのイベントで西永さんがチェキを撮るのは初めてなので、今回は驚く方も。
「西永さんがいる!」ブースに入るなり、声を上げるファンの方。
「チェキ撮りまーす」と西永さんの掛け声。
「ポーズ、何にしよっか?」樹奈さんが尋ねます。
「おまかせで。」
定番は、お二人で片方ずつ丸めた手のひらを合わせてハートを作るポーズ。
「はい、チーズ。」
「西永さんがいることあるんだ!?」
「その反応がおもしろい」笑いをこらえる樹奈さん。
「逆に緊張する。」
「慣れてもらってねー」さらりとかわす西永さん。
その他、親指と人差し指で作る小さなハート、お二人の両腕で作る大きなハート、敬礼などのポーズが飛び出しました。
続いては、お客様のカメラまたはスマホでの撮影です。
「ポーズは何がいいかな?」
「胸のリボンをつかんで。」
「こう?」
樹奈さんはファンの方のリクエストに快く応えて下さいます。
「じゃあ、かっこいい感じで。」
「かっこいい感じ? わかった。」
「最高の笑顔で、正面向いてお願いします。」
「わかった。」
「かっこいい感じ」でわかるのがスゴイですね。
中には、「セクシーポーズで」と言う方も。
「何それ? じゃあ、振り向きで。」
5冊券の方は1分間、7冊券の方は、何と2分間も撮影タイムがあります。
「リンクスホールより明るい?」と樹奈さん。
「多分、明るい。」
「どうしよう? すわりとかやってみる? 2分あるから、いろいろやってみる。」
樹奈さんは撮影会などにもたくさん出ていらっしゃるので、ポージングも手慣れたもの。
可愛らしく艶っぽいポーズを次々と繰り出されます。
「体育座りやろうか? やってないね。今日初。」
黙々とスマホのシャッターを切り続けるファンの方。
「ありがとー!」
皆さん、思い思いに樹奈さんの麗しいお姿をご自分のカメラに収めたのでした。

特典グッズ&私物サイン&本のお渡し&握手

5冊券以上の方には特製ハンカチタオル(200mm×200mm)をお渡しします。
絵柄は、制服を着て頬杖をつく、ちょっと物憂げな表情をした樹奈さんのアップです。
マイクロファイバー製ですが、とてもキレイに印刷できたと思います。
樹奈さんも、イベント開始前の告知でSNSに「画像は5冊券購入でついてくる限定のハンドタオルです!めっちゃ綺麗」と投稿して下さいました。
「ハンカチもらえるんだ? びっくりした。」
「でも使えないよ、これ。もったいなくて。これは飾り用。」
7冊券の方には特製フォトパネル(ワイド4切判 ※254×365 mm)を差し上げます。
こちらは、黒と白を基調にした、モノトーンでスタイリッシュなメイド服風ランジェリー(!)を身に着けた樹奈さんの写真です。
編集部から何点か送られて来た素材用写真の中から、直感で「これだ!」と思って選びました。
前回(2023年11月)のイベント特典のフォトパネル(ワイド6切判)より一回り大きいワイド4切判(※254×365 mm)なので、樹奈さんをより大きく感じることができますよ。
また、ちゃんとした業者に発注しているので、非常に画質が良いです(※フジカラー高級プリント)。
「これ、お家に飾ってね!」
5冊券以上の方には、樹奈さんがお客様の私物にサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
「くれれこ」さんのCDの歌詞カードをお持ちになった方。
「私物サイン、これ? これに書けばいいの?」
くいくいっとマジックを走らせる樹奈さん。
ひらがなの「じゅな」をかたどった、シンプルながら、とても可愛らしいサインです。
クリーム編集部がコスホリで頒布した写真集『THE 王道』を差し出された方。
「どこにサイン入れる?」
裏表紙の裏側の白いページにサインを入れる樹奈さん。
「これ、どこで買ったの?」
「ネットで。」
「そーか、初めて会う前か。」
「一回、来てたけど、声掛けなかったことがあった。迷ったんだけど。」
続いての方は…。
「私物サイン、何にするの?」
「今日は何もなくて。前のパスケース。」
この方は、オレンジ色の革製のようなパスケースをお持ちでした。
「なつかしいんだけど。『2022年よろしく』って書いてある。でも、2022年にしてはキレイ。」
「日付け書くの大事。」
「いつのかわかるからね。」
こうして、皆さんのご希望の品物に樹奈さんのサインが入りました。
今回は『クリーム』本誌にも、「その場でサイン」が入ります。
樹奈さんが一冊一冊、心を込めてサイン入れ。
そして、本のお渡し。
5冊券や7冊券の方は重いので大変です。
「お、重たい! がんばって持って帰ってね!」
いよいよ、この美しい樹奈さんと握手ができる人生で最高の瞬間がやって来ました。
「あくしゅ~! みんなあったかい! じゅな、冷え性だから、すぐ冷えちゃう。つめたい? ごめんね。」
いえいえ、手は冷たくとも、樹奈さんのファンの方を想う温かい気持ちは十分に伝わっていることでしょう。
2冊券・3冊券の方は以上で終了ですが、5冊券以上の方には、この後、2着目の衣装(競泳水着)での囲み撮影タイムがあります。

囲み撮影タイム

さて、「第二部」の始まりです。
樹奈さんは、紺一色の、極めてシンプルな競泳水着でご登場!
すらりと伸びやかで健康的な美しい肢体に、会場中の視線が一気に引きつけられます。
ここからは、5冊券以上の方のみが参加できる囲み撮影タイム。
2人ずつで1分間、樹奈さんを撮影できます。
樹奈さんは30秒で目線チェンジ。
目線が来ていない方も、脇撮りができます。
「今日はスク水。ハハハ。どっちから行こ? じゃあ、右から。おねがいしまーす!」元気いっぱいにおっしゃるや、次々とポーズをとる樹奈さん。
「ラスト。」
「ありがとー!」
皆さん、樹奈さんとの会話を楽しみながら、まぶしい樹奈さんのお姿をカメラに収めたのでした。
では、最後に残って下さった方々へ樹奈さんからご挨拶です。
「今日は、お渡し会に来てくれて、ありがとうございます。平日のこの時間、お仕事もあると思うのに駆けつけてくれて、本当にうれしいです。またお渡し会ができるようにがんばるので、これからもよろしくおねがいします。今日は本当にありがとうございました~!」
最後は、「気をつけて帰ってね~! バイバーイ!」と温かくお見送り。
常にファンの方への気遣いを忘れない樹奈さんで、多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
聖母のような樹奈さんと、熱心なファンの方のおかげで、今回も素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでとてもお忙しかった樹奈さんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
信野樹奈さん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】