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【イベント・レポート】Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 篠見星奈さん握手会(秋葉原)

はじめに

去る5月15日(水)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 篠見星奈さん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝のうちこそ明るい陽射しがのぞいていましたが、午後には薄い雲が広がり始め、次第にどんよりと重い空模様に。
夜には雨が降るだろうとの予想でしたが、イベント開催中は何とか持ちこたえました。
きっとファンの皆さんの想いが天に通じたのでしょう。
篠見星奈(しのみ・せいな)さんは、グラビア・アイドルを中心に結成された6人組アイドル・グループ「あまいものつめあわせ(略称:あまつめ)のメンバー(メンバーカラー:青色)で、北海道出身の24歳。
165センチの高身長。
しなやかで健やかなボディから伸びる白くたおやかな四肢。
ひときわ目を引くはち切れんばかりに主張する豊かなお胸とくびれたウエスト。
少し面長のお姉さんっぽい輪郭に、シャープで現代的なあごのライン。
口角をキュッと上げてふっと微笑み、愛の青い炎をほのかに灯したつぶらな瞳で見つめれば、どんな男も一瞬で恋に落とせるだろうと思えるほど、大人びた雰囲気を漂わせる完璧なルックスの美人さんです。
僕はこれまで9年間、『クリーム』のイベントを担当して、たくさんのアイドルさんにお会いしました。
「可愛い」方はそれこそ星の数ほどいますが、ここまで非の打ちどころがないほど「美しい」方は滅多にいらっしゃいません。
ご本人は「背が高いのがコンプレックスでした」とおっしゃいますが、いえいえ、モデルさんみたいで素敵じゃないですか。
僕は背の高い女性が大好きです!(お前の趣味は聞いていない。)
でも、その素顔は「生まれて来る性別を間違えたかも」とおっしゃるほど、サバサバとした男っぽい性格の方です(※こういう風に言うとジェンダー的に問題かも知れませんが)。
しかも、頭の回転が非常に速く、こちらが尋ねたことに対して、間髪を入れず、パキパキと的確な答えが返って来ます。
加えて、こんなに美人さんなのに、大変気さくで親しみ易く、誰に対してもフレンドリーに接して下さるので、初対面の方でも緊張することなく、すぐに打ち解けることができるでしょう。

星奈さんとアイドル(その1)

星奈さんは元々、2次元のアイドルがお好きで、特に「ラブライブ」には中学2年くらいから丸10年も「ドハマリ」しているそうです。
イベントにも行くし、アクスタ(=アクリルスタンド)などのグッズも「どこに置こうか」と悩むくらい、家中にいっぱいあるのだとか。
けれども、自分が(3次元の)アイドルになりたいと思ったことはありませんでした。
ただ、歌やダンスは好きで、特にダンスは4歳~14歳までの10年間、近所のスタジオに週3~4回も通い、ジャズダンスをメインとして本格的に習いました。
幼稚園の時はお遊戯程度でしたが、小学生になると上級生(6年生)と同じクラスに入り、厳しくなったレッスンを泣きながら続けたのです。
「将来は、このスタジオでジャズダンスの先生になるんだ!」と思うほど、本気で打ち込みました。
高校生になり、そろそろ進路を決めなければいけなくなると、「ダンスを10年もやったのだから、人前に立つ仕事がしたいなあ」と漠然と考え始めます。
そんな折、偶然にも地元・札幌で現在の事務所さん(SPJ Entertainment)のオーディションが開催されたのです。
何となく受けてみると、審査を通過してしまい、東京で行われる最終審査に進むことになりました。
上京した星奈さんは、ふと天をあおいで、「東京の空は狭いなあ」と思ったそうです。
北海道は高い建物が少ないので、空が広く見えますが、東京は高層ビルがいっぱいあるから「空が狭い」のだと。
なるほど、いい表現ですね!
そして、星奈さんは最終審査に合格します。
それまで特に具体的な目標があったわけではないので、受かってから「自分は何がしたいんだろう?」と考えました。

星奈さんとアイドル(その2)

2018年6月、星奈さんは、アイドル・グループ「Nicedice(ナイスダイス)」に加入します。
高校卒業後、2週間で上京し、2か月後にはデビューしたということです。
Nicediceは2017年12月、グラビア・アイドルの西永彩奈さん!(現・本誌副編集長)をリーダー(!)として結成。
当初のメンバーは3人でしたが、半年後、星奈さんらを加えて5人組に。
僕は、Nicediceが結成された頃のことをよく覚えています。
『クリーム2018年2月号』の「クリーム情報局」には、西永さんの項目にNicediceのことも書かれていて、「今後が注目だ☆」とコメントが。
さらに、2018年8月号の「クリーム情報局」には、「5人体制になりました!」として、星奈さんも含めた5人のアー写と共に、1stワンマンライブ開催の情報が紹介されています。
2018年12月号の「クリーム情報局」には、その1stワンマンライブのレポートが控えめに掲載。
やはり、西永さんがリーダーのアイドル・グループということで、僕のところにも情報が細切れで入って来たものです。
星奈さんが当時を振り返ります。
「今思うと、元々がグラビア系の事務所なので、アイドル・グループは『とりあえずやってみた』という感じでした。コンセプトも決まっていなくて、ファンの方がアイドルを好きになるには理由があると思うんですけど、それが見つけにくかった。でも、アイドル活動自体は楽しかったですよ。1年くらいやったのかな。」
結局、Nicediceは2019年春頃から活動が途絶えてしまいます。
しかし、その時の反省点は、確実に現在の「あまいものつめあわせ」の活動に活かされているのだと。
「今は、あのころとは比べ物にならないくらい規模が大きくなりました。事務所がアイドルに本気で力を入れているのがわかります。事務所とメンバーとファンの方が一体になって作り上げている感じ。ファンの方の声を聞きながら、メンバーが事務所に色々提案しています。とてもいい環境だと思います。」
転んでもタダでは起きなかったということですね。
さて、星奈さんはNicediceの活動が途絶えた後、いったん所属事務所を退所し、2年ほどの間、撮影会モデルとして活動されていました。
「あの頃は本当に撮影会ばっかりでしたね。」
そんな星奈さんに、退所した事務所さんから再び声が掛かり、最初の転機が訪れます。

星奈さんとグラビア

2021年8月、星奈さんは「第4回ミス週刊実話WJガールオーディション」で特別賞を受賞して、一気にグラビア界の注目を集めたのです。
「オーディション自体は、この年の5月くらいから始まったんですけど、賞をいただいてからは、撮影会をやりながら面接を受けて、みたいな感じで、すぐに3rd DVDまで決まりました。」
こうして、2022年4月、1st DVD『少女の祈り』(竹書房)が発売されます。
透き通るような白い肌と素晴らしいスタイルの、純朴さも感じられる美しい女性の鮮烈なイメージ映像は話題に話題を呼び、Amazon売れ筋ランキング(DVD)女性アイドル部門で1位を獲得。
その翌月にソフマップAKIBAパソコン・デジタル館で行われた発売記念イベントも盛況でした。
ちょうどその頃、『クリーム2022年8月号』の撮影がありました。
星奈さんにとって初めての雑誌の撮り下ろしです。
その号の「クリーム情報局」には、トップページに大きく星奈さんが掲載され、「グラビア界に衝撃が走る! 黒髪美少女大降臨!」「1st DVDは今も好セールスを続け、7月には2nd DVDも! 2022年は彼女から目を離しては絶対ダメ」と解説されています。
同号では、書泉ブックタワーさんで星奈さんの「お渡し会」も開催しました(※その時の模様は下のイベント・レポートをご覧下さい)。

『クリーム2022年8月号』篠見星奈さんお渡し会イベント・レポート

僕はその時、初めて星奈さんとお会いしましたが、印象は今と全く変わりません。
上のレポートには、「プロフィールだけ見ると、あまりにもハイスペックで近寄り難い方なのかなと思ってしまいますが、実際にお会いすると、サバサバとして『男前』で、とても親しみやすい雰囲気を持っていらっしゃいます」と書いてあります。
『クリーム』お渡し会の2日後には、2nd DVD『聖なる季節』(ラインコミュニケーションズ)がリリースされました。
この作品は発売前から話題になり、予約の段階でDMM日間アイドルランキングの1位を記録。
さらに、同年8月には「第13回ミスヤングチャンピオン2022」の準グランプリを獲得します。
「これも3ヵ月くらい前からオーディションが始まっていたんですけど、結果を聞いたのは、ちょうど北海道に帰省している時でした。」
そして年末には、その年に最もショップに貢献したアイドルを選ぶアワード「グラビア・オブ・ザ・イヤー2022」で新人賞に輝きました。
2022年は、星奈さんにとって飛躍の年だったと言えるでしょう。

星奈さんと「あまいものつめあわせ」

DVDを年間3~4枚のハイペースで発表し、そのリリースイベントを行い、雑誌に掲載されたり、撮影会に出たりと、順調にグラビア活動を進めていた星奈さんは、2023年、また新たな局面を迎えます。
事務所さんから、「アイドル・グループを結成するので、そのメンバーにならないか」というオファーがあったのです。
そのグループこそが、今やライブ・アイドル界の台風の目となった「あまいものつめあわせ(略称:あまつめ)」でした。
「実は、あまつめができる1年半くらい前から事務所でアイドル・グループを作ろうという話しは3回くらいあって、私にも毎回、声はかかっていたんですけど、実現しませんでした。そのころ、生身のアイドルを好きになって、私はダンスが好きなのかアイドルをやりたいのか、どっちだろうと思っていたら、ちょうど『あまつめ』の話しが来ました。」
あまつめさんは2023年9月、星奈さんを含む4人でプレデビュー。
同年12月21日に、ソフマップAKIBAアミューズメント館さんで、翌年(2024年)1月の本デビューと追加メンバーの発表会見が行われました。
12月24日にはYouTubeチャンネル設立。
今年1月5日にはファンクラブ開始。
1月11日には新体制お披露目対バンライブ。
1月14日には新体制デビュー主催ライブと、一気に駆け抜けます。
メンバーは現在、星奈さんと、ちとせよしのさん、中川心(なかがわ・こころ)さん、高橋桃子(たかはし・ももこ)さん、三葉(みつば)ゆあさん、西緒(にしお)りりさんの6人。
皆さん、グラビアなどで活躍されていて、『クリーム』でもおなじみの方ばかりです。
星奈さんのメンバーカラーは青色。
上述のように、ダンスを10年間も習っていたので、グループ内でいちばんダンスが得意です。
「でも、アイドルのダンスは私がやっていたジャズダンスとは見せ方が違います。」
現在は、グラビア撮影の合間を縫って、レッスンに勤しむ日々。
しかし、苦労の甲斐あって、あまつめさんは各地のライブで驚異的な人気です。
ソフマップさんのイベントご担当者さんは、「あまつめ、動員スゴイよ!」と感嘆されていました。
「集客もそうなんですけど、ファンの方の団結力が想像以上なんです!」と星奈さん。
そして何と、あまつめさんは結成1年目にして早くも、世界最大のアイドル・イベントである「TIF(東京アイドル・フェスティバル)」に出場することが決定しました!
「事務所もメンバーも、まさかこんなに早くTIFに出られることになるとは思っていなかったので、びっくりしてます!」
さらに、メインステージ争奪戦への参加も決まりました。
現在は、来る6月16日に開催される「メインステージ争奪LIVE前哨戦」に向け、メンバー全員が一丸となって邁進中。
「ファンの皆さんとつかんだこのチャンスを無駄にしたくないです! 絶対に【あまつめ】でメインステージに立ちたいです!」
あまつめさんの楽曲は、可愛らしく、弾けそうな、ノリのいい王道アイドルソングが中心。
しかも、グループ名のごとく、女の子が恋人に甘える時のような声やしぐさを「これでもか」とばかり詰め込んでいて、聴いているこちらもとろけそうになる心地良さです。
星奈さんが「あまつめ」さんの曲の中でいちばん好きなのは「恋の女神様っ!」。
毎日ただ見掛けるだけの、話しかけたことすらない完全な片想いのあの人のことを、あれこれ思い悩むうちに胸が張り裂けそうになって、恋の女神様に助けを求めるという、切ないけれど、傍から見ればちょっとおもしろい乙女心を歌った、ポップでコミカルな曲です。
「この曲は踊っていても楽しいんです!」と星奈さん。
星奈さんは、来る6月3日で芸能活動6周年を迎えます。
「下積みが長かったんですけど、ここに来て、ようやく花開いて来たような気がします。でも、まだまだこれからです! グループとしても私個人としても、もっともっとがんばりますっ!」
そんな風に笑顔で力強く語る星奈さんの今後の活動から、ますます目が離せません。

星奈さんと『クリーム』

今回のイベントは、星奈さんの『クリーム6月号』グラビア掲載を記念したものです。
星奈さんが『クリーム』に登場するのは、2022年10月号以来。
「一度お世話になったので、もう一度載りたかったんです。お話しがあったときは、めちゃくちゃうれしかったです! 撮影は、『クリーム』っぽい感じの白くてキレイなスタジオで、知ってるスタッフさんもいて、なつかしさもありつつ、楽しんでできました!」
SNSで「とーっても可愛い衣装を着ているので ぜひゲットしてください」と書かれていましたが、衣装についてはどうでしたか?
「制服は『どの組み合わせがいいですか?』ってスタッフさんに聞かれて、(トビラページの)黄色いリボンが現代的でめずらしくて、いいなって思いました。チェックのスカートも気に入ってます! 水着は、元々用意してくださってたのが、お胸が大きい子にはあまりよく見えないデザインで、着てみたら似合わなくて、水色のストライプのにしたんですけど、こっちにして良かったです!」
読者の方に見て欲しいポイントはどこですか?
「お団子ヘアをあまりやったことがなかったので、ファンの方にも好評でした! 部屋着っぽい衣装でおうちにいる感じと、よく合っていると思います!」
確かに、星奈さんはとてもお顔が小さくて、お団子ヘアにしたら、さらに小顔に見えますね。
78ページの、ボーダーの水着の上に部屋着を羽織っている星奈さんの笑顔が、この上なくチャーミングで最高です!
星奈さんは発売記念イベントも約2年ぶりということで、事前にご本人のSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
実は、今回のイベントは諸事情で告知解禁が遅くなり、星奈さんが告知して下さったのも予約受付開始から2時間くらい経ってからでした。
でも、それから一瞬で、限定2名のプレミアムな7冊券と、同じく限定5名の5冊券は完売!
「まさかこんなにも早く完売するなんて思わなかったので本当に嬉しいです ありがとうございます」と星奈さんはコメントされています。
前回と比べても、驚異的な予約のスピードです。
もちろん、当日も多くのファンの方が駆けつけ、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、星奈さんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
星奈さんはイベント当日、「今日はよろしくお願いします!」と、はつらつとしたご挨拶と共に会場入り。
それから、会場の長テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
筆記体の「Seina」と綴った文字を組み合わせた、オシャレで凝ったサインです。
「前は一文字ずつきっちり書いていたんですけど、サインを入れる量がだんだん増えて来て、『もうムリ!』ってなってます。」
見ると、文字が一筆書きみたいにつながっていますが、このほうが芸能人っぽくてカッコいいんじゃないでしょうか。
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替え、インタビューと、忙しくこなされ、ついにイベント開始時間を迎えたのでした。

いよいよイベント開始(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
星奈さんは、この日のために選んだという、胴と腰回りがセパレートになっている白と水色のブロックチェックの生地に、肩と腰巻きのすその部分が白いシースルー素材でできたフリルの、一見洋服のようなエレガントな水着姿でご登場。
気品のあるお顔立ちから、まるで夏の避暑地でくつろぐ上流階級のマダムの装いのように見えますが、大きく開いた胸元から覗く豊かなバストが健康的なお色気を醸し出しています。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡しと、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショット・チェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネルのお渡しと私物サイン、7冊券では、それに加えて、特製アクリルキーホルダー(アクキー)のプレゼントがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
星奈さんは、常連のファンの方の顔と名前を完璧に把握していらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどで確認して、詳細までご存じです。
最初は2冊券の女性の方。
「うわー、ありがとー!」
星奈さんが仲良しのファンの方で、ずっと気に掛けていらっしゃるとのこと。
「ありがとうございます。」
女性のファンの方が握手会に参加されることは、もちろんこれまでにも幾らでもありましたが、トップバッターというのは、ちょっと記憶にありません。
それにしても、同性にも愛されるのは、本物のアイドルさんの証ですね。
続いては「初めまして」の方。
「初めまして。」
「そうだよね。どこで知ってくれたの?」
「前回(4月号)は、ちとせ(よしの)さんのイベントと聞いて、あまいものつめあわせを調べたら(星奈さんが)可愛いなって思って、今回のイベントに来ました。」
「ありがとー! お名前は?」
「〇〇です。」
「よろしくね!」
初めてのファンの方とも、すぐに打ち解ける星奈さんなのでした。
今度は「お久しぶり」の方です。
「えー、うれしい! ひさしぶりだよ! 〇〇以来?」
「そうです。嬉しいです。」
「ありがとー! ライブは?」
「とりあえず来月の(TIFメインステージ)争奪戦ですね。」
「ライブまでがんばって練習しとく!」
「お久しぶり」のファンの方のことも、当然しっかりと覚えている星奈さんです。
その次は、再び「初めまして」の方。
「ありがとー! え、うれしい! どこで知ってくれたの?」
「ちとせよしのちゃんから。」
今回は、ちとせさんつながりの方が多いですね。
さあ、常連の方がいらっしゃいましたよ。
「おー、〇〇! うれしー! ぜったい好きだなって思った。」
「JKだから。」
星奈さんは非常に整ったお顔立ちの美人さんですが、笑顔の中に、ふと少女のような無邪気さが垣間見えることがあって、制服もよくお似合いです。
常連の方が続きます。
「おー、〇〇! ありがとー、何か緊張する! あー、はじめてライブ以外で来るって言って来てくれた!」
以前、ちとせさんもおっしゃっていましたが、グラビアのファンの方とアイドルのファンの方と、それぞれ入り口は違うものの、並行して活動していると、次第にファンの方は両方に来て下さるようになるそうです。
今度は、ちとせさんのファンの方でしょうか。
「お、よしのんず(※ちとせよしのさんのファンの名称)が続いてるー!」
「可愛い。」
「かわいいよ! よしのんずがあまつめだけじゃなくて私の個人イベントのほうも来てくれて、うれしい。ありがとう!」
こうして、ファンの方の輪が広がって行くのは素晴らしいですね。
次の方は、星奈さんの衣装に着目されました。
「これでちゃんと水着なんです」と星奈さん。
「この中(『クリーム6月号』)でブルーと白の水着をきてるから、ちゃんとそれらしいのを選んでみたよ。ありがとー、来てくれて! あまつめのライブも良かったら来てね!」
グラビアとアイドルの両立は大変だと思いますが、それぞれのファンの方の愛を感じます。
続いての方は、お仕事を途中で抜け出して来られたようです。
「あ、よしのんずがいっぱい!」
「ちょっと仕事中なんで。」
「いつも中抜けしてくれて、ありがと!」
「大事なイベントなんで。」
「1冊でもうれしいのに、2冊も買ってくれて。」
「【あまつめ】みんなで載って欲しいなあ。」
「うん、みんなでのりたいな~!」
そりゃあ、実現したらスゴイですよね。

いよいよイベント開始(その2)

ここからは3冊券の方。
「おー、ひさしぶり! ありがとう、来てくれて!」
「この水着、可愛いね。」
「かわいいでしょ。水色と白を合わせたのにした。あさって(17日)ライブあるから。無料でみれるからチャンスだよ! 予定合ったら待ってるから。」
続いては、常連の方です。
「〇〇~、〇〇~! ありがとー、うれしい!」
「こないだのDVDイベント、予定かぶっちゃって行けなかったから。」
「水色の水着で撮影会やったりするからさー。」
星奈さんは水色の水着が特にお気に入りだそうです。
今度は「初めまして」の方。
「ありがとー! うれしい! はじめまして! いつくらいから知ってくれてましたか? もしよかったら、アイドルもやってるんで、待ってます!」
星奈さんは、初めての方にも優しく話しかけるので、誰でもファンになってしまいますね。
その次は「お久しぶり」の方です。
「あー、〇〇さん、ひさしぶり! いつも個撮(個人撮影会)に来てくれて。平日なのに。今日はお仕事終わりですか?」
「はい。」
「おつかれさまです! ありがとう!」
星奈さんにねぎらわれたら、仕事の疲れも吹っ飛びますね。
続いては、紫色のキャラクターのヘアクリップで前髪を留めた方です。
「持ってる、それ!」星奈さんがヘアクリップを指差しておっしゃいます。
「ありがとー、びっくりした! かわいいね!」
「はい」うなずくファンの方。
「かわいいって認めた。」
「髪切るんで。」
「そうなんだ~?」
「今日は爆速で来た。」
星奈さんに会うためなら皆さん、大急ぎで来られますよね。
さらに会場に駈け込んで来た方が。
「ギリギリ間に合った!」肩で息をしていらっしゃいます。
「ありがとー!」
この方も普段は、ちとせさんのファンなのだとか。
「今日、よしのんずがいっぱいいる。」
「仕事で来れるかわかんないから、間に合うかなって、あと何人って情報を〇〇からもらって。何時までって決まってるわけじゃないから。」
「みんな、すごいよ!」
皆様の情熱には頭が下がります。
本当に、ありがたいです。

いよいよイベント開始(その3)

今度は5冊券の女性の方です。
「元気だった?」星奈さんが声を掛けます。
「かわいい~。て言うか、『クリーム』に私の友だちが載ってるの。」
こちらは星奈さんが仲良しの方です。
5冊券だと持ち時間がたっぷりあるので、募るお話しもできます。
続いての方は、何と星奈さんに花束をお持ちになりました。
「〇〇~、〇〇~! いいんですか? ありがとー!」
「それ、水着?」
「水着。かわいいでしょ?『クリーム』っぽい感じ。」
「かわいいよ。」
その次は「お久しぶり」の方でしょうか。
「ひさしぶり?」
「こないだ、ちょっと1回だけ撮影会に行きました。」
「私、日に焼けちゃって。あんなに日焼け止め塗ったのに、残念だった。」
「暑かったよね。」
「私も熱中症気味になって。帰りにジュースがぶ飲みして、気持ち悪くなっちゃって。」
「みんな飲んでましたよね。2本くらい飲んで。」
「だいじょうぶだった?」
自分のことよりもファンの方のことを心配する、とてもファン想いな星奈さんです。
今度はスーツ姿の方が駆けつけて来られましたよ。
「ありがとー!」
「来ないと思った?」
「うれしい~! 何かスーツ姿、新鮮かも。」
「今日、仕事が早く終わったから、間に合ったらって思って。」
「東京の電車って、ホント遅れるよね。」
さらに、閉店間際になって滑り込んで来た方が。
「〇〇さん、やっほー! ありがとー!」
「すいません、遅くなって。」
「ううん、全然いいよ。」
「可愛いっす。」
「うれしー!」
「可愛いっす。」
「リリイベ以外で会うの、はじめてかな?」
「そうですね。」
「うれしー!」
「可愛い」と「うれしー!」の応酬ですね。
そして、7冊券の方もいらっしゃいました。
「あー、ありがとー!」
「久しぶりだよー。」
「ねー、オフ会ぶり? お仕事どうですか?」
「忙しい。でも、ギリギリ来れて良かった。」
「ねー。」
星奈さんもファンの皆さんも、お互いに今日、会えたことの喜びを噛みしめたのでした。

チェキ&写真撮影タイム

最初は、2ショットチェキの撮影です。
「ポーズ、何がいい?」
「おまかせで。」
「ハートしよー!」
定番は、お二人が片方ずつ丸めた手のひらを合わせてハートを作るポーズや、Wピースなど。
しかし、とある女性の方は…。
「乳です、乳!」と、星奈さんのお胸を指差します。
お胸を手のひらで覆う星奈さん。
「乳隠された~、初めて!」
う~ん、こんなやり取りは同性の特権ですね。
続いては撮影タイム。
お客様のカメラまたはスマホで星奈さんを撮影できます。
「何かして欲しいポーズは?」
「おまかせでいいです。可愛いので。」
星奈さんは人差し指をあごの下につけてカメラ目線で小首をかしげたり、両手のひらで頬杖をつくような素振りをしたり。
さすが撮影会で鍛えているだけあって、ご自分の魅せ方を熟知されていますね。
中には、「胸ギュッで」と星奈さんにお願いする方も。
「よしのん(=ちとせよしのさん)のチェキツイに〇〇さんはこれが好きって書いてあった」と言いながら、笑顔でお胸を寄せる星奈さん。
5冊券の方は1分間、7冊券の方は、何と2分間も撮影タイムが。
「背景も撮りたいじゃん」と星奈さんに、書泉さんが作って下さった「握手会」のカンバンの前に立つようリクエスト。
ちなみに、「握手会」のカンバンは毎回、書泉さんの親会社であるアニメイトのデザイナーさんが、タレントさんのプロフィールを参考にしてデザインされています。
「『よしの』のYで」何と、星奈さんにちとせよしのさんのイニシャルのポーズを要求するファンの方。
「ふふふふ」星奈さんは不敵な笑みを浮かべながら、それに応えます。
「めっちゃ長いね~。」
時間はたっぷりありますよ。
「いいよ、ゆっくりして」温かいご対応の星奈さん。
「はい、はい。しゃがんでもらっていい?」
「もちろんです。」
「1回立っていただいて、ちょっとヒップを強調していただいて。」
「ヒップを?」
立派な一眼レフカメラをお持ちの方も。
「すごくカメラ慣れしてますね。」
「慣れてないっす。」
「すごく集中してる。」
「手元が何か、何撮ってんだろうって」緊張されているのでしょうか。
「うまく撮れない。」
「いつも上手だよ。」
「可愛い~。」
「すごい、いっぱい撮れるね!」
皆さん、星奈さんとの会話を楽しみながら、思い思いに麗しき女神のお姿をカメラに収めました。

特製グッズお渡し&私物サイン

5冊券以上の方には特製フォトパネル(ワイド6切判 ※203×305 mm)、7冊券の方には特製アクリルキーホルダー(アクキー)のお渡しがあります。
どちらも見本を一つずつ、イベント開始前に星奈さんに差し上げたところ、大変気に入って下さいました。
「めちゃくちゃ可愛いアクキーとパネル この機会にぜひゲットしてください 待ってます」とSNSにも投稿して下さったのです。
フォトパネルの絵柄は、本誌のトビラページと同じで、制服の白の半そでシャツの前をはだけてお胸と白ビキニをのぞかせながら微笑むラブリーな星奈さん。
ちゃんとした業者に発注しているので、画質が非常に良いです(※フジカラー高級プリント)。
さらにアクキーは、これが欲しくて5冊券から7冊券に変更しようとした方もいらっしゃったほど(システム上の問題でできませんでしたが)。
「すごいよね、これ」星奈さんがファンの方に見せながら、おっしゃっていました。
5冊券・7冊券の方には、星奈さんがお客様の私物にサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
今回は、ほとんどの方が5冊券の特典であるフォトパネルへのサイン入れを希望されました。
「もし何だったら、パネルに書けるよ。」
「じゃあ、パネルで。」
「おー、みんなパネル!」
中には、DVDのリリースイベントの時に撮影した星奈さんの写真を、ご自分で2Lサイズにプリントして来た方も。
「あ、この前の?」
「そうそう。」
「漢字、〇〇? 覚えてるよ、ずっと来てくれてるから。」
こうして、皆さんの私物に、星奈さんのサインが入ったのでした。

本のお渡し&握手

そして、本のお渡しです。
5冊券や7冊券の方は、重いので大変です。
「いっぱい持って帰ってね。うわー、重たい! 筋トレしてね!」
いよいよ、この神々しい星奈さんと握手ができる人生で最も幸福な瞬間がやってまいりました。
両手をすっと真っすぐに差し出す星奈さん。
「え、握手?」ファンの方が驚きます。
「握手会だから。ありがとー! あったかい! ふわふわ! やったね!」
最後は、「気をつけて帰ってね! また会おうねー! じゃあね、バイバーイ!」と右手を振り振り、にこやかにお見送り。
常にファンの方への心遣いを忘れない星奈さんで、多くの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
ヴィーナスのような星奈さんと、熱心なファンの方々のおかげで、最高のイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などで、とてもお忙しかった星奈さんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
篠見星奈さん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】