Mediax

【イベント・レポート】Cream(クリーム)4月号(メディアックス)発売記念 ちとせよしのさん握手会(秋葉原)

はじめに

去る3月7日(木)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)4月号(メディアックス)発売記念 ちとせよしのさん握手会」が行われました。
当日の東京は、朝から曇りがちで、昼過ぎには少し晴れ間が覗いたものの、夕方にはまた曇って来て、気温も3月としてはかなり低く、雨が夜更け過ぎには雪へと変わるだろうとの予報も出ているという、今ひとつなお天気。
しかし、ファンの皆さんの熱い想いは、そんな曖昧な空模様など物ともしない勢いでした。
ちとせよしのさんは、グラビア・アイドルを中心に結成された6人組アイドル・グループ「あまいものつめあわせ(略称:あまつめ)」のメンバー(メンバーカラー:ピンク色)で、佐賀県出身の24歳。
いつも柔和な笑みをたたえて、近所に住んでいるお姉さんのように親しみやすい雰囲気をお持ちの方です。
けれども、ひとたび水着姿になると、そのはち切れんばかりに主張する豊かなお胸とくびれたウエストには、我々の目を強烈に引き付ける抜群の破壊力があります。
デビューされたばかりの頃は、元鉄工所勤務ということで、未だ都会の絵の具に染まっていない純朴さが持ち味だったと思いますが、近ごろは、お顔の輪郭もシャープになられて、時折「はっ」と息を呑むほどキレイな大人の女性に成長されました。
単に美しいだけではなく、地元で屈指の名門校のご出身で、少しお話しをしただけでも、言葉の端々から聡明さがにじみ出ているのが感じられます。
よしのさんは大食いタレントとして地上波テレビにもよく出演されているので、グラビアやアイドルに全く興味がない人にも、顔と名前が知れ渡った存在です。
こんなに有名になっても、地元・佐賀を愛する気持ちは大変強く、年に何回かは故郷でのお仕事もこなされています。
2月2日には、佐賀を代表する地方紙『佐賀新聞』の折り込み版タブロイド紙「Fit ECRU」に、よしのさんのインタビューが大きく掲載されました。
僕も佐賀から取り寄せて拝読しましたが、日々の活動や今後の目標、故郷への思いなどが丁寧にまとめられた、非常に読み応えのある記事でした。
2月29日には、FM佐賀の番組「木曜CHANGE」にゲスト出演。
何と、パーソナリティの方が同じ高校のご出身とのことで、トークが大いに盛り上がったそうです。
よしのさん宛てのお手紙もたくさん届いていて、「とっても幸せな気持ちになりました」とよしのさん。
「故郷に錦を飾る」とは、まさにこのことですね。

よしのさんとグラビア

よしのさんはアニメがお好きで、高校3年生の頃からコスプレを始めました。
高校卒業後に地元の鉄工所に就職するも、趣味でコスプレイヤーとして活動し、インスタグラムに画像をアップする日々。
それが現在の事務所の社長さんの目に留まり、グラビア・アイドルとしてスカウトされます。
当初は週末だけ上京してグラビアのお仕事をされていましたが、次第にオファーが増えて忙しくなったため、専業のグラビア・アイドルとなることを決断。
2018年の末には鉄工所を辞めて上京されたのでした。
それから早や5年の月日が流れ、よしのさんは今や、グラビア・アイドルとして飛ぶ鳥を落とす勢いでご活躍中です。
SNSでは、毎日のように惜しみなく美しく磨き上げられた肢体を披露されています。
X(旧ツイッター)のフォロワー数は40万人超!
ご本人は「フォロワー数的にハードルが上がっていてなかなか難しい」とはおっしゃいますが、「いいね」が何万も付く、いわゆる「万バズ」も珍しくありません。
また、3月26日に発売予定の18枚目のDVD『先生に、かまってほしい』(Aircontrol)は、DMMの日間ランキングで堂々の1位を獲得。
過去にソフマップさんで開催されたリリースイベントでも、ご本人曰く「もう何連続か分からないくらい」の満員御礼を記録しています。
さらに、これまでに『Eternal』『vacation』(いずれもジーオーティー)という2冊の写真集を発表し、どちらもロングセラーになりました。
この出版不況の時代に2冊も紙の写真集を出せるだけでもスゴイことなのに、それが売れ続けるというのは驚異的です。
雑誌のグラビアでも見ない日はないほど。
ご本人も、撮り下ろしのもの以外は把握し切れていないそうで、ファンの方からのSNSへの書き込みなどで知ることが多いとか。
ここ最近のものだけでも、2月8日発売の『週刊実話』(日本ジャーナル出版)で表紙を飾ったのを始め、『グラビアザテレビジョン vol.70』(KADOKAWA)には10ページのセンターグラビアが掲載されました。
小学館が運営するグラビアWEBサイト「Sabra net」では、2月のカバーガールに。
個人や団体の撮影会にも頻繁に参加されています。
2月17・18日には、大阪で開催された「KANSAI POOL FES」に、同じ事務所で、本誌副編集長も務める西永彩奈さんと共にエントリー。
関西のみならず、東京や九州からも多くのファンの方が駆けつけ、よしのさんは何と人気投票1位を獲得されたのです。
この八面六臂のご活躍ぶりを見ると、まさに「グラビアの神様から選ばれた存在」と言っても過言ではないでしょう。

あまいものつめあわせ

よしのさんが所属する「あまいものつめあわせ」は、昨年(2023年)9月に、よしのさんを含む4人でプレデビュー。
同年12月21日に、ソフマップAKIBAアミューズメント館さんで、2024年1月の本デビューと追加メンバーの発表会見が行われました。
12月24日にはYouTubeチャンネル設立。
今年1月5日にはファンクラブ開始。
1月11日には新体制お披露目対バンライブ。
1月14日には新体制デビュー主催ライブと、一気に駆け抜けます。
1月末には、早くも台湾への遠征。
現地のファン(!)の方々から熱烈な歓迎を受けます。
メンバーは現在、よしのさんと、篠見星奈(しのみ・せいな)さん、中川心(なかがわ・こころ)さん、高橋桃子(たかはし・ももこ)さん、三葉(みつば)ゆあさん、西緒(にしお)りりさんの6人。
皆さんグラビアなどで活躍されていて、『クリーム』でもおなじみの方ばかりです。
よしのさんのメンバーカラーはピンク色。
小学生の頃からAKB48に憧れていたよしのさん。
歌うことは好きなものの、ダンスが苦手で、アイドル活動にはずっとためらいがあったそうですが、事務所さんから「やるなら最後だよ」と口説かれ、ついに一念発起。
ダンスに苦戦されているのはSNSにアップされている動画からもうかがえます。
現在は、グラビア撮影の合間を縫って、レッスンに勤しむ毎日。
しかし、苦労の甲斐あって、「あまつめ」さんは各地のライブで驚異的な人気です。
ソフマップさんのご担当の方は、「あまつめ、動員すごいよ!」と感嘆されていました。
当面の大きな目標は、何と言っても、世界最大のアイドル・イベントである「TIF(東京アイドル・フェスティバル)」に出場すること。
その前哨戦となる3月9日の「mini TIF」は、グループとしても、よしのさん個人としても、記録的な動員数だったそうです。
よしのさんは、TIFに賭ける意気込みをSNSで次のように語っていらっしゃいます。
「本デビューしてから約1ヶ月で頂いたTIFへの切符。こんなに早く素敵なチャンスを目の前にさせて頂けたのは、いつも応援してくださるファンの皆さんのおかげです!」
「あまつめ」さんの楽曲は、よしのさんが「いい曲が多いですよ」とおっしゃる通り、可愛らしく、弾けそうな、ノリのいい王道アイドルソングが中心です。
しかも、グループ名の如く、女の子が恋人に甘える時のような声やしぐさを「これでもか」とばかり詰め込んでいて、聴いているこちらもとろけそうになる心地良さ。
最新曲「恋の女神様っ!」は、毎日ただ見かけるだけの、話しかけたことすらない完全な片想いのあの人のことを、あれこれ思い悩むうちに胸が張り裂けそうになって、恋の女神様に助けを求めるという、切ないけれど、傍から見ればちょっと面白い乙女心を歌った、ポップでコミカルで楽しい曲。
でも、「ファンの方に人気なのは『超絶あまつめ流星群』ですね」とよしのさんはおっしゃいます。
特に、2分46秒あたりの「みんなの本気をぶつけてよ」のハモリがお好きなのだとか。
こちらは、畳み掛けるようなリズムと何度も繰り返されるメロディーがクセになる、とってもユニークな楽曲。
う~ん、僕も「あまつめ」ワールドにハマってしまいそうです。
また、『アイドルヴィレッジ』(メタブレーン)の2024年1月号と4月号には、グループ全員でグラビアが掲載されました。
メンバーさんそれぞれがグラビアなど、個人としてもメディアに多く掲載されている「あまつめ」さんですが、今後はグループとしても大いに注目されそうです。

よしのさんと『クリーム』

今回のイベントは、よしのさんの『クリーム4月号』表紙・巻頭を記念したものです。
よしのさんが『クリーム』の表紙・巻頭を務められるのは、昨年の12月号以来で、何と通算5回目。
編集長によると、これは歴代3位タイの記録です(※もう一人の3位は『クリーム』史上最多連続表紙記録である5号連続表紙の天羽希純さん)。
コロナ以降では、通算4回表紙の朝倉ゆりさん(元エラバレシ)を抜いてトップに。
そのため、事前にご本人のSNSなどで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、ファンの皆さんからのご要望に応えて今回から限定券の枚数を大幅に増やしたにもかかわらず、それぞれ5枚限定のプレミアムな10冊券・7冊券・5冊券は、予約受付を開始するや、たちまち完売!
さらに、当初の定員にほんの数日で達してしまったため、追加で定員増。
そして、予約受付を終了した時点で既に、よしのさんご自身が持っていた、前回の「平日イベント最多販売数」に並んでいました。
そこで、急きょ当日券を用意し、ご自分の記録を軽々とまた塗り替えてしまわれたのです。
何ということでしょうか!
平日のお店の営業時間や演者さんの体力などを考えると、これ以上は物理的に無理だと思われるので、今後おそらく破られることのない大記録です。
ありがとうございます!
これも、よしのさんが普段からファンの皆さんとの交流を大切にされているからこそでしょう。
「おはようございまーす!」
よしのさんはイベント当日、しっかりとご挨拶をされながら、イベント会場に入っていらっしゃいました。
「今日はイベントの前にレッスンがあったのでヘトヘトですけど、がんばります!」
それから、会場の長テーブルの上に大量に積み上げられた『クリーム』に一冊一冊、心を込めてサインを入れて下さいました。
ひらがなの「よしの」に顔文字をあしらった、とても可愛らしいサインです。
よしのさんは、お母様から言われて、売れっ子になった時のために、なるべく早く書けるサインを編み出されました。
以前、よしのさんのサイン入れ中の動画をご覧になったファンの方から「早過ぎて心がこもっていない」と言われたことがあるそうです。
でも、そんなことはありませんよ。
こんなに知名度も人気もあるのに、一人一人のファンのことを大事に想い、丁寧に対応をされるアイドルさんはなかなかいらっしゃいません。
全てのファンの方に平等に愛を込めてサイン入れをなさっていると思います。
サインを入れながら、よしのさんの愛する地元・佐賀の話題に。
今回は、よしのさんのチェキ付き『クリーム4月号』を県下最大の紀伊國屋書店佐賀店さんが販売して下さったのですが、このことを、よしのさんは大変お喜びになりました。
「大きいイベントは福岡か熊本でしかやらないし、佐賀でチェキを付けて本を販売したりとかも、まずないですね。」
もちろん、『クリーム』創刊以来32年の歴史の中で、九州地区でチェキ付きを販売するのは初めてです。
なお、九州では書店さんの間で雑誌の販売の協定があり、店頭に並ぶのが全国標準の発売日の二日後(3月9日)になります。
発売当日、紀伊国屋さんの前には朝からたくさんのファンの方が並び、また、お問い合わせのお電話も殺到して、よしのさんのチェキ付きは開店と同時に完売!
初回ということで「超数量限定」だったため、並んでも買えなかったという方が続出しまして、大変申し訳ありません。
次回はもっと入荷数を増やしていただくようにしたいと思います。
サイン入れが終了した後も、よしのさんはメイク、お着替えと忙しくこなされ、イベント開始時間を迎えたのでした。

じゃんけん大会

さて、いよいよイベントの始まり。
よしのさんは、『クリーム4月号』の誌面で着たのと同じ、「黒ランジェリーメイド服」でご登場。
頭の上のカチューシャから脚のガーター網タイツ(!)まで、黒と白を基調にした、モノトーンでスタイリッシュな衣装です。
お肌はいっぱい見えているのに、いやらしい感じは全くなく、上品にまとまっているのはさすが!
でも、実際にこんなメイドさんにお給仕されたら、どぎまぎして、目のやり場に困ってしまうだろうなあ。
髪型は、みんな大好きツインテール!
このイベントのために、前日に美容室へ行ってトリートメントされたというだけあって髪の毛もツヤツヤです。
今回のイベントは、撮影&握手会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、よしのさんが『クリーム4月号』撮影当日のできごとや感想を手書きした「よしの新聞」(※プリント)のお配り、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショットチェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では特製フォトパネル(ワイド6切判 ※203×305 mm)のお渡しと私物サイン、7冊券以上では特製アクリルスタンド(=アクスタ)、10冊券では、それに加えて、『クリーム4月号』表紙ポスター(A1サイズ)のお渡しがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
今回は最初に、特別企画として「じゃんけん大会」をご用意しました。
全員に手を挙げていただき、よしのさんとじゃんけんをして、負けた方から手を下ろして行くというルール。
なお、「あいこ」の方も「負け」とみなします。
優勝者には何と、「よしの新聞」の原本(※チェキ3枚付き)を進呈!
今回は、よしのさんが事前にSNSで「じゃんけん大会参加希望の方はイベント開始時間ちょっと前くらいにちゃんと来てね」と呼び掛けて下さったため、平日にもかかわらず、ブックタワーさんのイベント会場は既に立錐の余地もない状態です。
この中から1名ですから、競争率はかなり高いかも。
それでは、よしのさんどうぞ!
「あ、いっぱいいる! 今日はイベント来てくださってありがとうございます! よろしくお願いします! うれしいー! はい、行きまーす! 最初はグー、じゃんけんポイ! チョキの人? おー、けっこう減った~!」
上がっていた何十本もの腕がバラバラと一気に下ろされます。
「行きまーす! 最初はグー、じゃんけんポイ! パーの人? おーおー、いいぞ!」
さらに減って、もう1回。
「最初はグー、じゃんけんポイ! あー!」
こんなに参加者が多いのに、意外とあっけなく勝負が付きました。
勝ち残ったのは常連の方。
会場から自然に拍手と歓声が沸き起こります。
「おめでとうございます! いつもありがとう!」
優勝した方に、よしのさんから直接「よしの新聞」の原本が手渡されました。
レアな賞品を賭けた熾烈なバトルは、最高に盛り上がりますね。

イベント本編開始(その1)

ここからが本編です。
会場にエンドレスで「あまつめ」さんのキュートな楽曲が流れる中、ファンの方が順番にブース内へ。
よしのさんは、一度会ったことがあるファンの方の顔と名前をしっかりと覚えていらっしゃいます。
ファンの方の近況も、SNSなどでよく確認されていて、細かいことまでご存じです。
「やっほー! 来たぞー! うれしいー! 今日はお仕事終わり?」5冊券を持った常連の方の登場に大喜びするよしのさん。
「今日はお仕事終わり?」
「途中で抜けて来た」ファンの方が答えます。
「どう、今日の衣装は?」
「いいっすね! 素晴らしい!」
「ありがとー!」
確かに、この衣装は鮮烈だと思いますよ。
続いては、ライブで初めてよしのさんと会ったという方。
「あ、ありがとー! 〇〇だー! 前回、よしのちゃん推しだって言ってくれたから。何回目だっけ?」
「3回目です。」
「グラビアのイベントは初?」
「はい。」
「どう?」
「新鮮です。」
前回の『クリーム』発売記念イベント(2023年12月号)の時、よしのさんは「グラビアのファンの方もアイドルの現場に来てくれるし、アイドルのほうのファンの方もグラビアのイベントに来てくれるから、それぞれのね、愛を感じる」とおっしゃっていました。
今度は、スーツ姿で駆け付けて来た方が。
「ありがとー! 走って来た?」
「すごいね、その衣装。」
「メイド…風(ふう)。これじゃ泳げないけど、水着。」
やはり、このセクシーな衣装は大いに目を引きますね。
その次は「お久しぶり」の方です。
「〇〇ちゃーん! あ、なんか新鮮!」
「久しぶりだからさ~。」
「でもライブも来てほしいな~。みんな来たらハマってるよ~。」
しばらく会っていなくても、すぐにファンの方の顔と名前が分かるのは、さすがですね。
女性の方がいらっしゃいましたよ。
「あー、〇〇ちゃん、やっほー!」
「可愛いねー!」
「今日は何してた?」
「仕事。」
「おつかれさまです!」
このあと、お二人で互いに「かわいい!」の応酬が繰り広げられました。
それにしても、同性にも愛されるのは、本物のアイドルさんの証ですね。

イベント本編開始(その2)

今度は、7冊券の方がいらっしゃいました。
「あー、〇〇だ~! ありがとー!」
「久しぶり。」
「ひさしぶりだね、いつぶりだ? 今日はお休み? これ、今日しか着ないからレア衣装。かわいい?」
「可愛い!」
よしのさんは「この衣装は今日しか着ない」と、事前に何度もSNSで宣言されていました。
その次は、常連の方です。
「あ、やっほー! ありがとー! 今日はお仕事は?」
「お休み。よしのちゃんと会う時には。」
「余裕をもって来てくれてるのね。いつもイベントが人パンパンでありがたいよ。やっぱりね、自分のペンライトの色があるとアガるし、安心する。」
続いては、遠方からいらっしゃった「初めまして」の方です。
「あー、はじめまして!」
「はい、よろしくお願いします!」
「私のこと、何で知ってくれたんですか?」
「インスタで。沖縄の黒い水着の写真みて、あ、可愛いな~って。」
「どちらから来たんですか?」
「新潟です。」
「日本酒飲みます?」
「はい。新潟なんで。」
「辛口か甘口、どっちが好きですか?」
「辛口です。」
「いっしょだー! 今日は遠くから。お休みですか?」
「はい、有給を取って。」
「新幹線に乗って来てくれたんですね。ありがとー! お名前は何ですか?」
初めて会うファンの方のことを深く知ろうと、よしのさんは積極的に質問を投げかけます。
この方は何と、よしのさんに日本酒を差し入れられました。
「ありがとー! おいしくいただきます!」
こんなに丁寧に対応されたら、この方はもう、ずっとよしのさんの虜でしょう。
その次は、常連の方。
「あ、〇〇さ~ん! 今日は仕事帰りだね。」
「秋葉原、行きやすいから。」
「黄色い電車だね。今日、レッスン終わってから、それに乗って来た。」
この方は、今回のイベントの予約受付開始の時間に会議があったのですが、それが予定より早く終わり、「さすがに5冊券は売り切れただろう」と思ってスマホを見たら、7冊券があったので購入できたというラッキーな方です。
さらに、ギリギリで駆けつけた常連の方が。
「あー! 過去最高じゃない? 今日すごかった、人がいっぱい! いよいよあさって(※)だね! チケット取れたんだ?」よしのさんは畳み掛けるように話すのでした。
※このイベントの翌々日には、TIF(東京アイドル・フェスティバル)につながる大切なライブ「mini TIF」があります。

イベント本編開始(その3)

ようやく、10冊券の方の番になりました。
「長かったでしょー?」ファンの方を気遣う優しいよしのさん。
「90分立ってるの、つらかったな。」
「お仕事に戻らないと。」
よしのさんに会うために、わざわざ仕事を休んだり、抜け出して来たりした方の、何と多いことでしょうか。
続いては、女性の方です。
「あ、ありがとー! いつぶりかな?」
「こないだの『クリーム』のイベント。」
「うれしいー!」
「かわいいー!」
「今日はお仕事?」
「午前中だけ仕事で。」
「お疲れさま!」
「今日はトリートメントして来た?」
「うん、したー! みんなに会うからねー。アイドルのほう、最近、女の子けっこう増えて来たよ。来やすいよね?」
「うん、うれしい!」
そして、列の最後尾の方。
「あー、〇〇さん、あいかわらず鍵閉め(※イベントで一番最後に握手をすること)で。」
「全然そういう予定じゃなかった。」
「今回、7冊券と10冊券が増えたから、こんなに伸びたけど。じゃんけん大会のツイート見て笑っちゃった。」
「イベント開始前かあ~。どうせ10冊券いっぱい出てるから、じゃんけん大会まで時間かかると思ったら、開始前って。でも、前に1回、じゃんけん大会で『クリーム』のでっかい表紙ポスターもらったことある。表紙ポスター通算3枚目。」
この方は10冊券なので、今回も『クリーム4月号』表紙ポスター(A1サイズ)を特典として受け取られたのでした。
ありがとうございます!
『クリーム』は一人ひとりのファンの皆様に支えられているのです。
今回も、とてもここには紹介し切れませんが、本当にたくさんの方がお越し下さいました。

チェキ&撮影タイム

最初は2ショットチェキの撮影です。
「ポーズは?」
「おまかせ! かわいいポーズで!」
定番は、お二人で片方ずつ丸めた手のひらを合わせてハートを作るポーズ。
でも、時には「う~ん、ニャン」と丸めた両手のひらを胸の前に持って来て、可愛らしいニャンコのポーズを取ってみたりするよしのさん。
「この曲のせいだよ。」
会場のBGMは、あまつめさんの「おねだりゲーム」でした。
「♪キミのことが大好きにゃんだもん」ですから。
スーツ姿にピンクのネクタイを締めた、お酒好きの常連の方には、首元に両手を伸ばします。
「結んであげてるふり。〇〇さん、酔っぱらってネクタイ頭に巻いてそう!」
楽しそうですね。
その一方で、「初めまして」の方には「チェキ撮るの初めてですか?」と優しく尋ねます。
「はい。」
「何かやりたいポーズとかありますか? じゃあ、きゅんって、もう古いかもしれないですけど。」
親指と人差し指を交差させて作る小さなハートのポーズですね。
続いては、撮影タイム。
お客様のカメラまたはスマホでよしのさんを撮影できます。
「してほしいポーズあったら言ってね!」
「もうね、自由に。」
よしのさんは、さすが超売れっ子グラビア・アイドルさんだけあって、ポージングもお手のもので、ファンの方と和やかにお話ししながら、チャーミングかつ艶めいたポーズをぽんぽん繰り出されます。
「ひさしぶり、撮影?」
「いや、今日、荷物多かったんで、でかいカメラは無理ですって。」
中には、スマホと一眼レフの両方を使い分ける方も。
「あ、二刀流だ~! がんばって~!」
「あ、かわいい! あ、いいですね!」
10冊券の方は、何と3分も持ち時間があります。
「3分もありますよ~。」
「そうそう、レア衣装撮るために10冊券。」
「そんな〇〇さんのおかげで今日も最多冊数記録を達成しました!」
3分の撮影タイムというのは、相当長く感じられるようです。
「まだ半分もあるよ」とよしのさん。
「疲れません?」
「もう慣れてるんですよ。」

私物サイン

5冊券以上の方には、よしのさんがお客様の私物にサインを入れる「私物サイン」の特典があります。
ご希望の方がいちばん多かったのが、同じく5冊券以上の特典である特製フォトパネル。
白いランジェリー風ビキニを身に着けた、よしのさんのバストショットです。
よしのさんの真っすぐな視線に吸い込まれそう。
また、このフォトパネルは、ちゃんとした写真の業者に発注しているので、非常に画質が良いです(※フジカラー高級プリント)。
サインを入れ終わったよしのさんは「〇〇さんの部屋、こういうのいっぱい転がってそう。」
「ないよ。こういうのがいっぱいあると、家族の前で出せない。」
それから、ほんのり桜色の上品な色紙をお持ちになった方もいらっしゃいました。
「色紙って、なかなかないですよね?」とファンの方。
ピンクの表紙のチェキ帳をお持ちになった方も。
「おー、いいじゃーん! これ、いいやつだわ。100円とかじゃない」品質が良いので、よしのさんもサインを入れ易いようです。
さらに、何と、全く同一デザインのチェキ帳を持って来られた方がもう一人いらっしゃいました。
「あー、今日まったく同じもの持って来てる人いた!」よしのさんもビックリですね。
ソフマップさんのDVDイベントの時に撮ったよしのさんの写真をA4サイズのプリントにしてお持ちになった方。
「お、いいじゃん! 4月にもDVDのリリイベ(※リリースイベント)あるし。」
女性のファンの方は、ピンクの布製のトートバッグをお持ちになりました。
「買って来たよ! アクスタがめっちゃ欲しくて7冊券にしようかなって思ったら、売り切れちゃった。」
ちなみに、7冊券以上の特典であるアクスタは、よしのさんのご希望で作りました。
今回のイベントの衣装である「黒ランジェリーメイド服」を着たよしのさんがひざまずいている写真を使っています。
よしのさんはアクスタもこれまでにたくさん作っていらっしゃるでしょうから、オーソドックスな立ち姿より、ひざまずいている方がいいだろうと、デザイン担当が選びました。
今度は、本体がピンク色で、正面が透明なビニールのポーチを差し出される方が。
「あ、いいなー! どこで買った?」
「ビックカメラで。」
「あ、いいじゃん! これ、ぶら下げて歩かないと。」
「いや、ぶら下げては歩けないよ。」
「えー、ぶら下げてよ!」
う~ん、甘いトークですね!
その他、ピンク色の表紙のノートなどに、よしのさんのサインが入りました。

お渡し&握手

そして、本のお渡し。
7冊券や10冊券の方は、重いので大変です。
「だいじょうぶ? 重いから気をつけてね。」
いよいよ、麗しいよしのさんとの握手の瞬間が訪れました。
「握手しよう!」すっと両手を差し出すよしのさん。
「あー、むっちゃかわいい! あったかい!」ファンの方も大感激です。
最後は、「ありがとう! また予定が合ったらぜひ待ってるよー! またねー! バイバーイ!」と、明るく両手を振ってお見送り。
こんなに売れっ子なのに、ファンの方への心からの感謝を忘れない謙虚な姿勢で、よしのさんが多くのファンの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
ヴィーナスのようなよしのさんとファンの皆さんのおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
イベント終了後も、撮影などでお忙しかったよしのさんですが、終始笑顔を絶やさず、最後まで明るいテンションで乗り切られました。
まさに、アイドルの鑑ですね。
ちとせよしのさん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜 ※事務所様確認済み】