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【イベント・レポート】Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 鹿さんお渡し会(秋葉原)

はじめに

去る5月7日(土)、東京・秋葉原の書泉ブックタワーさんにて、「Cream(クリーム)6月号(メディアックス)発売記念 鹿さんお渡し会」が行われました。
当日の東京は、朝から雨が降ったりやんだり、晴れ間が射したと思いきや、また曇ったりと今ひとつすっきりしないお天気。
けれども、ファンの皆さんの熱い想いは雲をも吹き飛ばすほどの勢いでした。
鹿(しか)さんはコスプレイヤーで、撮影会を中心にグラビア・アイドルとしてもご活躍中の25歳。
173センチの高身長でスレンダーな肢体と、菩薩を思わせるような優しい和風のお顔のギャップに、背の高い美人が大好きな僕はクラクラします(お前の趣味は聞いていない)。
コスプレイヤー歴は5年になるそうで、先日のコスホリックも大盛況。
さらに、月に1、2回は東京のほか、名古屋や大阪でも撮影会を開催されています。
グラビアでも、4本目のDVDの発売が決定し、ほんの数日前に撮影を終えられたばかりとのことで、今後も、鹿さんの多方面の活動から目が離せません。
今回のイベントは、鹿さんの『クリーム』3度目のご登場を記念したものです。
今年1月以来、久しぶりの『クリーム』発売記念イベントということで、事前にご本人のツイッターやインスタグラムで大変熱心に告知して下さいました。
その甲斐あって、3枚限定のプレミアムな7冊券は、メール予約を受け付け開始するや、たちまち完売!
当日も、多くのファンの方が駆け付けて下さり、大盛況のイベントとなったのでした。
ありがとうございます!
これも、鹿さんが普段からファンの方との交流を大切にされているからこそでしょう。
鹿さんは控え室で、テーブルの上に山と積まれた『クリーム』に、一冊一冊心を込めてサインを入れて下さいました。
漢字一文字で「鹿」と丁寧な楷書で書き、そこにハートマークと(生き物の)シカさんの笑顔を添えるという、何ともシンプルながら可愛らしいサインです。
お名前の由来は、鹿児島県ご出身なので、そこから頭の漢字一文字を取ったとのこと。
「普段、(お客さんとして)よく来る書泉さんに、自分の顔写真が貼ってあるのを見て、何か不思議な気分です」とおっしゃるので、どんな本を買いにいらっしゃるのかうかがったところ。
「普通に著者のサイン本とか買いに来ます。村上春樹さんとか好きなんです」とのことでした。
何と、本物の文学少女ではありませんか!
確かに、放課後の図書館が似合いそうな気がします。
このお言葉に、文化系の女の子が大好きな僕は、完全に打ちのめされてしまいました(お前の趣味は聞いていない)。
「高校生の頃、中二病で、ニーチェの言葉を紙に書いて部屋の壁に貼っていたら、お母さんに怒られました。」
おお、哲学が好きなコスプレイヤーさんとは!
サイン入れが終了した後も、メイク、お着替えと忙しくこなされ、イベント開始時間を迎えたのでした。

撮影&お渡し会(その1)

さて、いよいよイベントの始まり。
鹿さんは、白地に紺の襟の半袖セーラー服にエンジ色のリボン、紺のプリーツ・ミニスカートでご登場。
ミニスカートからスラリと伸びる細くて本当に長いおみ足が、この世のものとは思えない美しさです!
今回のイベントは、撮影&お渡し会。
購入冊数に応じて、特典が異なります。
すべての券種で、事前サイン本のお渡し、お客様のカメラまたはスマホでの撮影、2ショット・チェキの撮影が可能。
さらに、3冊券以上ではチェキへのサイン入れ、5冊券以上では2L判生写真セット、7冊券では、それに加えて、特製マウスパッドと私物サインがあります。
何という豪華な特典でしょうか。
鹿さんは、ファンの方の顔とお名前をしっかりと覚えていらっしゃいます。
最初は常連の方です。
「マスクしてて暑いね。(参加券番号)1番? え、すごーい!」と鹿さん。
「7冊券の(特典の)マウスパッドが欲しくて。」
「7冊券、取れなかった人もいるって。」
「前回そうだったから、(今回はメール予約受け付け開始の)12時に張ってた。」
ありがとうございます!
「今日、ぽやぽやしてる。」
「昨日おとつい、すごい大変だった?」
このイベントの前日・前々日は、鹿さんの4本目のDVDの撮影でした。
「5時間睡眠がずっと続いて…。」
「駆け抜けてよ。」
「がんばる!」
愛のある会話ですね。
続いては、「初めまして」ながら7冊券の方です。
「お願いしまーす! はじめましてですか?」
「はじめましてです。」
「すごい! うれしい! ありがとうございます! 『クリーム』さんのイベント、よくいらっしゃるんですか? どこで知ってくださったんですか?」
「(書泉さんの)ホームページで探して。背の高い人、大好きで。」
「ホント? うれしい! 貴重! わたし、身長コンプレックスなんで猫背になっちゃうんです。」
「いやいや、自分より高いくらいでいいんだ。」
「うれしい! お名前は?」
世の中には、背の高い女性が好きな男性もたくさんいますよ。
「最初、名前『しか』って読むのか『ろく』って読むのか分からなくて。」
「ああ、確かに『ろく』ってかっこいいですね!」
鹿鳴館の「ろく」ですね。
「初めての方だと人見知りなんで、緊張するんです」と鹿さん。
「自分も汗かいちゃう。」
「いっしょです。わたしも汗かきます!」
今度は、2回目の方です。
「二度目まして。」
「あ、ありがとうございます! 前回!」
鹿さんは前回のイベントで会われたファンの方のことも、ちゃんと覚えていらっしゃいます。
「暑いですね。わたし、けっこう暑がりなんで。」
「だから、夏はキライです。」
「わたしも夏は嫌いで。夏は引きこもろうと思って。」
「さっき聞いてた、『鹿』の由来。」
鹿さんは、この方の前の方と、「(鹿さんのお名前は)鹿児島出身だから頭の一文字を取った」という話しをされていたのでした。
「よく『奈良出身ですか?』って聞かれるんですけど、奈良出身のアイドルさんを見ると、『負けた!』って思います。前に、奈良公園へ行こうと思って、行って(生き物の)シカにせんべいあげたら、食欲がすごくって…。」
おしとやかな外見とは裏腹に、意外と負けず嫌いな一面を垣間見せる鹿さん。
鹿児島も奈良も、どちらもいい所だと思いますよ(鹿児島には行ったことがありませんが)。
次の方とは、お天気のお話しです。
「今朝、家を出たら降って来て、わたしって雨女だなって…。」
「今日は降ったりやんだり。」
「『クリーム』のイベント、いつもと違う環境だから、緊張して。この(撮影の)時期、盛れてた。」
「そこ(書泉ブックタワーさんのアイドル・フロア)の(鹿さんの)チェキ(付き『クリーム6月号』)完売だった。枯れてた。」
「うれしい! 当たりチェキあった? すごいがんばってポーズしたから、うれしい! この時期(に撮ったチェキ)盛れてるから、ツイッターで写真撮ってつぶやいて!」
この日は発売日なので、書泉さんの1Fの入り口の前には、開店前からチェキ付き『クリーム』をお求めの方々の行列が出来ていたのでした。
続いては、詳しくは書けませんが、なかなか目立つ格好でいらっしゃった方。
「あ、キャラが濃ゆい! 何か元気ない?」
「オレ、元気。」
「さっき並んでた時、しゃべってたでしょ? 声聞こえてた。」
「今日、髪の毛いい感じだね。」
「マスクしてるとハネ上がる。」
「すごい緊張してるんでしょ? かわいいぞかわいいぞ!」
「寝不足でハイテンション。昨日おとといは5時間睡眠。でも、ゆうべは9時間寝た。」
睡眠は大事ですね。
今度は、スーツ姿でご参加の方です。
「皆さんラフな格好だから、○○さん、すごいきっちりして見える。」
「夜勤明けで眠たい。」
「じゃあ、わたしが帰る時に○○さん、その辺で寝ているかも知れない。前回のTシャツがすごいうれしかった! あれで会社行くって。」
「いやいや。」
この方は、前回の『クリーム』のイベントの時に、いつものスーツではなく、鹿さんのTシャツを着て参加されたのでした。
次は、前回のイベントの特典の缶バッジを胸に着けて来た方。
「鹿ちゃん!」
「さっき会ったね! 何時に来たの?」
「10時。で、ヨドバシ(カメラ)に行ってたら、背の高いかわいい子が歩いてて…。」
「わたし、『遅刻する!』って、必死に歩いてた。缶バッジして来てくれてる! さすが!」
「(着替えるたびに)交換して、傷つかないようにって、けっこう大変。」
皆さん、意識が高いですね。
続いては、仕事の合間に参加されている方です。
プールでの撮影会で、鹿さんの白い肌が焼けてしまうことを心配されています。
「わたし、すぐ焼けちゃうの」と鹿さん。
「日焼け対策したほうがいいですよ。」
「紫外線の吸収がいいのかな。」
「鹿ちゃんのイメージが…。焼けないで欲しい。」
確かに、鹿さんは抜けるような白い肌が似合っていますね。
今度は、『クリーム』のご愛読者の方。
「『クリーム』さんを買ってるなら、制服好きとかですか?」
「掲載されている女の子がかわいいから。」
「かわいいですよ! アイドルさんがいっぱい載ってるので、目の保養になります!」
ありがとうございます!
鹿さんのグラビアも、もちろん眼福です!
それから、鹿さんに着て欲しい衣装のリクエストもありました。
「どういう女の子が好きなんですか?」
「民族衣装とか着られたことないですか? けっこう似合うと思いますよ。」
「アラビアとかですか?」
「アラビアいいですね!」
おお、『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』に出て来る女性のような感じでしょうか。
ぜひ見てみたいですね。
それにしても、鹿さんはご自分のことを「人見知り」とおっしゃいますが、ファンの方ときちんとコミュニケーションを図っていらっしゃると思いますよ。

撮影&お渡し会(その2)

最初は、お客様のカメラまたはスマホでの撮影です。
立派な一眼レフを駆使する方が多いですが、スマホでカジュアルに撮影する方もいらっしゃいます。
「お願いしまーす! どういったポーズがいいとかありますか?」
「おまかせで。」
次々とセクシーなポーズを繰り出す鹿さん。
さすが撮影会の数をこなされているだけあって、慣れていらっしゃいますね。
「熱中しちゃうね」とファンの方。
7冊券の方は2分間も撮影タイムがあります。
「2分って長いね。」
「わたし、人見知りなんで、長いと緊張する。」
いえいえ、撮影されている時の鹿さんは輝いていて、とても緊張されているようには見えません。
「本(『クリーム6月号』)を持っていただいて…」というファンの方のリクエストにも、「はい!」と素直に応じられます。
中には、「ビジネス・ポーズ。セクシーな感じで」という難しいご要望もありましたが。
鹿さんの編み出したポージングに、「素晴らしい! ありがとうございます!」とファンの方も大感激です。
続いては、2ショット・チェキの撮影。
通常、チェキの撮影の時は、書泉さんの看板を背中に、感染対策のアクリル板を挟んで、向かって左側にアイドルさんが立たれるのですが、鹿さんには、必ず右側に立つというこだわりがあります。
ポーズは、アイドルさんのイベントの定番、アクリル板越しに二人で手のひらを丸めて作るハートマーク。
それから、アクリル板越しの両手合わせ。
その他に今回、鹿さんが何度も作られたのは、右の手のひらを丸めて「C」の文字。
「Cream(クリーム)」のCなのだそうです。
ありがとうございます!
撮り終えたチェキの画像を見て、「今日めちゃくちゃ盛れてる!」と喜ぶ鹿さん。
ファンの方も「かわいい!」と即答します。
「言わせたかったの!」
「本心だよ。」
何でしょうか、この微笑ましいやり取りは。
5冊券・7冊券の特典「2L判生写真セット」は、「この大きな写真いいですね!」と称賛するファンの方が続出しました。
さらに今回、大評判だったのが、7冊券限定特典の特製マウスパッドです。
どうしてもマウスパッドが欲しくて7冊券を購入された方や、マウスパッドが欲しかったのに7冊券を購入できなかった方がいらっしゃいました。
「瞬殺だったよ、7冊券。」
「すごい、うれしい! わたし、最初にマウスパッドって言われて思い浮かんだのがヒワイな、胸を強調しているやつだった。」
「作ってもらわないと。」
「ね。でも、できてみたら健全なマウスパッドだった。わたし、お尻(がチャーム・ポイント)だから。」
このマウスパッドを欲しがる方が続々と。
「余ってる?」と尋ねるファンの方に、「読者プレゼント用なので。応募していただけると…」と答える編集長。
「ハガキ書いて!」鹿さんがおねだりします。
「書いてる書いてる!」と応じるファンの方。
これまた7冊券限定の特典である私物サインでは、当然のように、このマウスパッドにサイン入れをご希望される方もいらっしゃいました。
一生懸命マウスパッドにサインをする鹿さん。
「ごめんね。あんまりしゃべるのと書くのが同時にできなくて。」
いえいえ、大丈夫ですよ。
鹿さんのそのひたむきさは、きっとファンの方にも伝わっています。
「できた!」
そして、本のお渡し。
感染対策のため、下に小さな窓の開いたアクリル板越しのお渡しになります。
「JRみたい」とファンの方。
「じゃあ、大人1枚」鹿さんも乗って来ました。
「鹿児島まで!」
「ありがとうございます!」
終始、笑みが絶えないイベントです。
最後は、「気をつけて! またね!」と、手を振って優しくお見送り。
鹿さんは、口では「緊張する」とおっしゃりながらも、どこまでもファンの方のハートを癒す温かいご対応で、多くの方に愛されるのも納得です。
こうして、イベントは無事終了。
天女のような鹿さんと、熱心なファンの皆さんのおかげで、素晴らしいイベントになりました。
ありがとうございます!
出席率は何と100パーセント!
これには、関係者一同、大喜びでした。
鹿さん、ご参加下さいましたお客様、書泉ブックタワーさん、本当にありがとうございました。
当日参加できなかった方も、書泉ブックタワーさんにて、鹿さんのサイン入り『クリーム』が販売されております。
また、書泉グランデさんでも後日、販売されますので、ぜひお買い求め下さい。
今後も、『クリーム』発売記念イベントを企画しておりますので、どうぞよろしくお願いします。

【文責:販売部・大浜】